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貴重なモルトを使った贅沢なノッカンドゥ 1979 エクストラ オールドリザーブ

■良質な仕込み水が採れる地に誕生した蒸溜所

ノッカンドゥ蒸溜所で製造した希少なシングルモルトウイスキーと言えば、ノッカンドゥ 1979 エクストラ オールドリザーブを忘れてはいけません。
1898年にスコットランドのスペイサイドにジョン・トンプソンによりノッカンドゥ蒸溜所が設立され、その後丁寧に製造された価値あるウイスキーとして口コミでも高い評価を集めています。
ノッカンドゥ蒸溜所は1898年に設立されたものの初めてノッカンドゥの商品が発売されたのは、創業からかなりの年数が経過した1979年でした。
製造から発売までに多くの年数を費やしただけでなく、発売本数も限られていたため、大変貴重な存在となっています。
もともと、スペインやイタリアで人気を集めていたウイスキーでしたが、現在では日本をはじめ世界各国で多くのファンを獲得しています。
ノッカンドゥ蒸溜所は、ゲール語で小さな黒い丘という意味を持ち、自然豊かな丘の上に佇んでいます。
近隣には、ノッカンドゥ蒸溜所のほかにもタムデュー蒸溜所などもあり、ウイスキー造りに励む土地としても知られていました。
近隣には、スペイ川が流れており、自然豊かな地に現在においても昔と変わらず蒸溜所が構えられています。
ノッカンドゥ蒸溜所の近隣に数多くの蒸溜所が存在する大きな理由として、上質な水が採れることが挙げられるでしょう。
深い味わいを生み出すのに欠かせないといわれるカードナックの泉が仕込み水に使用されています。
こちらの仕込み水は、良質なのはもちろんのこと軟水となっており、口当たりがまろやかなのが特徴です。
もちろん、原料として使用されている大麦も厳選されたものを選び丁寧に管理されています。
ノッカンドゥ蒸溜所では、製造法にもこだわるのはもちろんのこと、使用する機器にも妥協していません。
特徴的な形をした初留釜や再留釜を計4つ用意し徹底した管理のもと、丁寧に製造することで上質なシングルモルトウイスキーを誕生させることに成功しました。

■昔から変わらない丁寧な製造とノッカンドゥのこだわり

ノッカンドゥ蒸溜所では、伝統的な製造法の一つであるヴィンテージスタイルにこだわっているだけでなく、バーボン樽とシェリー樽の比率にも注意しながら熟成されています。
一般的なウイスキーは、さまざまなモルトをブレンドして風味を豊かにしていますが、ノッカンドゥは単一シーズンのモルトのみを使用し瓶詰めしているのです。
そのため、大量に製造しリリースすることはできません。
多くの酒造会社では、製造スピードを重視していますが、ノッカンドゥは回転率を上げることよりも上質な仕上がりを実現することに何よりもこだわっていました。
ノッカンドゥ 1979 エクストラ オールドリザーブはもちろんのこと、他銘柄においても厳選したモルトのみを使用したこだわりが詰まった貴重なウイスキーといえます。
そのため、贅沢な味わいを楽しみたいという方を満足させてくれることでしょう。
シングルモルトならではの風味を活かすためにバーボン樽を約90％の割合で管理しているのも特徴です。
シングルモルトの香りが付きすぎないようにするために、シェリーカスクの使用を控えめにして熟成されています。
ノッカンドゥ蒸溜所で製造しているウイスキーは、ほかでは全く見られない個性的な味わいを楽しめるといっても過言ではありません。

■ノッカンドゥ 1979 エクストラ オールドリザーブの個性的な味わい

ノッカンドゥ 1979 エクストラ オールドリザーブは、1979年に蒸溜されました。
その後、1994年に瓶詰めされた現在でも高い人気を集めるシングルモルトウイスキーです。
ノッカンドゥ蒸溜所で大切に製造された原酒を使用し、モルト原酒のみで製造されているのもノッカンドゥのこだわりです。
甘みと同時に渋さも味わうことができ、個性的な味わいや風味が楽しめると評判です。
また、フルーティな香りも堪能できるので、甘く柔らかいウイスキーを味わいたいという方にもノッカンドゥ 1979 エクストラ オールドリザーブがピッタリといえるでしょう。