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選りすぐりの長期熟成原酒を使用した最上級のマーテルの高級コニャック

■バカラ製のクリスタルボトルが高級感を増すマーテルの最高級品

「マーテル ロール・ド・ジャン・マーテル」は300年以上の歴史を誇る老舗コニャックメゾンのマーテルで育まれた、熟成期間が100年以上もする貴重な原酒を含む長期熟成の原酒などを使用しています。
それらの貴重な原酒の中から選りすぐりの最上級原酒のみをブレンドし、出来上がったコニャックが「マーテル ロール・ド・ジャン・マーテル」なのです。
マーテルがブレンドに使用するオー・ド・ヴィー（原酒）のクリュ（栽培地域）は、ボルドリーとグランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュにファン・ボアの4つとなっています。
「マーテル ロール・ド・ジャン・マーテル」のオー・ド・ヴィー（原酒）はボルドリー産で、熟成原酒ならではのフリュイ・コンフィ（フルーツの砂糖漬け）を思わせる柔らかな甘さが、原酒がもともと持っている力強さを引き立たせる形となっているのが特徴です。
まさにマーテルの真髄と呼ぶに相応しい最高傑作のコニャックに仕上がりました。
ベルガモットやブラックカラントなどのみずみずしい味わいにバニラの甘さが調和し、カラメルのコクとジンジャーのスパイシーな熟成香が絶妙のバランスを奏でています。
また使用されているボトルは高級ガラスで知られるバカラ社製のもので、重厚なしつらえながらも高級感あふれる仕上がりとなりました。
しばらくはバカラクリスタル入りの琥珀色の「マーテル ロール・ド・ジャン・マーテル」を鑑賞し、その後じっくりと最高級品の名に恥じない逸品をいただいてみるのが良いのではないでしょうか。

■マーテル社の創立と日本のマーテル販売会社の設立

1715年にジャン・マーテル（1694年ー1753年）によって創立されたフランス最古のコニャックメゾンの一つであるマーテル社は、2001年現在はフランスのペルノ・リカール傘下に入っています。
1987年に12億ドルでシーグラムがマーテルを買収しましたが、2001年にぺルノ・リカールがシーグラム・グループの酒造部門の一部を取得しました。
マーテルはその1部門に属していたため、ぺルノ・リカールの傘下に入ることとなったのです。
日本にも輸出を行っていたマーテルの事業を引き継ぐため、ぺルノ・リカール社は日本にも法人会社を設立します。
「ぺルノ・リカール・ジャパン株式会社」が設立されたのは1990年1月31日のことで、資本金は2億円でした。
代表を務めるのはノジェム・フアド氏で、ペルノ・リカール社を母体とした酒類の輸入および販売が主たる業務内容です。
ぺルノ・リカール・ジャパン株式会社の本社があるのは東京都文京区後楽で、ファーストタワーの34階にオフィスがあります。
ここがぺルノ・リカール・ジャパン株式会社の首都圏支社で、その他にも大阪市に関西支社と札幌市に札幌支店、さらに仙台市には仙台支店と名古屋市に名古屋支店を構えています。
その他にも四国の香川県高松市に四国支店と広島市に広島支店、そして九州・福岡市にある福岡支店の計2支社・6支店があります。

■ぺルノ・リカール・ジャパン株式会社が取り扱っている品目

現在国内市場でぺルノ・リカール・ジャパン株式会社の取扱品目はウィスキーとコニャック、スピリッツにリキュールなどがあります。
その他にもパスティスやアペリティフワイン、シャンパンにフランススパークリングワインも充実しています。
ワインはカリフォルニアワインやオーストラリアワイン、ニュージーランドワインにスペインワインなど幅広い品ぞろえです。
取扱品目の中で最もブランドが多いのがウィスキーで、シーバスリーガルやローヤルサルート、ザ・グレンリベットなどはウィスキー好きなら良く知っているブランドでしょう。
またアベラワーやジェムソン、アイリッシュモルトで有名なレッドブレストもぺルノ・リカールより販売されています。
コニャックはマーテル1社に限られており、スピリッツはラムやテキーラ、ウォッカにジンを取り扱っています。
マーテルのコニャックでの一番人気は1912年に造られた伝説のコニャック「マーテルコルドンブルー」で、「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ（IWC）2017」において、栄えある金賞を受賞しました。