menu list買取商品 - 黒龍 純吟 垂れ口
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黒龍 純吟 垂れ口の高価買取致します
黒龍 純吟 垂れ口のご紹介
買取参考価格 | 3000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 黒龍酒造 |
地方 | 福井県 |
地区 | 松岡町 |
分類 | 純米吟醸 |
タイプ | 1800ml/17度 |
純米吟醸らしいスッキリとした中にも芳醇で辛口の味わいが特徴の季節限定品「黒龍 純吟 垂れ口」は、本醸造「垂れ口」と違った味わいをお愉しみいただける一品です。
槽口から流れる純米吟醸のうすにごり新酒を生のまま瓶詰めし、しぼりたて原酒独特のみずみずしさ溢れる味わいで、純米吟醸らしいスッキリとした中にも芳醇な辛口を感じられる味わいに仕上がりました。
リンゴや白桃を連想させる甘美なフルーツ系の香りが大変心地よく、口当たりはシルキーで、にごり酒よりも飲みやすく、上品な旨味と「うすにごり」の酒らしかならぬスパッとした切れの良さで、素晴らしい余韻へと導きます。
※720mlボトルは買取価格が異なります。
黒龍 純吟 垂れ口の歴史
うす濁りの概念をスパッと切る爽快な搾りたて原酒
■吟醸の名に恥じない鍛えられた酒
「水野酒造場 吟醸」と聞いて、ピンと来るのはかなり日本酒の歴史に詳しい人でしょう。
これは戦時中まで黒龍酒造がラベルに記していた名称です。
1894年頃、黒龍酒造は水野酒造場として営業を行っていました。
現在、黒龍酒造は全国に名の知られた酒造であり、北陸は無論のこと全国でも屈指の名門と言えます。
創業は江戸時代後期の文化元年、1804年までさかのぼり、2014年で創業210年を迎えました。
初代蔵元の石田屋二左衛門から最高を追求し続け、松前藩(福井県吉田郡)の地の利を活かした酒造りに今も取り組んでいます。
ラベルで名乗った吟醸という言葉は吟味して醸したという自負によるもので、今でこそ銘酒の冠となっているこの言葉も、黒龍酒造の強い信念の現れでした。
地元に流れる九頭竜川の伏流水を仕込み水として、皇室を始め森繁久弥氏や石原裕次郎氏など数多くの著名人が愛飲する銘酒を造り続けています。
■日本一な高価な龍が舞い降りる
黒龍酒造が全国にその名を轟かせたのは、1975年に大吟醸酒「龍」を商品化したことがきっかけです。
今では大人気の大吟醸酒ですし、お祝いの時や景気づけなどここぞという時に選ばれる特別感がありますが、この世で初めて商品として売り出したのは黒龍酒造です。
海外の名だたるワインのように日本酒も長期熟成ができないか試行錯誤を繰り返す中で、いかにして高品質な酒を造れるか思案したことが成果に結び付いたと言います。
当時、日本一高価な日本酒として話題を集めましたが、そもそも多くの蔵元が大吟醸は商売にはならないと決めつけていた中、大変な挑戦だったことでしょう。
地元福井県吉田郡に流れる九頭竜川は霊峰白山の雪どけ水が山の滋養を得た銘水ですが、その古い名である黒龍川から文字をいただき、日本一の龍を生み出したのです。
全国に先駆けて天から舞い降りたこの龍は、瞬く間に愛飲家の注目を集めました。
消費者からの要求を受けて清酒酒造家が制定した、清酒の原料及び製造方法の表示制度でも大吟醸の区分はありませんでした。
前代未聞、誰も味わうことがなかった酒を、黒龍酒造が商業ベースで生み出したのです。
常に名目だけでなく、顧客に喜んで飲んでもらうことを第一に考える黒龍酒造ならではの、誇らしいエピソードと言えるでしょう。
■伝統と先端技術のミックス
黒龍酒造の特徴は、手造りの伝統を守りながらも新たな技術を導入し、新しい提案を次々と行って来た点です。
実は日本酒を冷やして飲むスタイルを提唱したのもこの蔵で、7代目蔵元の水野正人氏が1970年に「COLD KOKURYU」を発売した時に提案しました。
創業時からの伝統を守るだけでなく最新技術も織り交ぜて醸された酒は、理想の熟成のために「兼定島酒造りの里」という施設へと送られます。
兼定島酒造りの里は2005年に建設されたもので、徹底した原酒の低温熟成を実現するために8代目蔵元水野直人が立ち上げました。
日本酒は造り手が頑なに守り続ける部分も持ちながら、決して時代に取り残されるような古い考え方に固執するものではありません。
黒龍酒造も常に新しい技術や研究を重ねながら、創業者の想いを未来へとつないでいます。
■みずみずしさあふれる黒龍 純吟 垂れ口
黒龍酒造の垂れ口には、純吟と本醸造との2種類があります。
純吟はその名の通り純米吟醸らしいスッキリとした飲み口で、芳醇で辛口の味わいが特徴の季節限定品です。
槽口から流れ出たままの純米吟醸酒をそのまま瓶詰めし、うす濁りをまとった新酒を生のままで味わえるのが魅力でしょう。
搾りたてで原酒独特のみずみずしさがあふれる爽やかな逸品です。
このタイミングで飲む吟醸酒には、独特なフルーティーな香りが伴うのも楽しみの一つですが、純吟 垂れ口は、リンゴや白桃を思わせる心地良い香りが楽しめます。
にごり酒は苦手という人も、口あたりがシルキーなためイメージが一転するでしょう。
切れ味の良い余韻が黒龍らしさを物語っています。
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