menu list買取商品 - 軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1979年
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軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1979年の高価買取致します
軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1979年のご紹介
買取参考価格 | 137000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 軽井沢蒸溜所 |
地方 | 長野県 |
地区 | 北佐久郡御代田町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 700ml/59.9度 |
「軽井沢 VINTAGE1979年」は、シェリー樽で長期熟成され、ジャパニーズモルトの味わいを完璧な形で表現したシングルカスクです。
熟成年数33年とは思えないほどフレッシュな鮮やかさで、ドライフルーツやプルーン、シェリーを思わせる芳醇な香りと、キャラメルのような甘さにカカオやオレンジピールの味わいがバランスよくまとまった芳醇な香りが溢れ出します。
2000年に製造を終了し、2012年に完全に閉鎖してしまった長野県・軽井沢蒸溜所で生まれたこの銘柄は、もう二度とつくられることがないため「幻のシングルモルト」と呼ばれるようになり、今ではその希少性から中古市場でも高価格でやりとりされています。
軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1979年の歴史
日本におけるウイスキーのブームと歴史
■ 歴史は繰り返す
1848年にドイツの経済学者・哲学者であり革命家でもあったカール・マルクスによって語られた歴史は繰り返すという言葉は、誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
正確には、「歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。」で、アメリカの小説家であるマーク・トウェインもまた「 歴史は、同じようには繰り返さないが韻を踏む。」といった言葉を残しています。
戦争といった人による最大の過ちが繰り返されることは避けなければなりませんが、歴史は繰り返すの部分だけを取れば、流行にも当てはまる言葉です。
日本では寿屋洋酒店、のちにサントリーと名を変えた創業者の鳥井信治郎と、1918年(大正7年)にスコットランドに単身留学し、本物のウイスキー造りを学んで帰ってきたニッカウヰスキー創業者にしてジャパニーズウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝の2人が、大正という時代にウイスキー造りに奔走します。
その結果、1937年(昭和12年)にサントリーが大ベストセラーとなる角瓶を発売し、日本にようやく本物と呼べるウイスキーが誕生したのです。
ニッカウヰスキーの第一号は1940年(昭和15年)になりますが、2人の情熱が確かに日本に上質のウイスキーをもたらしたといえます。
そんなウイスキーが日本で一躍ブームになったのは、昭和30年代のことで、1946年(昭和21年)、戦禍を逃れて生き残った原酒トリスウイスキーを販売した寿屋によって、ブームに火が付きました。
当時の人気は現在と同じハイボールで、平成から令和へと続くハイボールブームは、まさに歴史を繰り返していることがわかります。
■ 高級ウイスキーのブーム
1990年代に入ると、若者の間にウイスキーの水割りやロックを飲むのが格好よいというブームが巻き起こります。
それまではおじさんのお酒というイメージだったウイスキーのコマーシャルに、木村拓哉さんや岡田准一さんら人気アイドルが起用されたためです。
しかも、彼らが宣伝していたのはこぞって高級ウイスキーだったため、ハイボールではなく静かに楽しむ水割りやロックが好まれたというわけです。
その後、日本は失われた20年と呼ばれる長引く不況の時代に突入し、お湯や水で割って経済的に飲める焼酎にブームが起こります。
ウイスキーにおいては焼酎同様に経済的に飲めて、スカッとした気分になれるという理由から、再びハイボールが人気となりました。
いまだに続くハイボールブームでウイスキーが品薄状態になる現象まで起こっているのですから、まさに歴史は繰り返されているといえるでしょう。
ウイスキーメーカーの再編も進み、メルシャンが発売していた軽井沢蒸溜所で造られていた高級ウイスキーの軽井沢は、2012年の蒸溜所閉鎖によってもはや二度と造られることのないウイスキーになってしまいます。
ウイスキーファンの間では、軽井沢を飲んでみたいという声が多く聞かれるようになり、叶うことならば蒸溜所の復活という形で歴史が繰り返されてほしいものです。
■ ヴィンテージにはヴィンテージの理由がある
軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1979年は、軽井沢蒸溜所のこだわりの一つであるシェリー樽によって長期熟成されており、ゴールデンプロミス種麦芽という原料にもこだわって生まれた、繊細なジャパニーズモルトの味わいが楽しめるのが特徴です。
その味わいは、シングルカスクをこれ以上ない完璧な形で表現したともいわれています。
熟成年数は33年とかなりの長さですが、33年も熟成されていたとは思えないフレッシュな鮮やかさも特徴です。
ドライフルーツやプルーンに、シェリー樽熟成ならではの芳醇な香りが生まれ、味わいはキャラメルのような甘さと、カカオにオレンジピールが感じられますが、そのすべてが非常にバランスよくまとまっているだけに、開栓したときの芳醇な香りはまさにあふれ出すという表現がピッタリです。
今はなき蒸溜所が造った傑作だけに、幻のシングルモルトと呼ばれるだけのことはある上質なウイスキーです。
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