menu list買取商品 - マルス 楽國信州 22年 シングルカスク 長野県限定
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マルス 楽國信州 22年 シングルカスク 長野県限定の高価買取致します
マルス 楽國信州 22年 シングルカスク 長野県限定のご紹介
買取参考価格 | 75000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 本坊酒造 マルス信州蒸溜所 |
地方 | 長野県 |
地区 | 上伊那郡宮田村 |
分類 | ピュアモルト |
タイプ | 700ml/58度 |
「楽國(らっこく)」とは国が栄え豊かな状態を意味していますが、稔ある自然に恵まれた信州はまさに「楽國」の地といえます。
中央アルプス駒ヶ岳山麓の美しく緑深い森に囲まれ、澄んだ空気と静寂の中に佇むマルス信州蒸溜所で生まれた熟成モルトウイスキーの中から厳選された一樽だけをボトリングした長野県限定の「楽國信州 22年 シングルカスク」は、瓶詰め本数に限りがある希少な逸品です。
締まった味のウイスキーを楽しみたい方には、ニート(ストレート)やオン・ザ・ロックがオススメです。
マルス 楽國信州 22年 シングルカスク 長野県限定の歴史
理想郷が育んだ長野県限定のシングルカスクウイスキー
■駒ヶ岳の自然が育んだ深い味わいの熟成モルトウィスキー
「マルス 楽國信州 22年 シングルカスク 長野県限定」は、本坊酒造が長野県上伊那郡宮田村に所有するマルス信州蒸溜所で蒸溜したウィスキーです。
「国が栄え豊かな状態」を意味する銘柄名につけられた「楽國(らっこく)」は、まさにマルス信州蒸溜所が建つ信州の地に相応しい名前といえます。
緑豊かな美しい自然と深い森に囲まれる中央アルプス駒ヶ岳の山麓は、澄んだ空気と深い霧、冷涼な気候と静寂が広がる自然環境です。
スコッチ・ウィスキーの故郷であるスコットランドに酷似しており、マルス信州蒸溜所が建設されるにあたって上伊那郡宮田村はうってつけの場所でした。
駒ヶ岳山麓から流れ出す雨や雪解け水が、花崗岩の土壌をくぐり抜けることによって天然のミネラル分を豊富に含んだ良質な水になる点も、ウィスキー造りにとって欠かすことができない必須条件となりました。
そんな水をウィスキーの仕込みに使っているマルス信州蒸溜所で生まれた熟成モルトウィスキーの中から、1樽だけを厳選してボトリングされたのが「マルス 楽國信州 22年 シングルカスク 長野県限定」です。
ボトリング数が非常に限られた長野県限定販売のウィスキーというだけあって、希少価値が高い逸品となっています。
駒ヶ岳の自然が育む22年間の熟成期間が深い味わいと芳醇な香りを生み出し、なめらかに喉を通っていくウィスキーは深い余韻を残す後味が楽しめる仕上がりです。
■マルス信州蒸溜所で稼働するポットスチル
マルスウィスキーの生みの親・岩井喜一郎氏は、本坊酒造の会長である本坊蔵吉氏が師事した人物です。
岩井氏は1909年(明治42年)に合資会社摂津酒精醸造所(後の摂津酒造)に入社後、アルコール連続蒸溜装置を考案すると共に「岩井式連続蒸溜機」の開発に成功しました。
この蒸溜機は「岩井式ポットスチル」と呼ばれ、マルス信州蒸溜所で半世紀にわたって今も稼働し続けています。
1960年(昭和35年)に洋酒生産の拠点として山梨県に工場を竣工した本坊酒造は、山梨でワインとウィスキーの製造を開始しました。
1945年(昭和20年)に本坊酒造の顧問に就任していた岩井氏は、本坊酒造よりウィスキー部門の計画を一任されます。
この時岩井氏が参考にしたのが「ウィスキー実習報告書」で、これがかの有名な「竹鶴ノート」です。
摂津酒造で竹鶴政孝氏(ニッカウヰスキー創業者)の上司だった岩井氏は、竹鶴氏がスコットランドで学んだポットスチルの構造やウィスキー蒸溜についてまとめた2冊の大学ノートを受け取っていました。
そのノートを岩井氏が保管していたおかげで、マルス信州蒸溜所が誕生したといっても過言ではありません。
初めて誕生した本坊酒造のオフィシャルボトル「マルスウィスキー」は、ヘビーでスモーキーなウィスキー造りを目指した竹鶴製法が忠実に再現されていたといわれています。
■尊敬と感謝を込めて贈られたウィスキー
1966年(昭和41年)にこの世を去った岩井喜一郎氏の尽力を受け、本坊酒造はさらなる高みを目指してウィスキー造りに挑みます。
1985年(昭和60年)に山梨から現在のマルス信州蒸溜所がある場所へ蒸溜設備を移し、一時は販売不振のために休止時期を挟みながらも1919年(大正8年)には再蒸溜にこぎつけました。
2010年(平成22年)に造られたブレンデッドウイスキーの「岩井トラディション」は、本坊酒造が岩井喜一郎氏に捧げる尊敬と感謝の思いが込められたウィスキーです。
岩井式ポットスチルで蒸溜される岩井トラディションは複雑かつ心地よい香りが特徴で、柔らかめのしっかりとしたボディーにもかかわらず口当たりが優しい点が魅力となっています。
上品かつ重厚感のある味わいは熟成が進んだことでより深みを増した仕上がりとなっており、ジャパニーズ・ウィスキー創生の一翼を担った岩井喜一郎氏もきっと天国で喜んだに違いありません。
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