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多彩の原酒から生み出された「ザ・マッカラン エディション No.1」


■「ザ・マッカラン エディション No.1」の特徴は

「ザ・マッカラン エディション No.1」は、ザ・マッカラン蒸溜所が所有する多彩な樽原酒をヴァッテイングした限定ウイスキーとして発売された、シリーズの第1弾として注目を集めた一本です。
ヨーロピアンオークを使用したバット樽をはじめ、アメリカンオークを使用したパンチョン樽など異なる樽タイプを8種類選び、さらにその原酒を合計130樽分もヴァッテイングしています。
ザ・マッカラン蒸溜所のこだわりを絶妙なバランスで楽しめる逸品です。
色は輝くような蜂蜜色をしており、香りはフレッシュなオレンジや甘味のあるリンゴや濃厚なドライフルーツを思わせる香りです。
味わいはシナモンやジンジャー、スパイスなどのスパイシーな味わいで、長く続く余韻も楽しめます。

■「ザ・マッカラン エディション No.1」を生み出した蒸溜所の歴史

ザ・マッカラン蒸溜所は1824年にハイランドで2番目に蒸溜ライセンスを取得し、密造酒造りが横行していた時代に合法的に蒸溜が行える政府登録蒸溜所として発足した名門中の名門といえる蒸溜所です。
世界的にも認められ、イギリス・ロンドンのハイブランドであるハロッズのウイスキー読本においてシングルモルトのロールスロイスと評価され、シングルモルトの最高峰の地位を築き上げてきました。
政府登録蒸溜所となったのは1824年ですが、ウイスキー造りの歴史はさらに古く、1700年代初頭には名をとどろかせていたといわれています。
ザ・マッカラン蒸溜所はモルトウイスキーの名産地であるスコットランドのアイラ島、スペイサイド地方にあります。
当時、その地域から都会へと牛を売りに行った牧童たちが、当時はマッカラン農場と呼ばれていたザ・マッカラン蒸溜所の前身となる醸造所で造られたウイスキーを外へと広め、少しずつ名を知られていったのでした。

■ザ・マッカランのこだわりの製法

シングルモルトの最高峰として世界のウイスキー愛好家を魅了し続けるザ・マッカランを生み出す蒸溜所のこだわりは、全ての工程を自ら手掛けるという、並々ならぬこだわりから生み出されています。
原材料となる大麦、水、麦芽などを全て自家栽培や地域で調達し、熟成させる樽まで材木を育てるところから製樽まで全て自社で手掛けているのです。
ザ・マッカラン蒸溜所が所有する風光明媚で自然豊かなスペイサイドにあるザ・マッカランエステートでは原料となるミンストレル大麦が丁寧に育てられ、収穫後に厳選されます。
ザ・マッカランは自社農場で栽培された大麦、蒸溜所のすぐそばを流れる清涼な泉の湧き水とイースト菌のみです。
原料となる大麦を発芽させて、麦芽を作る工程も全て自社で行っています。
麦芽を細かく砕き、ミネラルたっぷりの泉の湧き水を沸かしたお湯で糖化していきます。
糖化された甘い液体に異なる2種類のイースト菌を用いて発酵させることで、アルコールが生成されるのです。
次にザ・マッカラン蒸溜所のこだわりの一つである、数あるスペイサイドの蒸溜所の中でも最も小さな銅製の蒸溜釜を用いて2度の蒸溜を行います。
丁寧に蒸溜することで生み出されたニューメイクスピリッツは、これからスタートする気の遠くなるような長い熟成にも耐える力が宿っています。
ザ・マッカランの原酒となるのは全蒸溜液のわずか16％だけです。
本当に優れていると評価したものだけしか使わないこだわりのもと、長年受け継がれてきた信念のよる製法といえます。
さらに、ザ・マッカラン蒸溜所の並々ならぬこだわりが発揮されているのが、熟成に使う樽の品質です。
原木からその処理まで全ての工程を自社管理しており、手間暇かけて専用の熟成樽が造られます。
徹底的な品質管理がなされた高品質の樽に詰められ、選び抜かれたニューメイクスピリッツは長い長い眠りへと入っていきます。
風土にも恵まれた環境の中、ゆったりと熟成していくことで、華やかで重厚な味わいのザマッカランが生まれるのです。