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ラフロイグの200周年を記念したバイセンテナリーボトル

■バイセンテナリーボトルにはラフロイグの魅力が満載

「ラフロイグ 32年」は200周年を記念して発売されたウイスキーで、200周年を意味する「バイセンテナリーボトル」とも呼ばれています。
カスク（樽）にはリフィル・オロロソシェリー・ホグスヘッドを使用し、32年の熟成期間を経て誕生しました。
ラフロイグといえばピートが強烈に効いたスモーキーな味わいと、何ともいえないヨードの薬品臭がすることで有名です。
しかしこの「ラフロイグ 32年」はラズベリーチョコレートの甘い香りが、ピートの強い香りをコーティングしたかのような仕上がりになっています。
チョコレートが消したベリーやオレンジ、ジャム系の甘味がクリーミーな味わいを生み出し、ピートのほど良いスモーキーさと見事に調和しており、ラフロイグの新しい魅力が感じられる一本です。

■アイラ島を訪れるクラブメンバーたち

1994年に設立されたラフロイグを愛する人たちが集まるファンクラブ「フレンズ・オブ・ラフロイグクラブ（FOLクラブ）」に入会すると、ファンクラブメンバーがラフロイグ蒸溜所のオーナーになることができます。
これはファンクラブの数ある入会特典の中で最も目玉特典として用意されているもので、ラフロイグ蒸溜所が所有する土地の一区画を所有できるというものです。
自分の区画を所有した暁にはいつでも土地を訪れることができ、ラフロイグ蒸溜所のオフィスに大切に保管されている皮張りの大きな記録簿も自由に閲覧できます。
なかなかアイラ島まで実際に足を運ぶことができない人には、サイト上で自らが保有した区画の確認も可能です。
しかし熱烈なファンが多いラフロイグですので、土地のオーナーになったことを機にアイラ島を訪れる人も多くいます。
メキシコ湾流の影響を受けるアイラ島の気候は穏やかで、雪が降ることは滅多ににありません。
しかし大西洋から吹き付ける風が強いアイラ島の冬は、穏やかな季節とは一転した荒々しい気候が待ち受けています。
特に10月頃になると天気が不安定になり、短期間の間に天候が崩れて風雨に見舞われることも珍しいことではありません。
そのため突然フェリーや飛行機が欠航したり遅延するなど、この時期にアイラ島を訪れる予定を立てている人は急な足止めを食らってしまうこともあると覚悟しておいたほうが良いでしょう。

■特別な人に送られる友情の証

「フレンズ・オブ・ラフロイグクラブ」（FOLクラブ）には20歳以上、かつ「ラフロイグ10年」か「ラフロイグ クオーターカスク」、「ラフロイグ セレクト」のうちのいずれか1点を購入した人なら誰でも入会できます。
ラフロイグ蒸溜所との強くて深い絆を象徴する存在である「フレンズ・オブ・ラフロイグクラブ」（FOLクラブ）は、絆を結んでくれた特別なメンバーに対して「友情の証」を贈っています。
「友情の証」という意味を持つラフロイグの「カーディス」は、年に1度だけファンクラブ会員向けの限定商品として発売されるウイスキーです。
メンバーだけしか購入できないこのウイスキーは、まさにラフロイグ蒸溜所が深い絆に感謝を表して捧げるウイスキーだといっても過言ではありません。
この特別なボトルが購入できるのもメンバー特典の一つで、カーディス欲しさに入会する人もいるほどです。
カーディスからは世界中のラフロイグを愛してやまない大勢のファンの愛情と、その気持ちに応えようとするラフロイグの真摯な姿勢が感じられます。

■ニッカウヰスキーでも工場限定品を販売

北海道余市にあるニッカウヰスキー余市蒸溜所では蒸溜所見学を行っており、ウイスキーの製造方法や蒸溜法などが学べます。
また創業者である竹鶴政孝と愛妻・リタが暮らした私邸の一部を見学できます。
ニッカウヰスキーの歴史と生い立ちを博物館で見学した後は、ウイスキーのうれしい無料試飲コーナーが待っています。
余市蒸溜所では工場限定の原酒販売も行っており、ここでしか手に入れられない貴重なウイスキーも購入できます。
はるばるアイラ島まで行けない人は、余市でジャパニーズウイスキーの魅力に触れてみるのもおすすめです。