お酒買取なら大阪のネオプライス

シェリーカスク由来の味わいが堪能できるメルシャンのシングルモルトウイスキー

■ストック分からしか発売されることのない貴重な銘柄

「メルシャン シングルモルト 琥珀10年」は2011年11月6日に閉鎖された、メルシャンの軽井沢蒸溜所でボトリングされた貴重な終売品ウィスキーです。
貯蔵10年以上のシングルモルトを厳選吟味してボトルに詰めた「メルシャン シングルモルト 琥珀10年」は、今後軽井沢蒸溜所にあるストック分のモルトからしか発売されない貴重品でもあります。
モルトの貯蔵にはシェリーカスクを使用しており、ビターチョコレートやドライフルーツ、ハーブにスパイスといった香りと味わいがほどよいバランスを醸し出しています。
ピートのアロマとシェリーカスクのアロマがほんのりと香り、豊かな味わいに花を添えている上質なシングルモルトウィスキーです。

■軽井沢にあったメルシャンの美術館

かつて長野県北佐久郡御代田町には「メルシャン軽井沢美術館」があり、これはメルシャン株式会社が1995年（平成7年）に開館した私立美術館です。
文化・教育の振興と発展に寄与することを目的とし、メルシャン軽井沢蒸溜所併設という形で開館しました。
しかしキリンホールディングスのグループ内事業編成により、2011年（平成23年）11月6日の軽井沢蒸溜所閉鎖と共に美術館も閉館しています。
メルシャン軽井沢美術館の建物はウィスキー蒸溜所のカスク（樽）貯蔵庫群が改修されたもので、設計したのはフランス人建築家のジャン・ミシェル・ヴィルモット氏です。
館内のギャラリーではフランスを主としたヨーロッパの近代美術作品が数多く展示され、美術館だけでなくウィスキー蒸溜所などの施設全体を「一つの村（ヴィラージュ）」というコンセプトに掲げていました。
敷地内にはシラカンバやカラマツが生い茂り、ウィスキー蒸溜所では内部の見学やメルシャンが製造する酒類の試飲ができる「メルシャンプラザ」もありました。
またミュージアムショップやレストラン、カフェなども敷地内に点在し、当時の軽井沢の人気観光スポットにも選ばれたほどです。
軽井沢美術館では開館以来29回の展覧会を催し、累計来場者数は90万人を超えるほどの人気を博しました。
2018年5月には、閉鎖された軽井沢蒸溜所跡地に御代田町の町役場庁舎が移転しています。

■新たに誕生したメルシャンの体験型ワイナリー

2010年（平成22年）、メルシャンは山梨県勝沼市に新しく「シャトー・メルシャン」という体験型のワイナリーを設立しました。
資料館内には日本ワインのヒストリーやぶどうの産地、ぶどう栽培からワインができるまでの工程を紹介する資料を常設で展示しています。
明治期以降に実際に使われていた醸造器具なども見ることができ、メルシャンの歴史が一目で分かる資料館です。
またシャトー・メルシャンでは「勝沼ワイナリーツアー」を実施しており、ワイナリーのスタッフが施設の中を詳しく案内してくれます。
シャトー・メルシャンがワイン造りに掛ける思いや歴史について説明し、ツアーの途中にはワインのテイスティングも楽しめるとして人気があります。
ツアーには2つのコースがあり、シャトー・メルシャンを体験したい人は勝沼スタンダードツアーが、隅々までシャトーを探求したい人には勝沼プレミアムツアーがおすすめです。
スタンダードツアーでは3種類のワインを、プレミアムツアーでは季節ごとのおすすめワインを6種類テイスティングすることができます。
またメルシャンの地下セラー（樽庫）やワインギャラリーの見学も可能で、プレミアムツアーならシャトー・メルシャンの醸造設備も見られます。
案内してくれるのはワイン醸造やワイン営業のキャリアを積んだスタッフばかりで、全員がエノログ（ワイン醸造技術管理士）やシニアソムリエ、ソムリエなどのワインに関する資格を持っています。
メルシャンでは彼らを「MOG（メルシャンおもてなしガイドMercian O･MO･TEe･NA･SHI Guides）」と呼んでおり、まさにワインのことならどんなことでも知っている最強のプロ集団です。