menu list買取商品 - 森伊蔵 同期の桜
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森伊蔵 同期の桜の高価買取致します
森伊蔵 同期の桜のご紹介
買取参考価格 | 52000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 森伊蔵酒造 |
地方 | 鹿児島県 |
地区 | 垂水市 |
分類 | 芋焼酎 |
タイプ | 720ml/25度 |
鹿児島でつくられる「魔王」「村尾」と合わせてプレミア芋焼酎の「3M」と呼ばれ、「幻の焼酎」としても絶大な知名度を誇る「森伊蔵」は、焼酎にしては珍しく銘柄は一つなのに非常に種類が多く、ラベルにも様々な種類がございます。
すでに製造中止でメーカー販売されていない銘柄も数多く、それらはプレミア芋焼酎の中でもとりわけ「幻の焼酎」と称されている銘酒がずらりと並ぶのも「森伊蔵」の特徴です。
こちらの「森伊蔵 同期の桜」は「森伊蔵 あヽ玉杯の同期」より8年も前に製造・販売された超レアな芋焼酎です。
瓶の中で数十年も熟成していますので、究極の味わいへと変貌していること間違いなしです。
※買取相場は、市場の相場状況や買取方法などによって上下変動いたしますので、予めご了承ください。
森伊蔵 同期の桜の歴史
■閉鎖の危機を乗り越えた5代目当主
森伊蔵 同期の桜は非常に古い銘柄で、すでにお目にかかるのは困難な幻の逸品となっています。
森伊蔵にはこのように入手困難な幻の銘品が数多くあるのですが、手掛けている森伊蔵酒造は明治18年創業、鹿児島県垂水市牛根境にある酒蔵です。
これだけ名の通った酒造であればさぞかし大所帯なのだろうと思うと、実は蔵の大きさは150坪ほどで、職人も15人程の少数精鋭部隊です。
しかしてその木造蔵は、120年の月日をずっと見つめて来た歴史の証人です。
そこで手間のかかる伝統のかめつぼ仕込みを守り続けているのですから、仕上がる焼酎にも丁寧さが溶け込むのは至極当然と言えるでしょう。
ただ、現在に至るまでにはやはり数多くの困難がありました。
創業当時は順調だった経営も、5代目当主が継いだ頃は一時破産の危機に直面したと言います。
5代目当主は酒造を法人化するなどして経営を立て直した人物ですが、抜本的な改革をしながらも、代々技を伝えて来た歴代の当主や先代当主への敬意を忘れることはありませんでした。
森伊蔵という名は、先代当主、4代目の名前です。
この名を焼酎にいただき、現在に続く最高の銘酒を生み出すことに成功しました。
■焼酎を文化に昇華させる酒蔵
森伊蔵酒造は、創業当時ですら珍しかったかめつぼ仕込みで酒造りをしていました。
酒は紫外線で品質が劣化するため光を遮る茶瓶を使用するなど、昔から品質の良い焼酎づくりへの工夫を欠かしたことはありません。
5代目当主の森覚志氏は、現在と幻と言われる焼酎森伊蔵を世に出したその人ですが、森家8人兄弟の末っ子で、32歳まで東京でサラリーマン生活を送っていたそうです。
親元に戻り酒造りに邁進しながらビジネス面にもテコ入れをしますが、その時の経営状態は厳しいものでした。
今では考えられませんが、鹿児島にある小さな蔵、無名の焼酎、取り扱ってくれる小売店は当時とても少なかったのです。
それでも森覚志氏は、世界の国々でメジャーな酒と同じ蒸留酒である、日本の焼酎の地位上げることに目標を定めます。
だから旨い焼酎、客が買いに来る焼酎を造ることを決めます。
これまでの焼酎づくりの常識を全て書き出し、それと真逆のこともまた全て書き出し、残す物は残し、改革すべき考え方は変えて行ったそうです。
特に原料の黄金千貫を、仲買人を通さず専業農家から仕入れることを決めたのは大きな決断だったでしょう。
鹿児島県大隅半島の8件の専業農家と独自に契約を結び、低農薬で良質な原料を確保できるようにしました。
麹の元になる米は福島のコシヒカリを採用し、水は大隅半島高隅山系の伏流水に目をつけ、ボーリングを3本行い、一番良質な水を採用しました。
黒麴ブームには乗らず、白麹にこだわったのも森覚志氏です。
やさしくまろやかな味が出る白麴が一番旨い焼酎を造る、そういう信念があるからです。
全ての原料にこだわり、120年前の木造蔵で、120年前のかめを使い、昭和63年に森伊蔵は完成しました。
酒蔵には蔵菌という家付き酵母が住み着いていますから、120年の技術を受け継ぐ蔵人と、120年の命を受け継ぐ酵母とが、一緒に森伊蔵を造り上げたことは間違いないでしょう。
■幻の焼酎 森伊蔵 同期の桜
焼酎は文化だと言い切る森伊蔵酒造は、原料や製造方法だけでなく、商品管理にもこだわっています。
規模を拡大する誘いは全て断り、今ある場所でのみ造り上げていますから、どうしても数は限定されてしまうでしょう。
プレミアム芋焼酎3Mの内の一つと呼ばれ、幻の焼酎として知られるようになりましたが、森伊蔵の場合は銘柄は一つでも種類はとても多いのが特徴です。
ただしその内の多くはすでに製造は中止され、ほとんどがプレミアム扱いとなっていますので、なかなかお目にかかる機会はないかもしれません。
森伊蔵 同期の桜は、同じ同期という言葉を持つ、森伊蔵 あヽ玉杯の同期の8年前に製造販売された銘柄です。
開封前のもので丁寧に保管されていれば、すでに数十年ボトル内で熟成していることでしょう。
どのような味わいを醸し出してくれるのか、期待は大いに膨らむばかりです。
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