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クラブ会員だけが手にできる2018年の限定シングルモルトウイスキー

■2018年度のアイラフェスで発表された限定品

「ラフロイグ カーディス フィノカスクフィニッシュ」は2018年にアイラ島で開催されたアイラフェスにて、ラフロイグファンのために限定販売されたシングルモルトウイスキーです。
アイラフェスは年に一度開かれ、「ラフロイグ カーディス フィノカスクフィニッシュ」はラフロイグ蒸溜所がラフロイグファンクラブの会員メンバー向けに発売しました。
このカーディスシリーズは2008年より毎年発売されているリミテッドエディションで、カーディスとは「友情の証」を意味しています。
1994年に設立されたラフロイグを愛する人たちが集まる「フレンズ・オブ・ラフロイグ クラブ」では、ラフロイグ蒸溜所からクラブの会員メンバー向けに互いが紡ぎ合う深い絆を感謝する意味も込めて、年に一度だけメンバーが特別に入手できる「ラフロイグ カーディス」をリリースしてきました。
ファーストフィルバーボンバレルで熟成後、高級白ワインで知られるシェリーの一つ、フィノが貯蔵されていた樽で二重熟成されているのがこのシングルモルトの大きな特徴です。
シェリー由来のシャープで繊細なローストアーモンドのような味わいがフィノから生み出され、ラフロイグらしい塩辛いフレーバーとスモーキーな香りが絶妙なハーモニーを奏でた仕上がりとなっています。

■ラフロイグファンクラブの創設

フレンズ・オブ・ラフロイグクラブ（FOLクラブ）は世界中に集うラフロイグ愛飲家のために、1994年に設立されたファンクラブです。
ラフロイグを愛してやまない熱烈なファンと、ラフロイグ蒸溜所との強くて深い絆を象徴するクラブとして、また生涯交流を深めることができる場として運営されています。
このフレンズ・オブ・ラフロイグクラブに入会したファンには、ラフロイグ蒸溜所が所有する土地の一区画を所有できる素晴らしい特典が与えられます。
メンバーが所有した土地は区画ごとに登録される仕組みとなっており、アイラ島に誕生した自分の所有地を訪ねることも可能です。
ただしなかなかスコットランドのアイラ島まで行けない人が多いと思われることから、メンバー専用サイトで自分が得た所有地を確認できます。
ファンクラブのメンバー情報はアイラ島にあるラフロイグ蒸溜所のオフィスで、本革張りの大ぶりな記録簿を使って厳重に管理されます。
ラフロイグ蒸溜所を訪ねたときにはいつでも閲覧可能で、それを楽しみに入会する人も少なくありません。
「ラフロイグ カーディス フィノカスクフィニッシュ」のようにメンバーだけが入手できる特別なボトルの販売など、会員だけに向けた魅力いっぱいのさまざまな特典が用意されたファンクラブとなっています。

■日本でも高まるウイスキー人気

ウイスキーは高級品のイメージが強かった時代は過去のものとなり、今では若い世代にもウイスキー人気が広まってきています。
近年はビールの販売が落ち込み、その代わりにウイスキーが台頭著しい存在となりました。
スーパーや大規模酒販量販店には数々のウイスキーが並び、外国の酒売り場にいるのかと錯覚するほどの充実ぶりです。
国産ウイスキーに混じって外国産のウイスキーも気軽に手に入れられるようになり、ラフロイグが販売するウイスキーも人気銘柄の一つとなっています。
身近になりましたが、ウイスキーには高級酒も多くあり、なかなか手が出ないほどの価格の商品も珍しくありません。
その一方で「家（うち）飲み」という言葉が定着するほど、巨大サイズのウイスキーも登場しました。
ニッカウヰスキーの「ブラックニッカ」やサントリーの「トリス」などの人気商品には、4L入りのプラスチックボトルも販売されています。
ウイスキー人気に火をつけたもう一つの存在に、ウイスキーを炭酸水で割るハイボールがあります。
家でも簡単においしく作れるので、ウイスキーのそばには必ず強炭酸水が鎮座している光景が見られます。
ウイスキーは糖質がゼロなので、ビールに含まれるプリン体や糖質を気にしなくて良い点も人気を集めている理由です。