menu list買取商品 - クリュッグ グランド キュヴェ
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クリュッグ グランド キュヴェの高価買取致します
クリュッグ グランド キュヴェのご紹介
買取参考価格 | 15000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | クリュッグ |
地方 | シャンパーニュ |
地区 | ランス |
分類 | シャンパーニュ |
タイプ | 750ml/12度 |
きめ細やかな泡と優美な味わいで飲む者を魅了するシャンパーニュの中でも最高級の美酒として知られ、「シャンパンの帝王」と尊称されるスパークリングワインの最高峰「クリュッグ(KRUG)」です。
クリュッグの中で最もベーシックとされる「グランド・キュヴェ(GRANDE CUVEE)」は、6~10年にわたる収穫年の異なる50種類のワインがブレンドされており、力強さと複雑さ、豊かさと清々しさのバランスが素晴らしい、いわゆる「マルチ・ヴィンテージ(MV)」のハイレベルなシャンパンとなっております。
ブドウ畑から選び抜かれたピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエが用いられた「クリュッグ グランド キュヴェ」の余韻は長く、ナッティで香ばしい風味が漂いながら、個性的かつ華麗でフレッシュな風味で締めくくります。
クリュッグ グランド キュヴェの歴史
実はベーシックが最も有名なクリュッグのシャンパーニュ
■ヴィンテージよりもベーシックという異例さ
通常、シャンパンにしてもワインにしても、ベーシックよりもヴィンテージと呼ばれるもののほうが価格が高く、味わいも格が上とされるものですが、シャンパンの帝王の異名を持つクリュッグのシャンパーニュに関していえば、クリュッグのシャンパーニュの神髄はヴィンテージではなく、むしろベーシックにあるとされています。
その理由と発端は、1843年にヨハン・ヨーゼフ・クリュッグ氏がシャンパーニュメゾンであるクリュッグを創立した際に、ノートに形而上学思索を書き留め、これをクリュッグのメゾンの指針としたことにあります。
この創始者による形而上学思索は不易流行のクリュッグ哲学となり、6代目のオリヴィエ・クリュッグ氏に至るまで、シャンパーニュメゾンクリュッグにおいて守り続けてこられました。
不易流行とは、時代の流れによって個々の部分における変化はあっても、クリュッグのシャンパーニュ作りの基本は決して変えてはならないという考え方です。
創始者が、自分のシャンパーニュに絶対の自信を持っていた証とも言えますが、その証拠に1843年に生まれたメゾンは、たちまち頭角を現し、19世紀にはフランス中に広まり、果てはイギリスを中心とする海外でも大絶賛を浴びるシャンパンを作り出すメゾンになったことからも明らかでしょう。
ヨーゼフ・クリュッグ氏とて、時代が変われば、シャンパンの製造方法も変わるだろうことは分かっていたでしょうが、あくまでも譲れない部分をクリュッグ哲学として、子孫に託していったような気がします。
■守り続けた子孫の功績
スパークリングワインで唯一シャンパンと名乗れるシャンパーニュ地方でも、昨今はステンレスタンクを使って原酒の仕込みを行っています。
その中にあってクリュッグはクリュッグ哲学に基づき、未だに一次発酵をバリックと呼ばれる、フレンチオークでできた小さな樽を使って行う製法です。
この一次発酵は、ブドウ畑から厳選したブドウを選ぶという工程から始まる伝統的な製法で、天候に左右されやすいという点も手間がかかる要因となっています。
その代わり、この樽で一次発酵されて出来上がるシャンパーニュは複雑な要素が絡み合うことになり、その味わいは交響曲とまで称されるほどです。
この味わいを大切にしたかったことから、クリュッグ哲学が残されたのかもしれません。
しかしながら、便利な方法を次々と導入していくほかのメゾンを横目に見ながら、創始者が残した哲学を守り続けた子孫の功績があってこそ、現在のクリュッグがあると言えるでしょう。
■小さな樽から様々な味わいをブレンドする製造法
時代とともに個々は変わると考えていた点は、創始者に先見の明があったと言えます。
第二次世界大戦後、クリュッグは異なる原酒をブレンドするアッサンブラージュという方法でシャンパーニュを作るようになるからです。
その結果生まれたのが、クリュッグの基本ともいえるグランド・キュヴェです。
ブレンドして作るシャンパーニュは、原酒はもちろん、収穫されるブドウの年も違うため、何年ものといった表示はできませんので、通常はノン・ヴィンテージという最もベーシックなタイプとなります。
クリュッグにおいてもグランド・キュヴェがベーシックなのですが、あまりにもその味わいが上質であることから、クリュッグのグランド・キュヴェに関してだけはノン・ヴィンテージではなく、マルチ・ヴィンテージという呼び方がされているほどです。
それもそのはず、250種類を超える原酒の中から選び出し、1000回を超えるテイスティングをしてベストなアッサンブラージュを完成させるという徹底ぶりは、到底マネできるものではありません。
しかも、瓶詰めしてから6年間もの長きにわたってセラーで寝かせ、さらに熟成させるのですから、クリュッグのグランド・キュヴェこそがクリュッグのシャンパーニュだといわれるのも、最もと言えます。
クリュッグを愛してやまないクリュギストたちも、グランド・キュヴェを飲んでから、ヴィンテージというのが王道のルートですが、味わいの好みからクリュギストの中でも意見が分かれそうな気がします。
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