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■貴重な国産ミズナラ樽で熟成させた和風ブレンデッドウイスキー「越ノ忍（こしのしのぶ）」

新潟県の海岸から続く小高い丘の途中に「新潟麦酒」の工場はあります。
敷地内の倉庫に並ぶミズナラで作った９つの熟成用樽。
そのミズナラ樽で時を待ち月日を刻んで熟成されたウイスキーが「越ノ忍（こしのしのぶ）」です。
クラフトビールを中心に製造してきた「新潟麦酒」が試作を繰り返し、熱意を注いで世に送り出した「越ノ忍（こしのしのぶ）」は、着々と拡大し続けているジャパニーズウイスキー市場で今最も注目されている国産ウイスキーのひとつです。
新潟で蒸留した原酒に、スコットランドから取り寄せた大麦や小麦のウィスキーの原酒をバランスよくブレンドし、ミズナラのオーク樽で熟成させた「越ノ忍 ブレンデッドウィスキー」は、アルコール度数４３度で「忍」という大きな文字と武士の姿を描いたラベルが目を引く７００mlのボトルに詰められています。

■ウイスキーの製造１年でSWSC２０１９「金賞」受賞の快挙！

米国の酒類業界専門誌「テイスティング・パネル・マガジン」などが主催する米国最大かつ国際的な酒類コンペティション「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション（SWSC）」は、ホテルマンやバーテンダー、レストランのシェフや酒類流通バイヤー、著名なジャーナリストなど各界の専門家や代表者が集まり、厳格な審査に基づくブラインドテイスティング（試飲会）で行うお酒の品評会です。
２０００年から開催されている「SWSC」において、過去にはジャパニーズウイスキーの代表ブランドであるサントリーの代名詞的ウイスキー「山崎」や「響」のラインナップが同コンペティションにて金賞を受賞しており、名実ともに実力と魅力を兼ねそろえた国産ウイスキーが高い評価を受けていることでも知られています。
このような世界規模のアルコール飲料専門の競技会において、２０１９年の最高賞に次ぐ金賞を獲得したのが新潟麦酒の「越ノ忍 ブレンデッドウィスキー」です。
「越ノ忍 ピュアモルトウイスキー」も同年に銅賞を受賞しており、ビール造りのノウハウを活かしてはじめたウイスキー事業の開始からなんとわずか１年余りで快挙を成し遂げた「越ノ忍」ブランドは今後ますますの期待が募ります。

■「日本のボウモア」とも称される和風ウイスキーならではのまろやかな奥深い味わい

ウイスキーの本場であるスコットランドのシェリー樽やバーボン樽で熟成された原酒を輸入し、新潟麦酒が所有する新潟工場内にてジャパニーズウイスキーの原点とも言えるミズナラのオーク樽を使って再熟成される「越ノ忍」は一体どのような味わいなのでしょうか。
純国産ミズナラ樽に由来する繊細で風雅な香木にミントを感じる爽やかさを秘めながらも、チョコレートやココナッツ、バターのように濃厚な香りは外国産ウイスキーでは味わえない風味豊かなテイストに仕上がっています。
口当たりはやはりマイルド。
しつこさのない甘味が染み渡るように広がり、口の中に馴染むような余韻を残していきます。
数種類の原酒が織りなす個性がジャパニーズオークによって控えめにまとまり、バニラの様な甘みとナッティーな香りで奥ゆかしい味わいが特徴的な飲みやすいブレンデッドウイスキーに仕上げています。
若さゆえ引き立つアルコールの匂いは加水することで旨味と溶け込み、さらに美味しくいただけます。