menu list買取商品 - 軽井沢 能 13年 1989
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軽井沢 能 13年 1989の高価買取致します
軽井沢 能 13年 1989のご紹介
買取参考価格 | 115000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 軽井沢蒸溜所 |
地方 | 長野県 |
地区 | 北佐久郡御代田町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 750ml/57.7度 |
箱やボトルに「能のお面」デザインをあしらった「軽井沢 能シリーズ」は、年代別でデザインが異なるシリーズとして発売されており、日本を象徴する絵柄であることから、海外のコレクターに人気を得ているボトルです。
長野県で生まれた「軽井沢」ブランドのウイスキーは、2012年の蒸留所閉鎖とともに終売となりました。
その希少性と品質の高さが再評価されたこと、また近年のジャパニーズウイスキーブームの影響によって人気が高まり、今では非常に入手困難な銘柄のひとつとなっています。
中でもこちらの「軽井沢 能 13年 1989」は、アメリカ市場限定で発売された大変レアな1本となっており、容量も国内産より50ml多くなっているのが特徴です。
軽井沢 能 13年 1989の歴史
海外での評価が高いジャパニーズウイスキー
■ ジャパニーズウイスキーの歴史を作り上げた人たち
ジャパニーズウイスキーの歴史を語るうえで欠かすことのできない人物といえば、ジャパニーズウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝と、竹鶴と同じ大正時代に本物のウイスキー造りに情熱を燃やした、サントリー創業者・鳥井信治郎です。
この2人による功績は、現在も国産ウイスキーとして大人気のサントリーの角やニッカウヰスキーのさまざまな銘柄からも明らかですが、あまり知られていない中にも、ジャパニーズウイスキーの立役者は存在します。
竹鶴に本物のウイスキー造りの技術を学ばせたのは、当時洋酒業界のドンといわれた摂津酒造の社長の阿部喜兵衛と、合成清酒の工業生産の祖と呼ばれる専務の岩井喜一郎が、竹鶴に白羽の矢を立てたからです。
岩井喜一郎は合成清酒造りで歴史にその名を刻み、その子孫が現在、竹鶴が学んできたウイスキー造りを基礎としてマルスウイスキーを経営しています。
国産ウイスキーの歴史を語るにおいて、常に名前が挙がる竹鶴と鳥井のほかにも、日本に本物のウイスキーをもたらしたいと考えていた人が存在したのです。
時は大正、洋酒がまだまだ理解されていなかった時代の先駆者たちといえます。
■ 歴史の中に埋もれた蒸溜所
日本のウイスキーの父と呼ばれた竹鶴政孝は、自らが学び、心のふるさとと感じていたスコットランドに似た余市という地を見つけ、余市蒸溜所でウイスキー造りに取り掛かります。
先んじてウイスキー造りを始めていた鳥井は、京都府と大阪府のちょうど堺に位置する山崎の地が、気象条件としてウイスキー造りに適していることと、何より名水が湧き出ることに惹かれ、竹鶴よりも先に山崎蒸溜所を造っています。
この山崎蒸溜所で竹鶴は仕事をしていますので、商人の子として生まれた鳥井は商人の才覚を活かして国産ウイスキー造りに成功したといえます。
一方の竹鶴政孝は技術者ですので、こだわり抜いた本物のウイスキーを余市で生み出しました。
2人のアプローチは異なれど、双方ともに甲乙付けがたいウイスキーを造り出しました。
その後、サントリーは山梨県に白秋蒸溜所を、ニッカウヰスキーは宮城県仙台市に宮城峡蒸溜所を造り、それぞれで異なる味わいのウイスキーを造っています。
数多くの苦労を乗り越えながら、現在もウイスキー造りを続ける2大ウイスキーメーカーとは違い、上質のウイスキーを造りながらも時代の波に飲み込まれて歴史から姿を消してしまった蒸溜所があります。
それが、軽井沢にあった大黒葡萄酒が造った軽井沢蒸溜所です。
のちにメルシャンが買収し、ワインとともにウイスキーの製造・販売を行っていたものの、2012年をもって蒸溜所は閉鎖、原酒もすべて売りに出されました。
■ キリンのウイスキーとの比較
軽井沢蒸溜所は1956年にウイスキー造りを始めていますが、オーシャンと名を変えた大黒葡萄酒を買収したメルシャンを2007年に傘下に収めたキリングループは、1972年に富士御殿場にウイスキー蒸溜所を設立し、英国のシーバスブラザーズ社と米国のシーグラム社とともに、日本人向けのウイスキー造りに取り掛かります。
2007年に大黒葡萄酒改めてオーシャンを買収したメルシャンを傘下に収めるにあたって、ウイスキーは必要なかったことから軽井沢蒸溜所も閉鎖となってしまいましたが、現在のウイスキーファンたちの目には、キリンが富士御殿場蒸溜所から造り出すウイスキーよりも、軽井沢蒸溜所で造られたウイスキーのほうが上質と映っているのではないでしょうか。
ブランドシリーズとして造られた軽井沢のラインナップからは、海外で高い評価を受けて賞を受賞したものも多くあり、継続しての蒸溜所運営を却下したキリンに対してもったいないことをしたと思っている人も少なくないでしょう。
それほどに、非常に高い評価を受ける上質なウイスキーを造る蒸溜所がかつて存在したことを思うと、やはり残念な気がするのも無理はありません。
■ 海外向けコレクターに向けた逸品
軽井沢 能 13年 1989は、アメリカ市場向けに限定で発売されたとあって、かなりのレアものなのが特徴です。
日本の伝統芸能である能をモチーフにしたラベルは海外で特に人気とあって、その多くが完売しています。
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