menu list買取商品 - 村尾 ANA(全日本空輸)限定 720ml
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村尾 ANA(全日本空輸)限定 720mlの高価買取致します
村尾 ANA(全日本空輸)限定 720mlのご紹介
買取参考価格 | 3000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 村尾酒造 |
地方 | 鹿児島県 |
地区 | 薩摩川内市 |
分類 | 芋焼酎 |
タイプ | 720ml/25度 |
明治35年に鹿児島県で創業した村尾酒造から生み出された芋焼酎「村尾」は、西郷隆盛が愛した名酒としても有名です。
こちらはANA国際線の機内で販売されている720mlの限定品です。
3代目当主であり、焼酎造りの天才と称されている村尾寿彦氏が、原料の調達から仕込み、蒸留、配達まですべてを1人で賄っていたこともあり、生産量は限られ、おのずと手に入れにくい焼酎となりました。
「森伊蔵」や「魔王」と並ぶプレミア芋焼酎「3M」のひとつとしても広く親しまれており、伝統的な「かめ壺仕込み」でまろやかな味わいと柔らかい飲み口を表現しています。
落ち着いた香りと洗練された味わいの中にあらわれる、特徴的な芋本来の香ばしい風味や自然な甘さが特徴的で、多くのファンを魅了してやみません。
村尾 ANA(全日本空輸)限定 720mlの歴史
■プレッシャーと戦い続ける4代目当主の気概
芋焼酎好きなら、プレミアム焼酎3Mの中の一つ、村尾の焼酎は一度は味わうべきと口を揃えます。
ただ、他の銘柄と違って、村尾は東京=ソウル路線を除く全てのANAの国際路線の機内販売で特別販売されるなど、比較的身近な存在とも言えます。
当然国際線に乗らないといけないので身近と言っても限りはありますが、他の銘柄のようにビジネスクラス限定ではなく、エコノミーを含む全てが対象というのは、かなりフレンドリーな内容と言えます。
ますますグローバル市場へと名を轟かせる村尾ですが、創業は明治35年、歴史の中では西郷隆盛が愛した名酒として有名な焼酎です。
名人と謳われたのは3代目当主の村尾寿彦氏で、原料の調達はもちろん、仕込みや蒸留ばかりか店先への配達まで全て1人で賄っていた人物です。
そのため生産量は限られ、おのずと手に入りにくい焼酎となりましたが、現在は娘婿となった4代目当主の氏郷真吾氏が村尾酒造を引き継いでいます。
氏郷氏は村尾を継ぐにあたり名門の重責に苦しむこともあったそうですが、見事にそれを跳ね除けました。
村尾だから良いわけではない、出来が良い年もあれば悪い年もあると言い切る40代の当主は、杜氏として正直なままに、村尾酒造をしっかりと支えています。
■村尾の杜氏してのスタート
村尾酒造は、鹿児島県薩摩川内市の山里に蔵があります。
小川のせせらぎを隣に聞く静かな敷地の周辺には、広々とした水田が広がっています。
現当主の氏郷氏は、前職は会計事務所に税理士補助として勤めていたそうです。
3代目には息子がなく、二女の由紀さんと結婚した氏郷氏に跡継ぎの声がかかり、蔵に入ったのは31歳でした。
それまで焼酎は飲んで楽しむ側だったものが、いきなり提供する側になり、肉体労働も初めてで、名門村尾の看板も非常に大きな重責だったそうです。
蔵に入った時はすでに村尾の名は全国に知れ渡っていましたから、それも当然のことでしょう。
3代目が原料調達からかめ壺仕込み、醸造など全てを指導し、毎日実践で鍛えられる中、1年は悶々とする日々だったようです。
転機になったのは酒類総合研究所での研修で、1ヶ月ほどの研修には全国の酒蔵から造り手が集まり、その中に同じように全く違う畑から転身した人も多かった事から、仲間を得ることができました。
同じ境遇の造り手はたくさんいる、そのことを知ったことは、考え方を大きく変えるきっかけとなったでしょう。
■2015年に代表の座へ
氏郷氏が蔵の代表になったのは2015年4月です。
すでにしっかりとした土台が作り上げられていた氏郷氏は、先代から代を変わると言われても気持ちに大きな変化はなかったそうです。
それまでの10年、すでに村尾酒造の焼酎造りは3代目はアドバイザー的な役割に代わっていて、酒造りの中心は若手に移っていたからです。
にもかかわらず、代替わりを発表すると、味が変わったというクレームが入るようになったそうです。
3代目村尾寿彦氏の造った焼酎でなければ認めたくない、そうしたユーザー心理が働くことも事実でしょう。
しかも運悪く焼酎の出来があまり良くない年に当たってしまったので、苦々しい年になってしまったそうです。
そもそも村尾酒造の焼酎は1年もので、造った焼酎は翌年までに全て売り切ってしまいます。
長期熟成はさせないため、毎年がその時限りの勝負となる酒です。
そのため年によってバラつきはありますし、芋の出来によっても味は変わり、同じ味にはなりません。
冒頭で触れたように、出来が良い年もあれば悪い年もあると言ったのは、そうした意味もあります。
氏郷氏は杜氏として正直であることを決め、村尾というブランドだからいつでも良い焼酎なのだとは言うまいと決めたそうです。
焼酎に正直になることで焼酎造りの邪魔になる雑念は消え、自分たちが理想とする焼酎づくりができる、そう気づいたことで、村尾はまた村尾として一回り大きく成長したに違いありません。
■村尾 ANA(全日本空輸)限定
村尾 ANA(全日本空輸)限定720mlは、伝統のかめ壺仕込みで作ったまろやかな味わいと柔らかい飲み口が魅力の本格焼酎です。
村尾は香りが落ち着いている評判で、洗練された味わいが女性にも高い人気を誇ります。
購入できるのは東京=ソウル路線を除く全てのANA国際路線の機内販売ですが、村尾を求めるために海外へと出かけたくなる人がいても、不思議ではない逸品です。
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