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生まれ年をお祝いする品に最適な最高級ブランデー

■長い熟成を経て美味しくなるお酒は贈り物に最適
昨今、生まれた年に作られたものを贈り物とするのが人気です。
とはいえ、生まれた年に発行された新聞はいい記念にはなるものの、特別なプレゼントとは言い難いでしょう。
その点、高級品質のブランデーなら、お酒好きの人にはきっと喜ばれるはずです。
フランス南西部にあるアルマニャック地方では、1411年にはすでにアルマニャックが不老長寿の薬として珍重されていたことから、その歴史は600年以上にもなります。
そんなアルマニャックの中でも最高ランクに位置するパ・アルマニャックを作るノガロ地区にあるのが、有名なラフォンタンです。
1897年に創業した、ノガロ地区の中でも名門中の名門と呼ばれるラフォンタンが作り出すアルマニャックは、高いアルコール度数を感じさせない柔らかな味わいと、伝統を守り、手間暇かけて作られる品質のよsクァが一番の特徴と言えます。

■手間暇かける中でも特にこだわりがすごいのがヴィンテージ
ラフォンタンは常に多くの原酒を詰めた樽を保存しており、その中から選び抜いた原酒をブレンドしてアルマニャックを作ります。
原酒は複数の年にまたがって作られたものを使うため、長い熟成期間を経たものもあれば、比較的短いものもあり、これをバランス良く調合する確かな技術が求められるというわけです。
いわゆるベーシックなアルマニャックですら、これだけの手間をかけて作っているラフォンタンですから、ヴィンテージを作るときのこだわりようといったら、日本で例えるとまさに頑固一徹の職人クラスの域です。
まず、単一年度のヴィンテージブランデーしか使わず、それを手作業で一本一本、樽から丁寧に瓶詰めしていきます。
ヴィンテージ アルマニャック1969のラベルが示す1969とは、ブドウの収穫年を表していますので、この場合は1969年に収穫して作られ、熟成された原酒だけを組み合わせてブレンドしたアルマニャックということになります。
そのため、1969年生まれの人にプレゼントしたら、普段あまりお酒は飲まないという人もきっと喜んでくれることでしょう。

■ラフォンタンのアルマニャックがおすすめな理由
最近、日本では贈り物にワインやシャンパーニュ、ブランデーといった洋酒を選ぶ人が増えてきましたが、お酒には好みがありますので、あらかじめ好みのお酒を知っておければ、間違いなく喜ばれるプレゼントになるでしょう。
ただ、相手の好みが分からない場合にこそ、ラフォンタンのアルマニャックはおすすめです。
ラフォンタンは伝統的な製法を未だに守り続けており、樽の中で長期間にわたって蒸留酒を原酒に替え、こだわりのアルマニャックを作り上げます。
長いものでは200年もの間、樽の中で出番を待っていると言いますから、その味わいはアルコール度数が40度もあるとは到底思えない、まろやかで口当たりの良いブランデーとなるからです。
現当主の4代目ラフォンタンが作るアルマニャックは、これまでとは違ったパンチの効いた味わいになっているものの、ラフォンタンが長い間守ってきた味わいの柔らかさはしっかりと継承されています。
それゆえに、普段洋酒は飲まないという人に、あえて贈ってみたいプレゼントと言えるでしょう。

■ラフォンタンの飲み比べも楽しい
贈り物としてもらった場合は、いきなりヴィンテージものを飲むことになってしまいますが、ラフォンタンのアルマニャックの歴史に興味を持ったなら、まずは作られた年度の異なる原酒を数種類から数十種類ブレンドして作るナポレオンやX.Oクラスのものから飲んでみるのがいいでしょう。
それから、単一年度で作られた原酒を樽から手作業で瓶詰めされたヴィンテージのアルマニャックと味わいの違いを飲み比べしてみることによって、ラフォンタンが培ってきた確かなアルマニャック製造の技術を、しっかりと味わえることでしょう。
製造技術を舌で味わうという贅沢は、お酒ならではと言えます。