menu list買取商品 - 宮城峡 10年 シングルモルト ニッカ
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
宮城峡 10年 シングルモルト ニッカの高価買取致します
宮城峡 10年 シングルモルト ニッカのご紹介
買取参考価格 | 15000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 宮城峡蒸留所 |
地方 | 宮城県 |
地区 | 仙台市青葉区 |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/45度 |
「シングルモルト宮城峡」は、2003年にそれまでの「シングルモルト仙台」から変更する形でリリースされました。
ニッカウヰスキーのシングルモルトウイスキーとしては、 余市蒸溜所で生み出される「余市」と並んで日本を代表する高級ブランドのウイスキーとして世界的にも評価されています。
惜しまれつつも終売となったこちらの「仙台宮城峡蒸留所10年貯蔵シングルモルト」は、すっきりとした香り、軽やかな麦芽の香り、樽の香ばしさが調和した香りで、華やかなフルーティーさがあります。
なめらかな味わいと深みある熟成の甘さ、そして香ばしく広がるコク、柔らかくスムーズな舌ざわりが特徴です。
※ベビーボトル(180ml)は買取価格が異なります。
宮城峡 10年 シングルモルト ニッカの歴史
余市生まれとは異なる宮城峡生まれのウイスキー
■宮城峡自慢の口当たりのよいウイスキー
「シングルモルト宮城峡10年」はニッカウヰスキーの二つ目の蒸留所である、宮城峡蒸留所で造られたシングルモルトウイスキーです。
ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝が、北海道の余市蒸留所の次に作った二つ目の蒸留所で、仙台の外れに位置しています。
余市がスコッチウイスキーならではのピート感を強めに出しているのに対して、宮城峡はどちらかというとピート感は少なめで、フルーティなやわらかい味わいが特徴です。
「シングルモルト宮城峡10年」は大変口当たりがよく、飲みやすいところが世界中で評判になっています。
麦芽の香りや、樽から漂う独特の香ばしい美味しさに、大変ファンの多いウイスキーでしたが、残念なことに終売となりました。
華やかでフルーティーな味わいが魅力の「シングルモルト宮城峡10年」は、今も多くのファンに愛され続けており、復活を待ち望む声も多く聞かれる人気のウイスキーです。
■政孝が夢を追い求めた宮城峡蒸留所
北海道の余市の地で最初の蒸溜所をスタートさせてから、竹鶴政孝はおよそ30年後に、次なる新しい蒸溜所建設のための土地を探し求めました。
政孝には二つの異なる蒸溜所で生まれた複数の原酒をブレンドすることで、ウイスキーがより味わい深く豊かになるという気持ちを、常日頃から心に抱いていたのです。
そんな政孝にとって、第二の蒸溜所建設は夢の実現のために何としてでも必要なものでした。
その当時のニッカウヰスキーでは、日本で初めてグレーンウイスキーとモルトウイスキーとをブレンドした「ハイニッカ」を発売しました。
そして、この発売をきっかけにして、日本でのウイスキーブームが巻き起こったのです。
徐々に日本にウイスキー文化が浸透しつつあると、手ごたえを感じていた政孝は、第二の蒸溜所づくりへとますます意欲を高めていきました。
当時、北海道工場で工場長を務めていた竹鶴威を筆頭に、スタッフが調査した候補地の中から政孝が選んだ場所は、仙台にある宮城峡でした。
仙台の街から西へ25km行った山形との県境と近いこの地域は、広瀬川と新川の二つの川が流れる、豊かな清流に恵まれた峡谷です。
政孝は初めてこの土地を訪れた時、新川の清流で持って行った「ブラックニッカ」を割って飲み、その味わいを確認しました。
そしてその場で、この土地に蒸溜所を建設することを決めたと伝えられています。
■余市とは異なる蒸留方式を採用
政孝が第二の蒸溜所として求めたのは、余市蒸溜所とはまったく異なる個性を持つ原酒づくりをすることでした。
自身が学んだスコットランドの「ローランド」のような華やかで軽快なモルト原酒を作れば、ブレンドした時の味わいに幅と奥行きを与えられるのではないかと考えていたからです。
気候風土がローランドに似ている宮城峡を建設地に決めたこともその理由でした。
そして、政孝は蒸溜方法についても余市蒸溜所とは異なる「蒸気間接蒸溜方式」を採用しました。
蒸気間接蒸溜方式とは、スチームを使って130℃ほどの熱でじっくり蒸溜する方法です。
ポットスチルも余市とは異なり、宮城峡の「バルジ型」は胴体部分に丸い膨らみがあるのが特徴です。
宮城峡蒸溜所を開設した当時は、スタッフの中に蒸気間接蒸溜を経験したことのある者がいませんでした。
それでも政孝はスコットランドで得た知識をもとにして、試行錯誤を重ねた結果、華やかでスムースなローランドタイプの原酒づくりに成功しました。
そして、宮城峡蒸溜所が誇るもう一つが「カフェ式連続式蒸溜機」で、導入時には、既に旧式となっていた蒸溜機です。
旧式ゆえに雑味となってしまう成分が残りやすいため難点でしたが、技術によってこの雑味を、原料本来の香りや甘みに変えることが可能だと政孝は知っていたので、敢えてこの旧式蒸溜機を選びました。
既に余市で成功を収めていたにも関わらず、政孝はさらなる理想の高みを目指して、第二の蒸溜所で挑戦を続けたのです。
そんな宮城峡蒸溜所では、今も政孝の情熱を受け継いで、もっとおいしいウイスキーを作るために、さまざまな挑戦が日夜続けられています。
- 買取商品検索