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こだわりの7種の樽が紡ぎ出す「ザ・マッカラン エディション No.4」


■ザ・マッカラン エディション No.4の特徴

「ザ・マッカラン エディション No.4」は、世界に名立たるザ・マッカラン蒸溜所の蒸溜責任者であるマスターディスティラーによって厳選された7種の樽が、それぞれの役割を果たしながら融合している逸品です。
ザ・マッカランはシングルモルトのロールスロイスと呼ばれる、シングルモルトウイスキーの最高峰として君臨しています。
最高峰のシングルモルトを生み出すザ・マッカラン蒸溜所のマスターディスティラーが選び抜いたこだわりの樽原酒の醍醐味を味わい尽くせる贅沢な一本となっているのです。
「ザ・マッカラン エディション No.4」のベースとなっているのは、1stフィルヨーロピアンオークのシェリー樽です。
この樽は、ドライフルーツやウッドスパイスのリッチな味わいを与えてくれます。
Jose Miguel MartinとDiego Martin Rosadoの1stフィルヨーロピアンオークのシェリー樽によってウイスキーがより芳醇に形成され、イチジクやデーツの味わいが生み出されていきます。
そして、Vasymaの1stフィルアメリカンオークのシェリー樽が、骨格全体のバランスを取る役割を果たし、バニラやトフィーの甘やかで幸福感を感じる味わいを届けてくれるのです。
さらに2ndフィルのヨーロピアンオークとアメリカンオークのシェリー樽が加わることで、フレッシュなシトラスの味わいが醸し出され、ウイスキーの全体の構成が完成されます。
複数の樽の良さが絶妙に融合した「ザ・マッカラン エディション No.4」は、光沢のあるコッパー色を呈し、芳香な蜂蜜や甘酸っぱいアップルキャンディ、オレンジピールやジンジャー、ナツメグなどのスパイシーな香りや、木と花のほのかな香りが楽しめ、最後には熟成したオーク香も漂います。
味わいはナツメグやスパイスのスパイシーさと、甘いバニラが楽しめ、フィニッシュはフルーティで甘く長く続く余韻が楽しめるのが魅力です。

■「ザ・マッカラン エディション No.4」を生み出した蒸溜所の歴史

ザ・マッカラン蒸溜所は1824年に設立された伝統ある蒸溜所です。
この1824年は密造酒造りが盛んだった時代に正当性が認められ、政府より合法的な蒸溜所としてライセンスを得た年です。
ハイランドで2番目にライセンスを取得できた名門の蒸溜所として、現在でも君臨し続けています。
実際の操業はさらに古く、1700年代初頭までさかのぼります。
ザ・マッカラン蒸溜所のスピリチュアルホームとして現在でも親しまれているイースターエルキーハウスは、1700年にジョン・グラント大佐によって建てられました。
ザ・マッカラン蒸溜所の歴史と伝統を伝える象徴的な建物であり、現在では滞在しながらザ・マッカランに親しむことができます。
ジョン・グラント大佐が亡くなった後は、相続した孫が売却をしたり、創設者一族が再び買い戻したりしていました。
敷地内に蒸溜所が造られ、ライセンスを得る以前から、そのウイスキーのがおいしさが地域の内外に知れ渡っていたといわれています。
1857年にはイースターエルキーハウスの建物は修繕されて、拡張が図られました。
建築後300年以上も経過した2005年には宿泊施設も設けられ、ウイスキー愛好者である世界から訪れるゲストたちが、蒸溜所に滞在しながらザ・マッカランの世界を楽しめるようになっています。

■シェリー樽に注がれ続けている並々ならぬ情熱とこだわり

ザ・マッカラン蒸溜所では何よりも樽へのこだわりを有しています。
精魂を込めて樽造りから始めるのです。
北スペインで伐採され、24ヶ月かけて天日乾燥された原木と、アメリカ東部の広い大地で育成された原木をスペイン南部に持ち込んで加工します。
さらにその場でドライ・オロロソ・シェリーを2年間シーズニングさせて、ようやく使用ができる樽となるのです。
素材へのこだわりと、惜しまない手間と時間をかけることで、シングルモルトのロールスロイスと呼ばれるザ・マッカランの香りと味わいが紡ぎ出されます。