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マーテルが敬意を払うシャンテルーで長期熟成された最高級のXOコニャック

■長期熟成が醸し出す果実の深い味わいが魅力的な逸品

「マーテル シャンテルー パースペクティブ エクストラ」は1715年に創立された300年以上の歴史を持つコニャック・メゾンの一つ、マーテル（Martell）が造り上げた最高級コニャックです。
世界には5大コニャックと呼ばれるメーカーがあり、世界のコニャックシェアのほぼすべてをその5社がまかなっているといっても過言ではありません。
5大コニャックに挙げられるのはヘネシー社とレミーマルタン社、カミュ社にクルボアジェ社、そしてマーテル社の5つです。
これらの大手メーカーの中でマーテル社は最古のコニャック・メゾンとして今もなお君臨しており、創立以来創設者・ジャン・マーテルの伝統的な製法で造るコニャックを守り続けています。
洗練された優美な味わいと芳醇な香りは、コニャック愛飲家はもとより貴族にも愛されるほどの人気です。
数あるコニャックの中でもマーテル社の造るコニャックは特別で、まさに異次元の存在ともいうべき存在となっています。
「マーテル シャンテルー パースペクティブ エクストラ」の名前についている「シャンテルー」とは、1838年にマーテル社が購入した建物の名前のことです。
「シャンテルーの酒蔵」にはマーテルの最高級酒となるため、最高級の原酒たちがカスク（樽）の中で静かに眠っています。
秘められた神秘を感じさせる「シャンテルーの酒蔵」で、長い歳月を掛けて眠りについていた「マーテル シャンテルー パースペクティブ エクストラ」は、XOクラスの中でも特に熟成期間が長くなっているのが特徴です。
長期熟成によって生まれるフレッシュな果実風味は大変奥深く、まろやかな口当たりと舌触りが美味しさを引き立てせる逸品に仕上がっています。
またボトルのデザインには、「シャンテルーの酒蔵」にある見晴台の鉄門をイメージして作られています。

■マーテルの酒蔵は秘められた神秘の宝庫

マーテル社の「シャンテルーの酒蔵」には数々の最高級コニャックが静かな眠りについており、その神秘的な空間からは「秘められた神秘」が感じられます。
マーテル社でコニャック製造に携わった代々のセラーマスターたちの感性を刺激し続けた場所は、セラーマスターたちから多大なオマージュ（尊敬、賛辞）を受けています。
コニャック造りに情熱を捧げ、貯蔵中のコニャックにわずかに現れる変化にも敏感なセラーマスターたちにとって、シャンテルーはまさに特別な場所なのです。
シャンテルーが購入された1838年、その建物をシャトーに変えたのがマーテルゲストハウスの始まりでした。
今もシャンテルーの見晴台には望楼（遠くを見るための高い構築物のことで、日本では物見やぐらの名前で知られます）があり、見晴台に設置されている鉄門が「マーテルシャンテルー」のボトルデザインになっていることはあまりにも有名です。
神秘的なシャンテルーの酒蔵の中に入ることは叶いませんが、せめてボトルを見ながら「神秘の宝庫」に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

■コニャックってどんなお酒？

コニャック (Cognac) はフランスのコニャック市から名付けられたお酒で、ブランデーの一種に数えられます。
産出地はシャラント県およびシャラント＝マリティーム県のコニャック周辺にあるワイン生産地で、品質が非常に良いことで知られています。
フランスではもう一つ高級ブランデーのアルマニャックがありますが、コニャックはアルマニャックと並んでフランスが誇る高級ブランデーです。
コニャックを生産するためにはアペラシオン・ドリジーヌ・コントロレの認証が与えられなければならず、アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレの認証を得るためには一定の条件を満たさなければなりません。
原料は主にユニ・ブランを用い、伝統的な銅製の蒸溜機（ポットスチル）にて単式蒸溜を2回行います。
その過程でアルコール度数70%程度の精留分が得られますが、これが麦芽発酵してできた蒸留酒です。
リムーザンかトロンセ産のオークカスク（樽）で作った熟成樽で最低でも2年以上の期間を掛けて熟成させるというのが法律で定められている条件ですが、実際にはほとんどのコニャックが2年よりもはるかに長い年月を熟成樽の中で過ごしています。