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樽由来の甘い香りとスパイシーな味わいが楽しめる「ザ・マッカラン ファイン＆レア 1976年」


■「ザ・マッカラン ファイン＆レア 1976年」の特徴

「ザ・マッカラン ファイン＆レア 1976年」はシングルモルトの最高峰に君臨するザ・マッカランのヴィンテージの中でも、最も優れた樽を厳選した上でボトリングされたシングルカスクシリーズとして、世界のウイスキー愛好者を魅了したファイン＆レアコレクションです。
希少性の高い長期熟成原酒を用いた数量限定リリースであるため、なかなか手に入るものではありません。
そのため、世界のモルトファンが憧れる贅沢なコレクションとして、人気を集めるプレミアム価値も高い一本です。
スパニッシュオーク樽由来の甘い香りに加えて、スパイシーな味わいが楽しめる奥深さが魅力となっています。

■名門と呼ばれる歴史ある蒸溜所の6つの柱

ザ・マッカラン蒸溜所は1824年に政府からライセンスを得た名門の老舗蒸溜所として知られています。
その歴史はさらに古く、ライセンス制度ができる以前からウイスキー造りで高い名声を得ていました。
長い歴史を物語るザ・マッカランの魂が宿る家として、スピリチュアルホーム的な位置付けになっているのが、1700年に建てられたといわれるイースターエルキーハウスと呼ばれる邸宅です。
現在まで300年以上ものときを経ており、何度となく所有者が変遷しています。
ザ・マッカラン蒸溜所の敷地にあるシンボルハウスとして、その歴史を見守り続けてきました。
脈々と伝統の技と信念を受け継いできた職人たちの心の支えとなり、信念のシンボルとして大切にされてきたのです。
現在ではザ・マッカラン蒸溜所を訪れる人々が、ザ・マッカランの本質を肌身で感じてもらえるよう、ゲストハウスとして利用されています。

■製法へのこだわりに現れる6つの柱

シングルモルトのロールスロイスと高い評価を受けるザ・マッカランを生み出すためには、長い歴史の中で培ってきた経験や研鑽を具現した譲れない6つの柱があります。
柱の1つ目は職人の心のよりどころともなり、ザ・マッカランのこだわりを多くの人に伝えてきたスピリチュアルホームであるイースターエルキーハウスです。
2つ目の柱は優れたウイスキー蒸溜所が集まるスペイサイドで、地域最小となる極小のポットスチルの釜を用いた、こだわりの詰まった蒸溜法です。
24ある銅製の蒸溜釜はどれも形が異なっており、密度が高くリッチな味わいに仕上がります。
3つ目の柱は最高の中の最高だけを抽出 するポリシーを具現化した、ファイネストカットです。
極小の蒸溜釜で丁寧に抽出されたニューメイクスピリッツは、全てがザ・マッカランの原酒となるわけではありません。
リッチでフルーティな香りとコク深い濃厚な味わいを実現するために、アルコール度数70％以下に精選した最高の中の最高だけを選び抜くため、結果として利用されるのは全体のわずか16％に過ぎないのです。
4つ目の柱はほかの蒸溜所では到底真似ができないであろう、樽へのこだわりです。
ザ・マッカランの味わいの一番の決め手と位置付けられており、長いウイスキー造りの歴史の中で独自に編み出してきた製造プロセスを経たオーク樽を自ら造り上げて厳選して用いています。
樽を作るための原材料の調達から、加工や乾燥にいたるまで手間暇がかけられ、実際にザ・マッカランの熟成に使われるまでに、何と6年余りのときを使っています。
5つ目の柱は鮮やかに織りなすナチュラルカラーです。
ザ・マッカランの色は自然に生み出された色であり、人工的な着色料は一切用いられることがありません。
樽からの影響を受け、熟成度に応じてライトなオーク色から深みのあるマホガニー色まで、多彩な自然の色合いを紡ぎ出します。
人工的な色は色あせやすいものですが、自然から生み出された色は長く保たれるため、グラスに注いでもザ・マッカランだと分かる自然の色味を出すためにマスターウイスキーメーカーをはじめ、熟練の職人たちが管理をし続けています。
6つ目の柱は、ザ・マッカランの製法や哲学を代々受け継いできた職人たちそのものです。