menu list買取商品 - 黒龍 純吟 三十八号
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
黒龍 純吟 三十八号の高価買取致します
黒龍 純吟 三十八号のご紹介
買取参考価格 | 3000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 黒龍酒造 |
地方 | 福井県 |
地区 | 松岡町 |
分類 | 純米吟醸 |
タイプ | 1800ml/16度 |
黒龍の中でも人気の高い秋限定の純米吟醸酒「黒龍 純吟 三十八号」は、山田錦特有の深く上品な熟成味が特徴的で、黒龍酒造のラインナップの中でも玄人受けする味わいに仕上がっています。
深い味わいと飲みやすさを併せ持ち、熟したメロンや桃、リンゴなどみずみずしく華やかなフルーツの香りに、マイルドな口当たりで、黒龍らしく上質で透明感のある水晶のような旨味が素晴らしく表現されています。
ふくよかな甘みと、心地よい辛味に、長すぎず綺麗に引いていく余韻をお愉しみください。
※720mlボトルは買取価格が異なります。
黒龍 純吟 三十八号の歴史
手造りにこだわって生まれた福井県で銘酒を造る蔵元
■創業者のこだわり
西暦1804年は日本でいうと文化元年となり、今から214年前になります。
この時代には、杉田玄白や伊能忠敬、喜多川歌麿といった、誰もが一度は名前を聞いたことがある人物が実際に生きて、活躍していたのです。
そんな文化元年に福井県の名刹・永平寺の近くにある松岡という小さな町に誕生した黒龍酒造が、今もなお酒造りを続けていると思うと、非常に感慨深いものがあります。
創業者である石田屋仁左衛門は、手造りの酒に徹底的にこだわったという話が黒龍酒造の歴史として残っていますが、仁左衛門は酒を造ることは伝統文化を大事にすることと同じだと考えていたからです。
仁左衛門が創業した当時は石田屋という屋号だった黒龍酒造が、現在の黒龍酒造株式会社へと変わるまでの長い歴史の中で脈々と受け継がれてきたのは、手造りでいかにおいしい酒を造るかだったと言っても過言ではないでしょう。
■7代目は新しく見えても伝統をしっかり守る蔵元
現在、黒龍酒造株式会社は7代目となる水野氏が蔵元となり、創業者から伝わる黒龍酒造の味を守っています。
とはいえ、世界との距離がこれほどまでに近くなった現代では、たくさんの洋酒が簡単に飲めるようになり、日本酒への関心が薄れてきているのは確かです。
7代目蔵元の水野氏は、日本酒と同じ醸造酒であるワインに興味を持ち、ワインの国と呼ばれるフランスを始め、ドイツにも立ち寄ってワインの見聞を広めて帰ってきます。
この事実だけを見ていると、水野氏は日本で飛躍的に消費量が伸びたワイン造りを始めるのかと考えてしまうところですが、あくまでも蔵元は酒造りを念頭においてワインを見ていました。
ワインが熟成を重ねるほどにおいしくなることから、これを日本酒で実現できないかと考えたのです。
5年の試行錯誤の末、7代目蔵元の苦労は成果として実ります。
これが黒龍酒造が送り出した初の大吟醸であり、全国に先駆けての快挙でもありました。
ワインを調べながらも、その知識は日本酒に向けて反映させるという考えは、手造りにこだわった石田屋の仁左衛門の信念が、長い時を経てもしっかりと子孫に受け継がれている証拠と言えます。
■創業者が手造りにこだわった理由は
石田屋仁左衛門が手造りにこだわった理由は、酒とは日本の文化であり、その酒を造ることは伝統文化を守りぬくことだったからです。
その裏には、昔は酒は晴れの日や祭りの時などにしか口にできない貴重なものであり、今のように毎日晩酌できるものではなかったことも、大きな理由だったでしょう。
特別な時にだけ口にする酒を、丹精込めた手造りでおいしいものにしないでどうするという思いもあったかもしれません。
黒龍酒造には、214年にわたって手造りで酒を造ることへのこだわりと、これこそが伝統文化を守ることだという信念に共感する、若い蔵人が多く存在します。
手造りで酒を造るのは非常に大変で、生半可なことではできない重労働ですが、若い蔵人たちは黙々と作業に打ち込み、たゆまぬ努力を続けています。
黒龍酒造の酒が特別なものになるのは、創業者の信念が若い人たちの心にしっかり根付いているがゆえに、日本酒愛好家たちを虜にする酒になるからかもしれません。
■玄人受けする吟醸酒が初心者でも楽しめる理由
黒龍酒造の自慢は吟醸酒の旨さにありますが、秋限定で販売される黒龍 純吟 三十八号は、毎年発売を心待ちにしている人が多い人気の酒です。
兵庫県の東条地区で収穫された好適米の山田錦を使っており、黒龍シリーズの中では日本酒のおいしさを良く知っている人たちに好まれているのが特徴です。
山田錦が醸し出す深い味わいに飲みやすさを併せ持ち、熟したメロンや桃、リンゴといったフルーティーな味わいも加わって、マイルドな口あたりになっています。
玄人好みの黒龍ではありますが、フルーティーさゆえに女性やあまり日本酒を飲まない人も楽しめる仕上がりになっているのはさすがです。
- 買取商品検索