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こだわりが凝縮された「ザ・マッカラン 65年 ラリック シックスピラーズコレクション」


■「ザ・マッカラン 65年 ラリック シックスピラーズコレクション」の特徴

「ザ・マッカラン 65年 ラリック シックスピラーズコレクション」は、2016年に限定発売された、シングルモルトのロールスロイスと評されるザ・マッカランの中でも最高峰に君臨する、非常に希少な一本です。
歴代のマッカランの中でも、最長クラスとなる熟成年数が65年以上のシングルモルトが堪能できるウイスキー愛好家にとっては、ぜひとも味わってみたい珠玉の逸品といえます。
シェリー樽由来の甘いドライフルーツのような芳醇な香り、レーズンとオレンジのような甘酸っぱく柔らかな味わいで、超長期熟成ならではの長くて奥深い余韻を楽しむことができます。
ラリックシリーズの第6弾として、バカラと並ぶ高級クリスタルブランドであるラリック社が手掛けたクリスタルデキャンタに詰められており、見た目にも高級感とレア感に溢れています。
美しいボトルをしばらく飾って眺めながら、どんなときにボトルを開けるのかワクワクしてくる最高級なシングルモルトです。

■シックスピラーズとは

「ザ・マッカラン 65年 ラリック シックスピラーズコレクション」の名称に付いている、シックスピラーズとは何のことなのでしょうか。
これは、シングルモルトのロールスロイスと讃えられ、世界のシングルモルトの最高峰として長きにわたって君臨し続けているザ・マッカランにおけるウイスキー造りの6つの柱（シックスピラーズ）を指しています。
つまり、300年余りの長い歴史の中で育まれてきた、ウイスキー造りへの並々ならぬこだわりと情熱が凝縮されたコレクションということで、まさに珠玉の最高レベルのシングルモルトに仕上がっていることが分かります。

■ザ・マッカランを支える6つの柱

世界最高峰のシングルモルトを生み出す、ザ・マッカランを支える6つの柱を見ていきましょう。
第一の柱はザ・マッカランの魂が宿る家 として300年余りにわたって、ザ・マッカラン蒸溜所を見守り続けてきたイースターエルキーハウスです。
1700年にジョン・グラント大佐が建設した伝統的な邸宅ですが、1700年代初頭には蒸溜所の前身となるマッカラン農場が造り出したシングルモルトが「いのちの水」として高い評価を得ていたと伝えられています。
300年の間には蒸溜所の所有者は何人も変わっていきましたが、イースターエルキーハウスが携わるウイスキー職人の心を支え、経営者の道しるべとなって、ザ・マッカランの魂を受け継いできた柱になったといわれているのです。
第二の柱は優れた蒸溜所が集まるスペイサイド地方の中でも最小サイズとなる独特な蒸溜釜です。
蒸溜釜の形状やサイズも、ザ・マッカランの味わいを特徴付ける柱の一つといえます。
第三の柱はファイネストカットによって最高の中の最高だけを残すこだわりです。
小さな蒸溜釜で丁寧に抽出されたニューメイクスピリッツの中で、実際に樽に詰められるのは16％に過ぎません。
選ばれし希少なニューメイクスピリッツが、深いコクや濃厚な味わいをもたらします。
第四の柱はほかでは真似ができない樽への並々ならぬこだわりです。
樽を造るための原材料の調達から加工や乾燥にいたるまで、外部業者に任せることなく、木材の調達から熟成に適した樽が出来上がるまで約6年もの歳月を費やすほどの情熱を注いでいます。
樽がシングルモルトの香りや風味、色の決め手となるという強い信念があるからです。
第五の柱はシングルモルトの鮮やかで美しい自然の色が挙げられます。
人工的な着色はしないという信念のもと、樽による熟成によって生み出される自然が織りなす輝くような色や奥深い色を楽しめます。
第六の柱は長きにわたって脈々と受け継がれてきた職人たちの魂と情熱です。
ザ・マッカラン 65年 ラリック シックスピラーズコレクションのような逸品を仕上げるには、一人の職人の人生ではとうてい足りません。
職人の技や信念、情熱が受け継がれてこそ、リリースすることができる超長期熟成のシングルモルトなのです。