menu list買取商品 - 菊姫 純米酒 金劒 720ml
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菊姫 純米酒 金劒 720mlの高価買取致します
菊姫 純米酒 金劒 720mlのご紹介
買取参考価格 | 1000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 菊姫合資会社 |
地方 | 石川県 |
地区 | 白山市 |
分類 | 純米酒 |
タイプ | 720ml/15度以上16度未満 |
米の柔らかな旨みや甘みが生きたやさしい味わいの純米酒「金劒(きんけん)」は、甑起こし(こしきおこし)に参拝する石川県鶴来町の金劔宮(きんけんぐう)にあやかり命名された菊姫の女酒です。
男酒と呼ばれる「山廃純米」の濃醇で力強く酸味の効いた菊姫らしい味わいとは正反対に、ふっくらと柔らかい風味が特徴となっています。
ナッツやカラメルのような香りにやや甘めのソフトな口当たりで、米の芯から旨味を引き出しているような凝縮感がすばらしく、お燗でいただくと酸味が増して喉にスッと溶け込む美味しさです。
菊姫 純米酒 金劒 720mlの歴史
神様と日本酒の興味深い歴史
■神の国・日本の歴史
日本の歴史を紐解くにあたって、日本神話を読むと非常に興味深いことでしょう。
はるか昔、天上にある高天原(たかまがはら)には神様たちが住んでいて、その神様たちが下界を見たところ、海の上にはどろどろした、あるいはふわふわとしたものが浮いている状態で、まったく固まっていなかったとされています。
そこで神様の中でもとりわけ偉い神様たちが集まって相談をし、このままにしておくわけにはいかないと2人の神様を派遣することにします。
これが、誰もがその名を聞いたことがある、イザナギノミコトとイザナミノミコトです。
神様たちは2人に天沼矛(あめのぬぼこ)という大きな槍を渡して、これで下界をしっかりと固めてくるようにと命じます。
イザナギ、イザナミの2人の神様は天沼矛を持ち、高天原から地上へとつながる天浮橋(あめのうきはし)の上から下界のどろどろをかき混ぜて天沼矛を引き上げたところ、槍の先からぽたぽたとしずくが落ち、みるみるうちに固まっていきました。
この時にできた最初の島が淡路島とされており、この島でイザナギ、イザナミの2人の神様は結婚します。
その後、さまざまな塊を作っていった結果、生まれたのが日本列島であると日本神話は語っています。
■神様への信仰から必要だったお酒
古代から、人々は何らかの方法でお酒なるものを手に入れていました。
稲作で米を作り、そこから酒を造るようになる以前は、穀物を使って発酵させ、お酒を造っていたのです。
お酒を飲むと血中に入って体中を巡り、意識が高揚することから、人々はお酒は神様の領域へと近づける不思議な飲み物であると考えていました。
今でも神事にお酒が欠かせず、神様に捧げるお酒をお神酒と呼ぶのは、お酒を飲むことによって起こる体の不思議な変化は、神様の力に相違ないと考えたからでしょう。
そんな昔の人々の気持ちは、アルコールが及ぼす作用がはっきりわかった現代人にも大いに理解できるところです。
仏教が伝来した538年の大和時代にはすでに、神様にお願いごとをするにあたって不可欠なお酒、いわゆるお神酒として造られるようになりました。
■酒造りの神様を祀る神社
神社で酒の神様を祀っているところとしてよく知られているのが、京都市にある松尾大社と梅宮神社です。
松尾大社では大山咋神(おおやまくいのかみ)を、梅宮神社では酒解神(さけとけのかみ)と酒解子(さけとけのみこ)を祀っています。
また、奈良県大和市にある大和国一之宮三輪明神大神神社もよく知られており、こちらは大物主神(おおものぬしのおおかみ)を祀っています。
多くの酒蔵は専用の祠を建て、神様に原料となる良い米が収穫できるよう五穀豊穣を願い、自然に敬意を表し、そして神様に感謝する神事を、毎年酒造りを開始する前に行います。
ただ、日本ではこうした酒造りに特定した神事に限らず、あらゆる神様に対して行うさまざまな神事に共通すると言っていいでしょう。
イザナギ、イザナミの神様のお話は、最後はとても悲しい結末になるのですが、その過程は愛に満ちたものです。
そんな日本神話を辿りながら神事とお酒の歴史をリンクさせてみるのも、日本酒好きにとって興味深いものとなるのではないでしょうか。
■神事に由来する菊姫の純米酒
歴史ある酒蔵のほとんどは、毎年酒造りを開始するにあたって神様にお参りをしてから、その年の酒が良いものになるようにお願いして酒造りを開始します。
石川県白山市にある450年も前から酒造りをしてきた菊姫合資会社でも、この神事を執り行って酒造りをしてきました。
菊姫 純米酒 金劒(きんけん)は、甑起こし(こしきおこし)と呼ばれる酒造りの開始にあたって、杜氏や蔵人たちが参拝する石川県鶴来町の金劔宮(きんけんぐう)にあやかって命名された純米酒です。
米のやわらかな旨みや甘みが生きたやさしい味わいの純米酒で、ぽってりとした口当たりと、上品な味わいの酒を女酒と呼ばれますが、菊姫では特に純米酒が女酒に仕上がっているのが特徴です。
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