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新たなインパクトを与えてくれる「ザ・マッカラン ダブルカスク 12年」


■「ザ・マッカラン ダブルカスク 12年」の特徴

「ザ・マッカラン ダブルカスク 12年」は、2つのシェリー樽から生み出された、2種類のシェリー樽原酒の融合が楽しめる次世代スタンダードのマッカランとして誕生しました。
ザ・マッカランは華やかな香味からシングルモルトのロールスロイスと称されて、世界的な人気を誇っています。
そのザ・マッカランから新たに誕生した2種類のシェリー樽原酒をヴァッテイングした新たなシリーズです。
シングルモルトのロールスロイスと名高いザ・マッカランを生み出すのヨーロピアンオークシェリー樽原酒を最低12年以上熟成させた原酒に加えて、12年以上寝かせたアメリカンオークシェリー樽原酒とがヴァッテイングされています。
ザ・マッカランらしい芳醇さと、アメリカンオークシェリー樽原酒由来のバニラを思わせる幸福感溢れる香りや滑らかな甘味が融合し、バランスの取れた味わいに仕上がっています。
ザ・マッカランの一番の特徴である芳醇さはそのままに、滑らかさと甘味が絶妙に加わった洗練されたバランスとなっているため、シングルモルト上級者はもちろん、初級者でも楽しめる一本です。
色は深い金色をしており、香りはクリーミーなバタースコッチや甘酸っぱいアップルキャンディや、バニラカスタードのような甘味がふんわりと香ります。
味わいは蜂蜜のような甘さに、ややスパイシーなテイストと、シトラスのフレッシュで爽やかなフルーツ感が楽しめ、フィニッシュは甘く長い余韻が続きます。

■「ザ・マッカラン ダブルカスク 12年」を生み出した蒸溜所

ザ・マッカラン蒸溜所はウイスキー造りの聖地として名高いスペイサイド地方に位置しています。
スペイサイド地方はスコッチウイスキーの代表的な産地であるスコットランドにある海に囲まれたアイラ島の地域です。
蒸溜所の歴史は古く、スペイサイド地方がマッカラン教区と呼ばれていた18世紀初めには、すでにその名が知られていたとされています。
当時のマッカラン農場が生み出した「いのちの水」は、都会に牛を売りに行くためにクレイゲラヒーの浅瀬をわたって仕事をしていた牧童たちの手で少しずつ広められ、次第に評判を高めていったのです。
そして、約1世紀ほど経った19世紀初頭の1824年に、ハイランド地方で2番目となる政府登録蒸溜所としてライセンスを与えられました。
合法的に蒸溜が行る政府登録蒸溜所として発足した名門蒸溜所となり、200年余り続く頑固なこだわりで、シングルモルトの最高峰として世界に名を馳せています。

■ウイスキー造りに最適な風土と素材へのこだわり

ザ・マッカラン蒸溜所があるスペイサイド地方は、スペイ川という大きな川が流れ、その流域に広がる自然が豊かな地域です。
ザ・マッカラン蒸溜所ができた当時から保全されてきた豊かな自然が今も残され、自社農場でシングルモルトの原材料となる大麦が栽培され、ウッドランドではシングルモルトを熟成する樽材の原料となる植林も行われています。
厳しく厳選したものだけを用いておおり、その大半が自社で生産、製造を行っているのです。
ザ・マッカランの原料には自社栽培の厳選された大麦とイースト菌、スペイ川のそばにある泉から湧き出る清涼な湧き水のみです。
シングルモルトの味わいや性質を左右する水は、長い年月をかけて山や渓谷を通じて濾過されてきました。
そのため、軟らかくてピュアでありながら、ミネラル分を豊富に含んでおり、イースト菌が麦汁を発酵させるのに最適な性質を持っています。
シングルモルトのロールスロイスとして世界的に愛好者が多いザ・マッカランですが、スペイサイドモルトは香しい芳醇で華やかな香りと、甘く滑らかでリッチなテイストのものが多く、日本でも親しまれてきました。
シングルモルトの中ではスペイサイドモルトはウイスキーに慣れていない方でも飲みやすく感じられるので、初心者にもおすすめできる逸品です。