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感謝やお祝いの気持ちを込めて贈るときの好適品

■昭和40年誕生のヴィンテージ・ブランデー
ラフォンタン アルマニャック 1965は、1965年(昭和40年)に醸造されたヴィンテージ・アルマニャックです。
このアルマニャックを造っているのは、ブランデー醸造のメーカーとして世界中に名を馳せるラフォンタン社で創業は1897年にまで遡ります。
アルマニャック地方でも高級ブランデーを生み出す産地として有名なバス・アルマニャックのノガロ地区は、ブドウの最高級産地にもなっています。
この土地を選んでブランデー造りを始めた創業者からの伝統を引き継ぎ、現在はラフォンタン社の4代目が曾祖父の教えを守りながら、伝統製法を重んじたアルマニャック造りを行っています。
ブランデーこの歴史は古く、14世紀にはすでに造られていた事実をうかがい知ることができます。
フランスの古い文献によりますと、1411年にアルマニャック地方において「生命の水」が造られたことが記されているのです。
ブランデーは「錬金術師の恩恵によって誕生したお酒」と言われており、ラテン語のアクア・ビタエ=生命の水と名付けて販売されました。
当初はお酒として楽しむよりも「不老長寿の薬」としての役割が大きかったと伝えられています。
ブランデーではコニャックよりもアルマニャックのほうが歴史が古いため、14世紀に造られた「生命の水」はアルマニャックだったであろうと考えられます。
ラフォンタンでは毎年単一年度のアルマニャックを醸造し、「ラフォンタン アルマニャック 1965」は昭和40年生まれの人にとってはヴィンテージ・ブランデーとなります。
誕生日や還暦など特別な日に、お祝いの品とするには最適な贈り物と言えるでしょう。
自分の生まれ年と同じヴィンテージを探すのはなかなか難しいことですので、きっと喜んでもらえるに違いありません。

■長い年月を経て生まれる黄金色のアルマニャック
ラフォンタン社では広大な敷地に点在するブドウ畑の中から、バ･アルマニャックとアルマニャックの畑で栽培され収穫された、コロンバールとフォル・ブラン、それにユニ・ブランの3種類のブドウを使って醸造しています。
収穫後ブドウの香りが消えないよう、収穫されるとすぐさま醸造を開始するのがラフォンタン流です。
醸造はコンピューター管理のもとでクローズドタンクを使用し、ブドウを凍らせて浸漬させるコールドマセレーションが行われます。
蒸留には最低でも12年のときをかけ、一つのヴィンテージにつき10ピエスを蒸留します。
ピエスとはブルゴーニュやコート・ドールで多く使われている発酵や熟成用の樽のことで、この樽に入れることによって蒸留されたオードヴィーが誕生します。
蒸留後のオードヴィーは、ガスコーニュの森にある樹齢100年以上の樫の木で作られる「オーク樽(ピエス)」に移して熟成させます。
このオーク樽に移すことによってオードヴィーは徐々に黄金色となり、プラムの果実味にバニラの甘みとスパイスの香りが付き、タンニンが旨味を引き出していくのです。
そして長い歳月をかけてじっくりと熟成をさせたのちに、アルマニャックは一つひとつ手作業で丁寧に瓶詰めされていきます。

■多彩な飲み方が楽しめるアルマニャック
ラフォンタン アルマニャック 1965を美味しくいただくには、なんといってもストレートでの飲み方が一番です。
ストレートで味わうときはチューリップ型のグラスが最適で、グラスを手の温度で温めないようにするといつまでもアルマニャックの美味しさを保つことができます。
また季節による飲み方が楽しめるのも「ラフォンタン アルマニャック 1965」の特徴で、意外な組み合わせと思われるかもしれませんが、暑い夏には冷たいオレンジジュースで割るという飲み方がおすすめです。
またアルマニャック通の中には、ぬるめのコーヒーを少し入れて味わうのが最高の飲み方だと称する人もいて、実に様々な飲み方で楽しむことができます。
グラスから一口ゆっくりと口に含み、アルマニャックを舌の上で転がせば、豊かな香りと味わいがお口の中いっぱいに広がります。
この卓越した美味しさは、ぜひとも味わっていただきたいまさに絶品と呼ぶにふさわしい銘酒です。