menu list買取商品 - ラガヴーリン 8年 200周年 アニバーサリーエディション
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ラガヴーリン 8年 200周年 アニバーサリーエディションの高価買取致します
ラガヴーリン 8年 200周年 アニバーサリーエディションのご紹介
買取参考価格 | 3300円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ラガヴーリン蒸留所 |
地方 | アイラ島 |
地区 | ポートエレン |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/48度 |
ラガヴーリン蒸留所の創立200周年を記念して2016年に限定リリースしたバイセンテナリーボトルの「ラガヴーリン 8年(LAGAVULIN 8YEARS OLD)」です。
ホワイトホースのキーモルトとしても知られるラガヴーリンは、3大アイラモルトのひとつにふさわしいパンチの効いた香り高いスモーキーさとピーティさを持ち、上品な甘い旨味で多くの人を魅了します。
ラガヴーリンの味わいを余すところなく表現した「ラガヴーリン 8年」は、二次市場でも人気で買取需要が常にあるのが特長です。
ラガヴーリン 8年 200周年 アニバーサリーエディションの歴史
蒸溜所の長い歴史と誇りが溶け込むボトル
■「粉挽き小屋」の名を持つ蒸溜所
ラガヴーリン蒸溜所の名は、目の前に広がる美しいラガヴーリン湾から取ったとされていますが、もともとラガヴーリンはゲール語で水車小屋(粉挽き小屋)のある谷間を意味します。
今も現地の村には名前の由来となった水車小屋の粉挽き臼の石が残されており、大麦とともに暮らした当時の生活が垣間見える名前といえます。
そんなラガヴーリンは、スコットランドにあるウイスキーの聖地、アイラ島にあります。
アイラ島では1742年頃からウイスキーの蒸溜が盛んに行われていましたが、当初は政府に届出をせずに秘密裏に製造していた、いわゆる密造酒時代にあたります。
正式にラガヴーリンが創立したのは1816年で、創業者は地元の農業経営者であり蒸溜技術も持っていたジョン・ジョンストン氏です。
ジョンストン氏はかつてアイラ島の王が城を築いていた南の土地に正式な蒸溜所を作り、これがアイラ島最初の合法蒸溜所となりました。
現在もこの場所には砦の遺跡が遺されていますが、この土地は侵入者から島を守ったロード・オブ・ジ・アイルズ(島の王)の拠点でした。
この翌年、アーチボルド・キャンベル氏が隣接する場所にアイラ島で2つ目となる正式な蒸溜所を設立します。
キャンベル氏ももともとジョンストン氏と隣り合ってモルトミルと呼ばれる蒸溜所を稼働していましたが、遅れること1年で免許を取得し、正式な蒸溜所として設立することになったのです。
ジョンストン氏はこの後1825年にモルトミルも買い取り運営を引き継ぎましたが、そんなジョンストン氏も1836年に死去します。
彼の死後、債権者であったグラスゴーの商人アレクサンダー・グラハム氏がこれら蒸溜所を買い取り、2つ併せてラガヴーリン蒸溜所として運営を始めました。
債権者であったとはいえ、グラハム氏が当時としてはかなりの大金を支払い、2つの蒸溜所を買い取ったことが記録に残されています。
グラハム氏が商人として、この2つの蒸溜所の将来性に大いに期待していたことが分かるエピソードです。
■最古の蒸溜所の壮大な歴史
グラハム氏は買い取った蒸溜所を改修し、精力的に経営を行いました。
その後経営を引き継いだジェームズ・ローガン・マッキー社は1867年まで蒸溜所を運営し、1875年頃にはラガヴーリンは人気の蒸溜所として知られるようになります。
そして1878年にはマッキー氏の甥であるピーター・マッキー氏がラガヴーリンを訪れ、すっかり蒸溜所を気に入り1890年には社長に就任します。
彼の功績は何といってもブレンデッドスコッチである「ホワイトホース」をリリースしたことでしょう。
全世界であまりにも知られているホワイトホースの主要モルトは、実はラガヴーリンが担っていたのです。
1890年代に入ると、蒸溜所はさまざまな手が加えられ、19世紀末頃には建物の集合体となっていました。
アイラ島最古の有名蒸溜所である理由ですが、当時ほとんどのウイスキーがブレンデッド用だった中で、ラガヴーリンはシングルモルトとしても販売されていたことから高い評価に変わりはなかったことが伺えます。
1917年には経営を長年引き継いできたマッキー家が途絶え、第一次世界大戦により1年間の生産停止などを余儀なくされたこともありました。
マッキー社はホワイト・ホース・ディスティラーズ社となり、1927年にディスティラーズ社に統合され、1930年には子会社であるスコッチ・モルト・ディスティラーズ社がラガヴーリン蒸溜所の経営権を得ます。
第二次世界大戦中には戦火による火災や設備の壊滅、働き手の減少など数々の困難もありました。
それでもプライドを守り抜き1953年には生産を再開、現在に続く蒸溜所の礎を固く守り抜いたことは誇れる歴史です。
1960年にモルトミル蒸溜所は稼働が停止され、跡地は現在ビジターセンターとして利用されています。
■創立200周年の限定ボトル「ラガヴーリン 8年(LAGAVULIN 8YEARS OLD)」
「ラガヴーリン 8年(LAGAVULIN 8YEARS OLD)」は、ラガヴーリン蒸溜所が創立200周年を記念して2016年に限定リリースした貴重なボトルです。
1887年にウイスキーライターのアルフレッド・バーナード氏がラガヴーリンを訪れた折、8年熟成のサンプルをテイスティングし、「並外れて素晴らしい最も卓越したシングルモルトの一つ」と絶賛したエピソードがあります。
このボトルはその輝かしい歴史的事実にちなみ、8年熟成でボトリングされた特別なシングルモルトです。
アイラモルトならではのスモーキーでピーティーな香りを持ち、甘い上品な旨味を味わえる逸品です。
なかなかお目にかかれませんが、口にする機会があればじっくりと時間をかけ、蒸溜所の長い長い歴史に思いを馳せてみてはいかかでしょうか。
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