menu list買取商品 - リキッドライブラリー クライヌリッシュ 16年 1997
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リキッドライブラリー クライヌリッシュ 16年 1997の高価買取致します
リキッドライブラリー クライヌリッシュ 16年 1997のご紹介
買取参考価格 | 9200円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ザ・ウイスキー・エージェンシー/クライヌリッシュ蒸留所 |
地方 | スコットランド |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/50.4度 |
日本市場で最も注目されていると言っても過言では無い、ドイツのボトラー「ザ・ウイスキー・エージェンシー(The Whisky Agency)」は、スコットランドの良質な樽のみを慎重に厳選してボトリングしています。
「リキッドライブラリーシリーズ」よりリリースされたハイランドモルト「クライヌリッシュ16年」は、シェリー樽から作ったホグスヘッド樽にて1997年に貯蔵され、16年熟成されたのち、アルコール度数50.4%で2013年に瓶詰めされました。
ナッティーでワクシー、洋ナシとオーク、オーキーとクローブ系のハーブでフィニッシュします。
リキッドライブラリー クライヌリッシュ 16年 1997の歴史
フルーティでありながら骨太な味わいが堪能できるおいしさが魅力
■話題のボトラーが贈る自信作
「リキッドライブラリー クライヌリッシュ 16年 1997」は、ドイツのボトラー「ザ・ウイスキー・エージェンシー(The Whisky Agency)」が手掛けた少々骨太な味わいのウイスキーです。
世界はもとより日本市場でも今最も注目されているザ・ウイスキー・エージェンシーは、スコットランドの良質な樽のみを慎重にテイスティングし、厳選したものだけをボトリングしています。
「リキッドライブラリー クライヌリッシュ 16年 1997」は、1997年にシェリーカスク(樽)を解体して作ったホグスヘッドカスクで貯蔵し、16年の熟成期間を経て2013年にボトリングされました。
ザ・ウイスキー・エージェンシーで人気を誇る「リキッドライブラリーシリーズ」からリリースされ、ナッツの香ばしさとオイリーな滑らかさ、そして洋ナシの風味とオークの香りと味わいが引き立つウイスキーに仕上がっています。
■ウイスキーの熟成に欠かせないカスクとオーク
ウイスキー造りにおいてカスク(樽)が果たす役割は非常に大きく、カスクによって出来上がるウイスキーの味わいも異なってきます。
ウイスキーの本場・スコットランドの蒸溜所でもウイスキーの貯蔵や運搬用としてカスクを用いていましたが、19世紀初頭にイギリスやアメリカでウイスキーの消費が増えたことから樽不足に悩まされるようになりました。
蒸溜所では仕方なく港や海岸に転がっている樽を、ラム酒やシェリー酒、ワインの運搬用に使用します。
集めてくる樽の素材や大きさもさまざまです。
そんな樽にお酒を詰めて貯蔵先まで転がしていくうちに、職人たちはあることに気付きます。
それは樽によってウイスキーの香りや味わいに大きな変化が生じることでした。
そんなカスクですが、もともとは全ての樽の素材にオークの木が使われており、日本では楢(なら)の木という名前で呼ばれています。
オークは世界中におよそ300種類の木があるといわれ、ウイスキーの樽作りに使われるのはその中のアメリカン・ホワイトオークとコモンオーク(スパニッシュオーク)の2種類です。
近年ではジャパニーズ・ウイスキーの貯蔵・熟成に、ブナ科コナラ属の落葉広葉樹であるミズナラを使用する蒸溜所も増えてきました。
日本国内でも北は北海道から南は鹿児島県・高隅山を南限として、山地や亜高山帯に自生しています。
■ミズナラ樽はある偶然から生まれた
このミズナラ樽はサントリーの有名なウイスキー「山崎」の長期熟成用の樽として使用されていることでも有名です。
ミズナラ樽は時代に翻弄された山崎の職人たちの情熱と、とある偶然から生まれた歴史を持っています。
1941年に始まった太平洋戦争中と終戦を迎えてからの時代も、日本国内ではウイスキーの貯蔵用に使うシェリー樽の輸入が難しい状況でした。
山崎を造る職人たちは何とかして貯蔵用の樽を確保すべく、国内に自生するさまざまなオーク材から貯蔵に適した木を探し求めたのです。
そんな中北海道で高級家具の材料として使われていたオーク「ミズナラ」に出会い、ミズナラを使った樽を作り上げます。
ところがこのミズナラの樽は貯蔵した原酒が漏れやすい材質であったため、樽を作る作業は材質選びから大変な苦労を要しました。
しかも最初の蒸溜でできた原酒にはミズナラの香りが強く付き過ぎたため、ブレンダーたちからは不評を買う始末でした。
しかし山崎の職人たちは根気よくミズナラの樽を使い続け、2回目よりも3回目と熟成回数を重ねていくにつれ深い味わいを醸し出すようになりました。
真新しい樽では強過ぎた木の香りも、白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)のような香味へと変わっていったのです。
ブレンダーの低かった評価は覆り、繊細な味わいを醸し出す樽としてミズナラは山崎に欠かせないものとなりました。
近年では気候が冷涼という名で世界中に名を馳せ、繊細なジャパニーズ・ウイスキーの味わいは世界で高い賛辞を得ています。
ミズナラ樽には時代の波にもまれながらも、決してウイスキー造りを諦めなかった職人たちの心意気が生み出した産物といっても過言ではありません。
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