menu list買取商品 - 軽井沢 能 28年
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
軽井沢 能 28年の高価買取致します
軽井沢 能 28年のご紹介
買取参考価格 | 350000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 軽井沢蒸溜所 |
地方 | 長野県 |
地区 | 北佐久郡御代田町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 700ml/57.2度 |
箱やボトルに「能のお面」デザインをあしらった「軽井沢 能シリーズ」です。
こちらの「28年」のほかに、13年や31年など年代別でデザインが異なるシリーズとしてリリースされており、日本を象徴する絵柄であることから海外のコレクターに大変人気のあるボトルでもあります。
かつてメルシャンが所有していた軽井沢蒸溜所は、2012年に完全閉鎖となり、その後2度と造れない幻のウイスキーとしての希少性と品質の高さが再評価されたこと、また近年のジャパニーズウイスキーブームの影響によって人気が高まり、今では非常に入手困難な銘柄となっています。
軽井沢 能 28年の歴史
スコッチウイスキーの本場・スコットランドに似た場所合った今はなき蒸溜所
■ 創業はワイン製造社
1952年に創業した大黒葡萄酒は、ワイン製造を行いながら塩尻でウイスキーの製造も行っていました。
本格的にウイスキー製造を行うために軽井沢農場に造ったのが軽井沢蒸溜所で、1955年のことです。
この蒸溜所には世界的にも珍しい木造の貯蔵庫があり、しかもこの貯蔵庫は一面蔦で覆われていました。
蔦で覆われた木造の貯蔵庫は、温度と湿度の状態を一定に保つ効果に優れ、この2つは上質のウイスキーを生み出すのに非常に神経を使う条件であったために、それが苦もなくできたことに銘酒を生み出す条件が地理的に整っていたと言わざるを得ません。
木造の貯蔵庫には多くの原酒が眠り、そのすべてが上質なものばかりでしたが、そこにはシェリー樽で熟成させるという徹底的なこだわりもあって、まさに軽井沢蒸溜所にしか造れないウイスキーだったのです。
■ 会社の歴史と変遷
1956年の生産開始から1962年にメルシャンに買収されるまで、大黒葡萄酒から社名を改めてたオーシャンは、ウイスキー造りを続けます。
オーシャンを買収したメルシャンは日本屈指の国産ワインの製造を手掛けていましたが、オーシャン買収にあたっては、ウイスキー造りもそのまま続けたのです。
メルシャンによって買収されたとして知られるオーシャンですが、実はメルシャンもオーシャンもグループ傘下として加えられたという経緯があります。
その大元は、味の素の創業者・鈴木鈴木三郎助の次男・鈴木忠治が興した三楽酒造株式会社でした。
ワインにウイスキーと幅広い洋酒事業を傘下に収めた鈴木は、サントリーに続く形で総合洋酒メーカーへと変貌を遂げます。
1980年代に訪れた酎ハイブームに乗ってリキュールの生産にも積極的で、さまざまな洋酒を手掛けていたメルシャンの親元だった三楽酒造株式会社は、1990年に株式会社メルシャンと名を変えています。
長年強い実権を持つ鈴木一族によって経営されてきたメルシャンですが、味の素で起こった利益供与事件から一族経営からの脱却を図る必要があると考えた当時の味の素の社長だった江頭邦雄により、キリングループの傘下に入ることになりました。
これによって、ワインの製造は続けるものの、独自の蒸溜所を富士御殿場に持っていたキリンにとって、メルシャンのウイスキーは必要なく、軽井沢蒸溜所は閉鎖と決まったのです。
■ 閉鎖してから訪れたウイスキーブーム
軽井沢蒸溜所が閉鎖されたのは2012年のことで、木造の貯蔵庫の中に眠っていたすべての原酒が手放されました。
オークションでは驚くほどの高値が付いたことからも、世界中のウイスキー愛好家がその品質を高く評価していたことがわかります。
現在は軽井沢蒸溜所の原酒を手に入れたボトラーから限定リリースによるウイスキーが造られているため、もしも原酒が軽井沢蒸溜所のものだとなったら、今はなき蒸溜所と優れた貯蔵庫で造られた原酒の片鱗が味わえるウイスキーとなるでしょう。
2012年にはポットスチルは解体され、貯蔵していた原酒もすべて売却されていただけに、2014年に放送されたドラマ「マッサン」が人気を博したことでブームに火が付いたウイスキーファンたちの間で、幻の銘酒として軽井沢が知られるようになったのは自然な流れだったといえます。
■ インパクト抜群のジャパニーズトラディション
日本の伝統芸能である能をモチーフに、軽井沢能シリーズとしてメルシャンから発売されたうちの一つが、軽井沢 能 28年です。
ボトルや箱に日本の伝統芸能である能の面をあしらうという発想から生まれたこのシリーズは、発売されるたびにデザインが異なるとあって、多くのコレクターから好まれました。
日本の伝統を好む海外にコレクターが多いのが特徴で、インパクトを与えるには十分なジャパニーズトラディションの要素を、ボトルと箱という外側に盛り込みましたが、軽井沢の魅力はそれだけではありません。
大切に熟成された原酒だけが造り出せる上質のウイスキーが入っていることが、ボトルのデザインをより魅力的にしているのです。
- 買取商品検索