menu list買取商品 - 軽井沢 能 23年
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軽井沢 能 23年の高価買取致します
軽井沢 能 23年のご紹介
買取参考価格 | 210000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 軽井沢蒸溜所 |
地方 | 長野県 |
地区 | 北佐久郡御代田町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 700ml/63.9度 |
箱やボトルに「能のお面」デザインのラベルをあしらった「軽井沢 能シリーズ」です。
こちらの「23年」のほかに、13年や28年など年代別でデザインが異なるシリーズとしてリリースされており、日本を象徴する絵柄であることから海外のコレクターに大変人気のあるボトルでもあります。
かつてメルシャンが所有していた軽井沢蒸溜所は、2012年に完全閉鎖となり、その後2度と造れない幻のウイスキーとしての希少性と品質の高さが再評価されたこと、また近年のジャパニーズウイスキーブームの影響によって人気が高まり、今では非常に入手困難な銘柄となっています。
軽井沢 能 23年の歴史
大正時代に始まった日本のウイスキーの歴史
■ ジャパニーズウイスキーの礎を築いた2人の人物
日本で本物のウイスキーを造りたい、本物のウイスキーのおいしさを知ってほしいと熱望し、その生涯をウイスキー造りに捧げた国産ウイスキーの生みの親といえば、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝です。
竹鶴政孝よりも年上で、米問屋の商人の子として育ったサントリー創業者の鳥井信治郎もまた、まがい物がウイスキーとして出回っている現実に苦い思いを感じていました。
商人としてウイスキーを広めた鳥井信治郎と、職人としてウイスキーを造った竹鶴政孝の2人のうち、製造技術を学んできた竹鶴政孝の存在がなければ、今日のジャパニーズウイスキーはないといわれます。
けれど、竹鶴政孝をサントリーの前身である寿屋洋酒店に呼び、ウイスキー造りの主任技師を任せた鳥井信治郎の存在がなければ、竹鶴政孝が自らの蒸溜所を造ろうとは思わなかったかもしれません。
折りが合わずに別れた2人でしたが、それぞれの功績を称えて互いに切磋琢磨し合っていたのではないでしょうか。
2人が本物のウイスキーを目指して情熱を傾けていたのは、大正時代のことですから、日本のウイスキーの歴史はもはや長いといっても過言ではありません。
■ 再燃のブームを造ったのは竹鶴政孝
2014年にNHKが朝の連続テレビ小説で「マッサン」というドラマを制作しました。
実際にマッサンと呼ばれた竹鶴政孝を妻のリタ(作中ではエリー)の目線から描いたドラマで、2人の生きざまが多くの人の共感を呼んだのです。
このドラマがきっかけとなり、日本にウイスキーブームが再燃します。
バブル期には高価なワインやシャンパンが好まれ、バブル崩壊後は経済的に飲める焼酎が人気だった日本に、高度経済成長期に成功のステイタスとなっていたウイスキー熱を燃え上がらせることになったのです。
「マッサン」効果とハイボールブームが重なり、ニッカウヰスキーでは品不足が続いていましたが、このほど原酒の増産を決め、とりやめていた24時間稼働を再開させることにしました。
それほどにウイスキーが好まれるようになった今、二度とお目にかかることができない上質のウイスキーを造っていた蒸溜所のウイスキーに注目が集まっています。
■ 今はなき軽井沢の蒸溜所
スコットランドに似た冷涼な気候と気温の差で生じる霧、さらに上質な湧き水の3つの要素に、蔦で覆われた木造の貯蔵庫という珍しい熟成環境を持っていた蒸溜所が、軽井沢にあった軽井沢蒸溜所です。
創業はワインの生産を行っていた大黒葡萄酒ですが、後にメルシャンが買収し、1956年に大黒葡萄酒から始まったウイスキー造りは、1962年からはメルシャンが引き継ぎました。
メルシャンが手掛けたウイスキーは、大黒葡萄酒が造った蒸溜所の条件が非常によかったことや熟成されたモルト原酒が豊富にあったことから、買収した時点で上質のウイスキーを造れたことによって、世界的にも非常に高い評価を受けたのです。
軽井沢蒸溜所の名を取って軽井沢と名付けられたウイスキーは、竹鶴政孝のニッカウヰスキーや鳥井信治郎のサントリーほどの知名度はありませんでしたが、ウイスキーファンにとっては外すことのできない逸品でした。
メルシャンがキリングループに買収されることになった2007年には、2010年をもって蒸溜中止と決まり、2012年で蒸溜所の閉鎖とすべてのウイスキーの販売が終了しました。
見つけることができたらまさにお宝となるウイスキーだけに、終売が惜しまれる蒸溜所です。
■ 絵柄も含めて上質なジャパニーズウイスキー
軽井沢 能 23年は、今はなき軽井沢蒸溜所で造られていた上質なウイスキーの箱やラベルに、日本のウイスキーであることがひと目でわかる能の面をデザインしているとあって、海外の日本好きなコレクターから注目されているシリーズです。
ウイスキーそのものの上質さはもちろんですが。
この23年もののほかにも年代ごとにデザインを替えつつ、能というコンセプトは一貫していることから、シリーズで集めたいと考えるコレクターが後を絶たないからです。
ウイスキーの新たな歴史が刻まれ始めた今、二度と造られることのない軽井沢に熱い視線が集まっています。
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