menu list買取商品 - 軽井沢 能 29年
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軽井沢 能 29年の高価買取致します
軽井沢 能 29年のご紹介
買取参考価格 | 250000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 軽井沢蒸溜所 |
地方 | 長野県 |
地区 | 北佐久郡御代田町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 700ml/58.8度 |
箱やボトルに「能のお面」デザインをあしらい、欧州限定でりリリースされた「軽井沢 能シリーズ」です。
長野県が育んだ個性の強さが魅力のボトルはウイスキー好きの嗜好を満足させる至極の味わいに仕上がっています。
2012年に閉鎖された軽井沢蒸溜所で生み出されたウイスキーは、二度と造られることがない幻のジャパニーズウイスキーとして、オークションでは特に高い人気を得ています。
希少性と品質の高さが再評価されたことに加え、近年のジャパニーズウイスキーブームの影響によって価格も急騰し、今では品薄で非常に入手困難な銘柄となっています。
軽井沢 能 29年の歴史
蒸溜所閉鎖が惜しまれる隠れたジャパニーズウイスキーの銘酒
■ 国産ウイスキーといえば2大巨頭
日本におけるウイスキー人気とそのシェアは、サントリーとニッカウヰスキーが8割以上を占めているとされています。
現在、ニッカウヰスキーはアサヒグループ傘下に入り、ニッカウヰスキーの名を残しながらアサヒグループの中でウイスキー事業を担当しています。
サントリーは独立採算制の企業として、ビールやその他の洋酒を幅広く手掛けて成功しています。
サントリーの前身である寿屋洋酒店の創業者・鳥井信治郎は、大正時代に似ても似つかないしろものがウイスキーと呼ばれていることに業を煮やしていました。
さらに、日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝の勤務先であった摂津酒造の社長の阿部喜兵衛が、いつまでも模造品をウイスキーとして売り続けるわけにはいかないという、日本のウイスキーを取り巻く現状に憂いを抱いていたのです。
阿部喜兵衛は入社して1年にも満たないながら、技術者として研究室にこもり、時には店頭に立って洋酒造りにいそしむ竹鶴政孝を見て、スコットランドに行ってウイスキー造りを学べるとしたら竹鶴以外にいないと白羽の矢を立てます。
これに感動した政孝は、単身スコットランドに赴き、ポットスチルによるスコッチウイスキーの製造技術を学び取って帰ってきたのです。
鳥井信治郎は、スコッチウイスキーの権威であるムーア博士に教えを請いに行き、そこで竹鶴政孝のことを知らされます。
すぐに竹鶴に会いに行った鳥井もまた、本物のウイスキーを造りたいと熱望していたとあって、現在のジャパニーズウイスキーがサントリーとニッカでほぼ占められているのはむしろ当然といえるでしょう。
■ 実は隠れた銘酒を造り出す蒸溜所があった
鳥井と竹鶴が情熱を傾けたのは大正時代のことですが、昭和になってから銘酒を造る蒸溜所が誕生しました。
それが軽井沢にあった軽井沢蒸溜所です。
過去形になっているのは、今はもう蒸溜所はなく、当時ここに蒸溜所があったことを示すポットスチルのモニュメントだけが残されています。
軽井沢蒸溜所はワイン製造を手掛けていた大黒葡萄酒が1955年に造ったもので、蒸溜所設立以前からウイスキー製造を手掛けていたために、1956年からのウイスキー生産開始時にはすでに原酒を持っていたと考えられます。
後に社名をオーシャンと改めて、主要ウイスキーの銘柄名にもオーシャンが用いられていました。
スコッチウイスキーの本場であるスコットランドに似た場所を探し求めて余市にたどり着いた竹鶴政孝と同じく、軽井沢の気候もまた、スコットランドに非常によく似ていたのです。
大黒葡萄酒が竹鶴政孝のように熱心にウイスキーの蒸溜及び熟成場所を探し求めたかどうかは定かではありませんが、軽井沢蒸溜所建設前からウイスキーの製造を行っていただけに、蒸溜所を建設する場所に何が必要かはわかっていたのでしょう。
だからこそ、メルシャンに買収されるまでの間から、買収された後はメルシャンによって上質のウイスキー造りができたのです。
その味わいは海外で高く評価され、多くの賞を受賞したことからもわかるように、今も続いていればサントリーとニッカに追随する上質のジャパニーズウイスキーメーカーになっていたかもしれません。
■ コレクターにとってはたまらない魅力を持つウイスキー
軽井沢 能 29年は、ボトルやボックスに能のお面をあしらった独特のデザインが人気のウイスキーで、発売された年ごとにラベルデザインが違うとあって、コレクター要素に秀でているのが特徴です。
軽井沢蒸溜所の名を冠しただけあって、ウイスキーの出来栄えはまさに逸品といえますが、29年は特に個性の強い味わいに仕上がっています。
日本でのウイスキーブームから、かつて軽井沢に蒸溜所があり、そこで造られていたウイスキーが非常に上質だったことを知った新しいウイスキーファンにとっては、斬新なボトルのコレクションとともに、そのウイスキーの味も堪能してみたい逸品です。
二度と造られることのないウイスキーだけに、コレクター魂に火をつける幻のジャパニーズウイスキーとも呼ばれています。
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