menu list買取商品 - クリュッグ ヴィンテージ 2000
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
クリュッグ ヴィンテージ 2000の高価買取致します
クリュッグ ヴィンテージ 2000のご紹介
買取参考価格 | 23000円前後
生産国 | フランス |
---|---|
生産者名 | クリュッグ |
地方 | シャンパーニュ |
地区 | ランス |
分類 | シャンパーニュ |
タイプ | 750ml/12度 |
シャンパーニュの中でも最高級の美酒として「シャンパンの帝王」と尊称されるスパークリングワインの最高峰「クリュッグ(KRUG)」のヴィンテージは、年ごとに異なる味わいと特徴を持った年代表記のあるボトルです。
例年になく不順な天候に見舞われた2000年に生まれた20世紀最後のヴィンテージは、「グルマンディーズ オラジューズ(嵐による贅沢)」とも言われており、ドラマティックな収穫年の複雑さと芳醇さを併せ持つロマンティックな1本に仕上がっています。
焼きたてのキャラメル、ヌガー、ヘーゼルナッツの香りに、柑橘類のフルーツグラタン、ライムの皮の香りが力強く、アフターテイストまで味わい豊かにお愉しみいただけます。
クリュッグ ヴィンテージ 2000の歴史
知った人から虜になっていく帝王の名を持つシャンパン
■日本のシャンパン好きに増えてきたメゾン
1843年、フランス北部ランスにシャンパーニュのメゾンを作ったのが、ドイツ人のヨハン・ヨーゼフ・クリュッグでした。
通常、ワイン造りを始めてから、人気が出るまでにはそれなりの年月を必要とするのですが、ヨハン・ヨーゼフ・クリュッグはワイン造りには稀有な才能を持っていたのか、19世紀の後半には世界でその名を知られる最高級シャンパーニュを作り出すメゾンとして知られるようになります。
特にイギリスでのクリュッグの人気は高く、高額の値段が付いているにもかかわらず手に入れたいという人が多かったといいますから、さぞ美味しいシャンパンだったと推測されます。
■親から子へと伝統的に受け継がれていくのがクリュッグのやり方
クリュッグでは、ワイン造りの技術に長けた社員を後継者として迎えるのではなく、代々、親から子へと伝えるという一子相伝と呼ばれるやり方で引き継がれてきました。
クリュッグ家に生まれた子は、必然的に親からシャンパーニュメゾンの経営を引き継ぐことを幼少時から意識して過ごしたことでしょう。
とはいえ、幼いころから葡萄園を見て育ち、そこで働く人たちが懸命にシャンパーニュを作る中で育っていれば、自然と自分もそうするのが当たり前だと思えたのではないかという気がします。
現在、クリュッグは6代目となるオリヴィエ・クリュッグ氏が当主となって、長い歴史を持つクリュッグのブランドを守り続けていることは、クリュッグのシャンパンを愛する人たちの間でよく知られています。
うれしいことに、この6代目当主のオリヴィエ氏は大の親日家で、日本ではほとんど知られていなかったクリュッグを広めようと、はるばる日本へやってきて、東京に2年間滞在したという経歴を持っています。
その間、ワインソムリエやワイン愛好家の元を回るという、どちらかというとマイノリティ相手の普及活動に取り組んだところが、本当にクリュッグの良さを分かってくれる人をターゲットに選んだという感じです。
この間に日本語がうまくなったのか、それとも日本で普及させるために前もって勉強してきたのかは定かではありませんが、非常に堪能な日本語を操るオリヴィエ・クリュッグ氏の功績により、日本にもクリュッグの熱狂的なファンを表すクリュギストが増えつつあります。
■日本の伝統文化との融合
オリヴィエ・クリュッグ氏は親日家ということもあり、日本の着物をイメージしたオリジナルのボトルクーラーを作ったこともあります。
その理由は、新潟県・燕市で鎚起銅器を作る玉川堂の七代目・玉川基行と意気投合したためで、その技術の素晴らしさに惚れ込んだオリヴィエ氏は、何としてもこの美しさをクリュッグのシャンパンに採り入れたくなったのでしょう。
日本の技術の素晴らしさを見極め、それを自社製品に採り入れてくれたことは、日本人として誇りに思えてうれしくなります。
■クリュッグ氏が目指した日本での歴史づくり
クリュッグそのものが持つ歴史は、世界的に見れば非常に素晴らしいものですので、日本でなぜ広まらなかったのかが逆に不思議なくらいです。
けれど、オリヴィエ氏が来日し、日本にクリュッグを広めようとしたのが1990年のことですので、そのころの日本はバブル崩壊で国中が不況にあえいでいた時期でしたから、高級シャンパンが飲める人は少数派だったといっていいでしょう。
そのため、オリヴィエ氏はワインソムリエやワイン愛好家、あるいはジャーナリストを中心に、日本におけるクリュッグの歴史を作っていこうとしたのかもしれません。
そんなクリュッグが作り出すヴィンテージものは、良質のブドウが獲れたときだけ作られる、特別なシャンパーニュです。
クリュッグ ヴィンテージ2000は20世紀最後のヴィンテージで、「嵐による贅沢」とまで言われる仕上がりとなっていますが、とかくクリュッグには異名が多いのが特徴ですので、それらを調べていくのも興味深いのではないでしょうか。
- 買取商品検索