menu list買取商品 - モートラック 18年
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モートラック 18年の高価買取致します
モートラック 18年のご紹介
買取参考価格 | 23000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | モートラック蒸留所/モエヘネシーディアジオ社 |
地方 | スコットランド |
地区 | スペイサイド地区ダフタウン |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 500ml/43.4度 |
2015年3月6日に500ml入りの定価32,000円でリリースされたオフィシャルボトル「モートラック 18年(MORTLACH 18 YEARS)」は、スペイサイドのダフタウンで最となる1823年に設立された歴史あるモートラック蒸留所のシングルモルト・スコッチウイスキーです。
リメード樽と呼ばれる底板を新しい木材に交換した樽で18年以上熟成させたモートラック18年は、ローストビーフのようにジューシーなミーティー(肉のような旨み)な香りやモルティーな甘み、そしてバランスのよい酸味が素晴らしいバランスで調和した驚くほど複雑な味わいが特徴的。
2019年に12年、16年、21年3種類のヴィンテージボトルがリリースされたことにより、モートラック18年は在庫が無くなり次第販売終了となるボトルであるため、今後は市場価格が高騰すると予想されています。
モートラック 18年の歴史
スコッチ最大の生産地スペイサイドで産声をあげた野獣ウイスキー
■コーウィー親子の挑戦によって生まれ変わったモートラック
ウイスキーの中でもひときわ特別な存在感を放つスコッチウイスキー。
原料の大麦の栽培するのに適した環境とスコッチの味わいを特徴づけるピートを育む土壌、熟成に向いた冷涼な気候など、ウイスキーづくりに最適な条件が揃うスコットランドには100ヵ所以上の蒸留所があり、ウイスキーの全消費量の約6割近くを占める世界一のウイスキー生産地です。
そんなスコットランド・スペイサイド地方にある人口約1500人ほどの小さい街ダフタウン地区で、1823年、初の政府公認蒸溜所として産声を上げたのがモートラック蒸留所です。
幾度も所有者が入れ代わるなどなかなか安定することがなかったモートラックですが、操業開始から30年を経た1853年、当時の経済を支える鉄橋やトンネル、駅の構築に大きく貢献し大成功を収めていたエンジニアのジョージ・コーウィーが新オーナーに就任します。
「最高級のシングルモルトウイスキーをつくりたい、地域産業に貢献したい」という夢を叶えるため、製造工程を体系的に、科学的に構築し直すなど新たな挑戦に挑んだのです。
1867年にジョージ・コーウィーが単独オーナーとなったモートラックの探究は、息子であるアレクサンダー・コーウィーへと受け継がれ、ロンドン大学の薬学部で培った経験を生かし、モートラック独自の蒸溜方法「2.81回蒸溜」を発明します。
この他に類を見ない複雑な「2.81回蒸溜」という工程をくぐり抜けることによって、現在のモートラックならではと言える圧倒的に力強く芳醇で深みのある味わいが生まれたのです。
コーウィー博士による独自の蒸留工程を1896年に採用して以来、モートラックは100年以上に渡って「2.81回蒸溜」を組み入れた変わらぬウイスキー製法を守り続けています。
その後、62歳で引退を決意したアレクサンダーは、ジョニー・ウォーカー&サンズ社に蒸溜所を売却しました。
■モートラック 18年の味わいと特徴
「モートラック 18年」は、シェリー樽とバーボン樽に使われていた樽材を組み合わせ、両面の底板を新材に交換して造ったオリジナルのリメード樽にて長期熟成された逸品です。
クリアな明るい琥珀色のスピリッツをグラスに注ぐと、まさに野獣の本領発揮と言わんばかりの優しく焦がしたカラメルやブラウンシュガー、ライトなフルーツのタルト、そして焼き菓子のように爆発的なアロマが鼻をくすぐります。
口に含むとシェリー樽由来のプラムやレーズンが舞い込み、続いて追いかけてくるウッドやメロン、薄切りの白桃が濃厚でスムーズな味わいで満たされます。
ミーティという表現でも、バーベキューではなくオーブンでじっくりと火を通したローストビーフのようなジューシーな肉っぽさ。
モートラックの芳醇さを前面に押し出しつつも奥にはフローラルな香りが潜み、リッチで力強い味わいを愉しむことができます。
モルティーな甘味とバランスの取れた酸味が複雑ながらも美味しく、華やかでたくましいウイスキーが好きな方には特におすすめ。
ごまかしのない長期熟成のモートラック18年は、ぜひストレートでお楽しみください。
■モートラックがアルコール度数43.4%でボトリングする理由
1993年12月、アメリカで1920年代を通じて施行された禁酒法を廃止したことにより需要が拡大したウイスキー。
需要に伴うかたちで多くのブレンデッドウイスキーが出回っていた状況下においても、シングルモルトウイスキーにこだわり続けたモートラックは、高級デパートなどの限られた場所でしか販売されていませんでした。
その当時、販売されていたモートラックのアルコール度数が43.4%であったことから、現在に至るまで変えることなくボトリングの度数を固持したまま仕上げているのだとか。
■ウイスキーの聖地、スペイサイドモルトを知る
ハイランド地方の中心部ともいえるスペイ川沿いに、50以上の蒸留所がひしめくエリアがあります。
冷涼な気候、水質の良い水など上質なウイスキーを作るのに最適の環境が整うこの土地を区切って「スペイサイド」と呼び、このエリアでつくられるウイスキーのことを「スペイサイドモルト」としています。
スペイサイドは地理的には決して大きな地域ではありませんが、ローランド、ハイランド、キャンベルタウン、アイランズ、アイラを含むスコッチウイスキー6つの産地の中では特にボリュームが大きく、メインとも言える有名な蒸留所がひしめいており、他の地域を圧倒する生産数量を誇る場所でもあります。
ウイスキーファンにとってはモルトウイスキーの産地として有名なスペイサイドですが、釣り人にとってはサーモンフィッシングのメッカとして有名です。
スペイサイドモルトの全体的な特徴は、華やかな香りとなめらかでリッチな味わい。
「モートラック」のほか、代表的な銘柄には「マッカラン」や「グレンフィディック」、「グレンリベット」や「ベンリアック」が名を連ねていますので、熟成期間や製法で個性がさまざま揃う蒸留所ごとの味わいを飲み比べてみるのはいかがでしょうか。
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