menu list買取商品 - ザ・マッカラン ファインオーク 25年
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ザ・マッカラン ファインオーク 25年の高価買取致します
ザ・マッカラン ファインオーク 25年のご紹介
買取参考価格 | 133000円前後
生産国 | スコットランド |
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生産者名 | マッカラン蒸溜所 |
地方 | スペイサイド |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
「ザ・マッカラン ファインオーク 25年」は、25年以上熟成させたヨーロピアンオークのシェリー樽原酒、アメリカンオークのシェリー樽原酒、バーボン樽原酒の異なる3つの原酒を絶妙なバランスでバッティングした複雑な味わいのシングルモルトモルトウイスキーです。
豊かでしっかりとした力強い香りと、複雑で非常に長く残る余韻が特徴的なザ・マッカランに仕上がりました。
ほのかなピーチやブラッドオレンジ、ウッドスパイスの香りに、ココナッツとバニラの甘さとほのかなレモンやピート香を感じる味わいが際立ち、それぞれの風味が長いフィニッシュへと続きます。
ザ・マッカラン ファインオーク 25年の歴史
ファミリーのプライドが支えた歴史的ブランド
■スコットランドのエルキー蒸溜所
スコットランドのスペイサイド地方は、古くから優秀なウイスキー造りの地として知られています。
クライゲラヒに位置するモルト蒸溜所が現在のマッカランですが、もとはエルキー蒸溜所という名でした。
創業したのは1824年、アレキサンダー・レイドが正式にライセンスを取得し、エルキー蒸溜所(Elchies Distillery)を設立しました。
当時ハイランドで2番目となる早さで、政府から合法的に商売が認められた名門中の名門といえる登録蒸溜所です。
1847年にアレキサンダーがこの世を去ると、蒸溜所はさまざまな人の手にわたっていきます。
1892年、タリスカー蒸溜所の共同オーナーであるロデリック・ケンプがこの蒸溜所を購入し、増築して名称をマッカラン-グレンリベット蒸溜所(Macallan-Glenlivet Distillery)と名付け直しました。
ここから今の世に知られるマッカランの歴史が紡がれます。
■ロデリック・ケンプのリーダーシップが守った蒸溜所
1914年に第一次世界大戦が勃発すると、企業は非常に苦しい状況に陥ります。
この時代、マッカラン蒸溜所で指揮を執ったのはアレクサンダー・ハービンソン博士です。
博士は当時設立されていた「ケンプ・トラスト」という組織のマネージングパートナーであり管財人でしたが、この組織はもともとロデリック・ケンプの死後、彼の精神とともにマッカランを守るために作られたものです。
ロデリックのリーダーシップと経営精神を蒸溜所に注ぎ、マッカランのブランド価値を維持するための組織でした。
そこにはロデリックの確かなリーダーシップと妥協を許さない精神が息づいていました。
世界情勢が悪化を続ける中にあっても、ケンプ・トラストは蒸溜所の経営やウイスキーの製造に関して、クオリティを下げるような妥協は一切受け入れなかったのです。
ハービンソン博士は樽の状態を常にチェックし、基準が満たされているか、原材料が正しく調達されているか監視を続けました。
品質の低い大麦を持ってきた業者には厳しく返金を要求したと伝えられています。
激しい戦争もマッカランのウイスキーの品位を奪うことはできませんでした。
■イースターエルキーハウスの伝えるプライド
スコットランドのスペイサイドには、「イースターエルキーハウス」というシンボルが建っています。
エントランスに「1700年までさかのぼる」と刻まれた建築物は、ジョン・グラント大佐がスペイ川上流の丘陵地帯に建てました。
これは1960年代にマッカラン家が購入した邸宅です。
マッカランは第一次大戦中、生産量を30%も減少させたものの、操業停止や品質を下げてのウイスキー造りは決して行いませんでした。
1939年には第二次世界大戦が始まって状況はさらに悪化しますが、マッカランは難しい基準に見合う高いクオリティを維持しながら必死に生き残ってきたのです。
熟成ウイスキーの在庫が不足し、たびたび苦境に陥りましたが、マッカランは在庫を極端に減らしたり、熟成していない品質の低いウイスキーを売ったりはしませんでした。
原材料の高騰や税の引き上げにあっても、マッカランは圧力に屈することはなかったのです。
こうしてケンプ・トラストは、マッカランのブランドを頑なに守り続けました。
どんなに経営がつらくても外部投資には頼らず、丁寧なウイスキー造りをファミリービジネスとして維持し続けたのです。
こうして言葉にしてしまうことは簡単ですが、想像を絶する苦難であったことはいうまでもありません。
そうしたブランドのプライドを今にまざまざと伝え続けているのが、エルキーハウスなのです。
一時は状態が悪く取り壊しも検討されましたが、多額の資金が集まり、現在まで象徴的建物として残されています。
イースターエルキーハウスはマッカランの代名詞であり、苦難のときを乗り越えたマッカランのプライドを現在に伝えているのです。
■ザ・マッカラン ファインオーク 25年
「ザ・マッカラン ファインオーク 25年」は、25年以上熟成させた異なる3つの原酒からなります。
樽も全て異なり、ヨーロピアンオークのシェリー樽、アメリカンオークのシェリー樽、バーボン樽という3つの樽で熟成させた原酒が、複雑な味わいを醸し出すシングルモルトウイスキーに仕上がっています。
力強い香りと長く残る余韻が特徴的で、ピーチやブラッドオレンジなどのフルーティさとウッドスパイス、ココナッツやバニラの甘さなどがピート香と重なる絶妙なバランスです。
マッカランがそのプライドで乗り越えてきた苦難の歴史と誇りを感じながら、ゆっくりと口に含みたい逸品といえます。
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