menu list買取商品 - 宮城峡 ラムウッドフィニッシュ シングルモルト ニッカ
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宮城峡 ラムウッドフィニッシュ シングルモルト ニッカの高価買取致します
宮城峡 ラムウッドフィニッシュ シングルモルト ニッカのご紹介
買取参考価格 | 13000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 宮城峡蒸留所 |
地方 | 宮城県 |
地区 | 仙台市青葉区 |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 欧州700ml・米国750ml/46度 |
「シングルモルト宮城峡 ラムウッドフィニッシュ」は、2017年11月に3,500本の数量限定で欧州・米国市場向けに販売されたウイスキーです。
ニッカウヰスキーが1本1本厳選したラム樽に、「シングルモルトウイスキー 宮城峡」を詰め、さらに約1年間貯蔵・熟成させて仕上げました。
シェリー樽の風味が効いた軽やかな味わいの「シングルモルト宮城峡」を、ラム樽でさらに熟成させることで、熟した果実やスパイスの風味が付与されたボディ感のある味わいを愉しむことができます。
ドライフルーツやキャラメルのような甘い香りと、濃厚でコクのある味わいが特長です。
宮城峡 ラムウッドフィニッシュ シングルモルト ニッカの歴史
欧州・米国市場向けに数量限定販売された宮城峡 ラムウッドフィニッシュ
■欧州市場と米国市場の限定販売品
NIKKA(ニッカ) シングルモルト宮城峡 ラムウッドフィニッシュは2017年11月に欧州・米国市場に向けに合計3,500本の限定で販売されたウイスキーです。
46%で欧州市場向けは700mlボトル2本セットが395ユーロ(2017年9月時点の日本円換算で約51,000円)、米国市場向けは750mlボトルで190ドル(日本円換算で約21,000円)でした。
日本国内では発売されていないため、手に入れたい場合には欧州や米国で探すか、逆輸入品やコレクターが手放す品などを待たなければいけません。
NIKKA(ニッカ) シングルモルト宮城峡 ラムウッドフィニッシュは、シェリー樽の風味が香しく軽やかな味わいのシングルモルト宮城峡を、ラム樽に移し替えて追熟させたものです。
追熟により、熟した果実やスパイスの風味がさらにふくよかになり、パンチのあるボディ感の味わいに仕上がっています。
シェリー樽とラム樽による熟成で風味が融合されたドライフルーツやキャラメルのような深く濃い甘い香りや、濃厚でコクのある味わいに魅了されるのではないでしょうか。
■さらなる夢を追い求めて選ばれた宮城峡の地
ニッカウヰスキーの創業者であり、日本ウイスキーの父とも称される竹鶴政孝が宮城峡の地に新しい蒸留所を建設したのは、ニッカの最初の蒸留所である北海道お余市蒸留所でのウイスキー造りをスタートさせてから約30年後の1969年のことです。
竹鶴政孝は異なる蒸溜所で生まれた個性の異なる複数の原酒をブレンドすることで、はより味わい深く豊かなウイスキーが完成するという信念を抱いてきました。
そのため、ウイスキー造りを学んだ本場スコットランドの地と似た余市に加えて、第二の蒸溜所を求め続けていたのです。
この当時、ニッカウヰスキーではモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした日本では初めてとなるブレンデットウイスキーの「ハイニッカ」をリリースし、日本国内にウイスキーブームを巻き起こしました。
日本にウイスキー文化が浸透しつつあったことも、二番目の蒸留所建設を後押ししたといえるかもしれません。
候補地の選択は北海道工場長であった竹鶴威をはじめとしたスタッフが全国を調査しまわって選び、その候補地を実際に竹鶴政孝が足を運んで厳選していったのです。
最終的に決まった地は仙台の市街地から西へ約25キロほど離れた山形県との県境に近い場所で、広瀬川と新川という2つの清流が流れる緑豊かな峡谷でした。
新川の清流の水をすくって、持参したニッカウヰスキーのトップブランドであるブラックニッカを割って味わい、その場で蒸溜所建設を決定したという歴史が残されています。
■余市蒸留所とは異なる蒸溜方式
竹鶴政孝が第二の蒸溜所を求め続けていたのは、既存の余市蒸溜所とは全く異なる個性が生み出される原酒を造りたいからでした。
第二の蒸留所の原酒としてイメージされていたのは、ウイスキー造りの修業時代に知り尽くしたスコットランドのローランドのような華やかで軽快なモルト原酒です。
余市蒸留所の力強く重厚なモルト原酒と、軽やかで軽快なモルト原酒をブレンドに用いることで、ウイスキーに豊かな幅と奥行きをもたらせると考えていたからです。
宮城峡の気候風土はスコットランドの中でもローランドに似ていると察知した竹鶴政孝ですが、場所を変えただけでなく、蒸溜方式も余市蒸溜所とは異なる方式を採用しました。
石炭直火蒸溜方式を採用する余市蒸留所に対して、宮城峡蒸留所では蒸気間接蒸溜方式を採用することで、ウイスキーの世界を広げようとしたのです。
宮城峡蒸溜所の開設当時、職人たちの中には蒸気間接蒸溜を経験したことのある者は誰一人いませんでした。
唯一、スコットランド留学で得た知識を持っていたのが竹鶴政孝であり、職人たちと試行錯誤を重ねながら、ローランドタイプの華やかでスムースな原酒づくりを成し遂げたのです。
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