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大吟醸の世界を追求した菊姫が贈る逸品の吟醸酒

■菊姫の伝統技術の粋が結集して生まれた

菊姫 吟醸酒 吟 720mlは真の大吟醸酒を数多く世に送り出している、石川県白山市の酒造メーカー菊姫が手掛けた吟醸酒です。
鑑評会で多くの賞を受賞してきた実績を誇る菊姫は、あくまでもどこまで旨い吟醸酒が造れるかということにこだわりました。
そして菊姫が持つ技術のすべてをつぎ込んで醸しあげた結果、誕生したのがこの菊姫 吟醸酒 吟 720mlで、大吟醸を思わせる吟醸酒を超えた超吟醸酒ともいうべき逸品となっています。
菊姫 吟醸酒 吟 720mlは吟醸酒らしさの吟味を存分に堪能できるのが魅力で、なめらかな口当たりとのど越しのよさ、そして落ち着きのある味わいは大吟醸に勝るとも劣りません。
発売当初は吟醸酒としてはかなり高価だったことから見向きもされませんでしたが、菊姫は飲んで旨い酒は必ず日の目を見ると信じて疑いませんでした。
その信念通り、菊姫 吟醸酒 吟 720mlの美味しさは徐々に人々の間に浸透し、今では菊姫が誇る逸品として多くの日本酒ファンに愛されています。

■吟醸酒造りならどこにも負けないという誇り

白山菊酒（はくさんきくさけ）の一つである菊姫は、創業が1570年という大変歴史と伝統のある酒蔵です。
1967年（昭和42年）、菊姫は初めて出品した全国新酒鑑評会において金賞を受賞するという栄誉に輝き、それ以降の23年間連続して賞を受賞するほどの高い酒造技術を誇ります。
菊姫が手掛ける日本酒には吟醸酒や純米酒、山廃仕込みから普通酒までと幅広く、米焼酎の加州劒も菊姫の銘柄の一つです。
多くの吟醸酒は元を辿れば鑑評会に出品するためや利き酒として生まれたもので、香りの強すぎる酒が多くありました。
それらの吟醸酒は最初のひと口ふた口は美味しく飲めるものの、香りが強いため次第に飲みにくくなってきます。
しかしそんな吟醸酒でも、真の旨い酒としてどこまで洗練させられるかという点にこだわったのがほかならぬ菊姫でした。
そして鑑評会云々ではなく、大吟醸を超えるほどの吟醸酒造りのために持てる伝統技術の粋を極め、ついに誕生したのが菊姫 吟醸酒 吟 720mlだったのです。
菊姫では吟醸酒であろうとなかろうと、飲んで旨い酒造りが信条であり理念であると考えます。
菊姫 吟醸酒 吟 720mlが受け入れられるまでの時間、杜氏たちは製造技術の向上に取り組み伝統の技を継承しながら、吟醸酒造りで菊姫はどこにも負けないという強い思いを抱き続けました。
その自負は今も菊姫に脈々と受け継がれ、多くの日本酒愛飲家に支持されています。

■日本酒の味はどうやって決まるのか

日本酒は甘口が好きな人と辛口が好きな人に分かれますが、この甘口辛口とは一体何を基準にしているのでしょうか。
まず日本酒の分析値の一つである日本酒度と呼ばれるものがこの甘口と辛口を決める指標となっており、酒中に含まれる糖分などのエキス分の数値を表しています。
甘口は－（マイナス）、辛口は＋（プラス）と表現するのが一般的です。
日本酒は酒の中に含まれるエキス分が多いほど比重が重くなるため、日本酒度はマイナス側になります。
その結果できあがるのは甘口の酒で、エキス分が少なく比重が軽くなった場合は日本酒度がプラスの辛口の酒となります。
しかしながら日本酒にはほかに酸が入っているため、糖分などのエキスだけが甘辛度を決めるわけではありません。
たとえばお酒には乳酸やコハク酸、クエン酸にリンゴ酸などさまざまな酸が含まれており、これらの酸度が高くなると辛口のお酒と感じることがあります。
また使用される糖の種類が違うとエキス分が同じでも甘味が強くなる場合や日本酒の熟成期間と度合いによっても甘辛度は変わってしまいます。
加えていうなら飲む人の味覚も千差万別で、一人として同じ味覚の人は存在しません。
ですのでまったく同じお酒を飲んだとしても、ある人は甘口だと感じ、別の人は辛口と感じるのはそのためです。
菊姫では甘辛度は自らの舌で味わい、感じたままでいいと考えます。
良質の米と麹を使い、丹念に造り上げた酒には旨味がしっかりと醸し出されています。
日本酒に溶け出しているさまざまな成分は複雑かつ深い味わいであるため、それらをじっくりと味わうのも日本酒の醍醐味だからです。