menu list買取商品 - 宮城峡 シングルモルト ニッカ 500ml
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宮城峡 シングルモルト ニッカ 500mlの高価買取致します
宮城峡 シングルモルト ニッカ 500mlのご紹介
買取参考価格 | 4000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 宮城峡蒸留所 |
地方 | 宮城県 |
地区 | 仙台市青葉区 |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 500ml/43度 |
ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所単一のモルトウイスキーだけを使用した「シングルモルト宮城峡」を手軽に楽しんでいただけるように、2008年3月にリリースされたウイスキーです。
貯蔵年数を示すエイジング表記をなくしたことで、長期熟成の原酒から比較的短期の原酒まで幅広く使用することが可能になりました。
蒸溜所の周囲に流れる新川(ニッカワ)川の良質な伏流水を使用し、豊かな自然の中で熟成させることによって生まれた、華やかで甘く柔らかい香りと滑らかな味わいが特徴です。
宮城峡 シングルモルト ニッカ 500mlの歴史
口当たりも新鮮な濃厚果実の風味
■ワインを思わせる果実感たっぷりのウイスキー
「シングルモルト宮城峡500ml」はニッカウヰスキーの宮城峡蒸溜所で、単一のモルトウイスキーのみを使用して造られました。
ウイスキーとしては珍しく、ピートのスモークさより、ぶどうを思わせるフルーティーな果実風味が特徴となっています。
その味わいは果実感が濃厚でありながらも、口当たりと舌触りが軽やかで、花のような香りも楽しめます。
甘い香りとウイスキーの質の良い後味によって、余韻が残るウイスキーとなっており、初めてウイスキーの美味しさを知ったという人が続出している人気の1本です。
■自然が育む上質の原酒
ニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所は、創業者の竹鶴政孝がウイスキーのさらなる発展を目指して建設した蒸留所です。
政孝は、1934年に北海道・余市にニッカウヰスキーの一つ目の蒸留所である余市蒸留所を建設しました。
そして、ニッカウヰスキーの前身である「大日本果汁株式会社」を設立して、ウイスキー造りに励んでいました。
一方で、政孝は余市蒸留所でウイスキーを造りながらも、余市とは異なる環境で、より一層日本人の味覚に合うウイスキーをつくるために最適な場所を探してもいたのです。
宮城峡蒸留所は東北地方・宮城県の冷涼な気候の山間にある、ニッカウヰスキーの二つ目の蒸留所です。
政孝が余市蒸留所に続く蒸留所建設地として選んだのがこの場所でした。
余市蒸留所のある余市と比較してみると、年間での気候が約2℃高く、しかも内陸部にあるので、海からの影響を受けることがなかったためです。
さらに、上質のウイスキー造りに欠かすことができない、豊かな水源が豊富にあったことも決定打となりました。
宮城峡蒸留所は、広瀬川と新川の二つの清流に囲まれ、年間を通して霧や靄に包まれることが多く降雪量も多い地域です。
豊かな森林の中に佇む宮城峡蒸留所は、澄んだ空気と森の湿潤さによって、原酒を保存する樽を乾燥から守ることができました。
ニッカウヰスキー以外にも、ウイスキーの製造を行っている会社はありましたが、多くの場合硬度の高い水がウイスキー造りに使用されていました。
そのため、ウイスキーに独特の雑味が生じることを避けられずにいたのです。
政孝は、この雑味を取り除くためには、上質の水を確保することが最も大切だと考えました。
新川に流れる水は、蔵王連峰から流れてくる豊かな伏流水で、他の蒸留所が使用している水よりも硬度が低いという特徴があったのです。
この水のおかげで、ウイスキーに余計な成分が含まれることなく、宮城峡蒸留所で造られる原酒は大自然の中でゆっくりと熟成を重ね、上質の原酒へと変化していきました。
■自然と共に歩むウイスキー造り
宮城峡蒸留所が建設されたのは、余市蒸留所の完成から30年もの月日が流れてからのことです。
昭和の高度経済成長期に建設された宮城峡蒸留所は、余市に建設されたものとは違い、機能的で先進的な設備を誇る工場でした。
ですが、政孝は「自然を大切にしなければ、美味しいウイスキーは造れない」というポリシーを持っていたため、蒸留所の建設にあたっては、細心の注意が払われました。
自然の地形を崩すことなく、豊かな森林の木々を伐採する際は特に気を配りました。
工場建設よりも、そのままの自然の状態を最大限に守ることを優先し、美しい景観を乱さないための配慮を綿密に行ったのです。
工場を建設するために必要な木々の伐採は、必要最小限に抑えて樹木を残すようにし、電線も全て地下に埋めました。
そうする方が、自然にとって良いということを政孝は知っていました。
自然の土地が持つ起伏も、工場での作業を困難にすると分かっていながら、敢えて平らにすることをしなかったのは、生産効率の優先よりも、自然を守ることを重視した政孝の思いの表れなのです。
美味しいウイスキーを造るためには、自然と共に生きていくことが大切だと考えた政孝の思いは、のちの上質なウイスキーの誕生につながっていったと言えます。
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