menu list買取商品 - ニッカ ブラック50 デラックス
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ニッカ ブラック50 デラックスの高価買取致します
ニッカ ブラック50 デラックスのご紹介
買取参考価格 | 1500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | ブレンデッドウィスキー |
タイプ | 720ml/40度 |
1979年に発売された「ブラック50」のリニューアル版です。
1978年の酒税法改正により、1級ウィスキーの原酒混和率上限が23%から30%に引き上げられたので、原酒混和率を高めて発売されたのがこの「ブラック50 デラックス」です。
若者をターゲットに販売するために、CMにはディスコで使用されていたソウルミュージックを使ったり、ロッド・スチュワートをイメージキャラクターに用いたそうです。
少し独特な苦味のある味わいが特徴のウィスキーです。
1998年に販売を終了した希少品です。
※1440ml、1920mlは買取価格が異なります。
ニッカ ブラック50 デラックスの歴史
若者とウイスキーの歴史
■ウイスキーと若者たち
戦後の国土復興計画によって日本に高度経済成長期が訪れ、男性を中心にほとんどの人がお酒を飲むようになります。
この時代にお酒が飲める若者となったのが、いわゆる団塊の世代たちで、好景気に沸く中で輸入されてくるウイスキーにステイタスを感じたのか、ウイスキーを好む傾向が見られました。
さらに関税の大幅な引き下げによって、本場のスコッチウイスキーの値段が下がったことも、団塊の世代の若者たちのお酒に対する興味と関心を大いに惹きつけたと言えます。
ただし、国内のウイスキーメーカーにとっては競争相手が増えることを意味し、海外からの洋酒人気の高まりもあって、第三次ウイスキー戦争などと揶揄されたほどです。
■新しいウイスキー人気を高めたのも若者
団塊の世代たちがおじさんになり、高級ウイスキーの水割りがステイタスとなります。
行きつけのバーを持ち、ウイスキーのボトルキープが出世の証ともなったため、いつしかウイスキーはおじさんたちのためのお酒になっていきました。
そもそも若者のときにウイスキーを楽しんだ団塊の世代たちがおじさんになったのですから、ウイスキー好きは変わらず続いていたと言えるでしょう。
その一方で、かつての若者がおじさんになった1980年代の若者にも、ウイスキー人気が訪れます。
1980年以降から1990年代の初めにかけて、この時代の若者にウイスキーの人気が高まりましたが、団塊の世代たちが若者だったときと一番異なる特徴が、若者でありながら高級ウイスキーを好んだことです。
さらに1980年代の後半から199年代の初めに近づくにつれて、若者が一人静かにグラスを傾けるのが格好いいとしてウイスキーに人気が出たのですから、時代とともにウイスキーの好まれ方も随分と変わってきたことが分かります。
この時代にウイスキー人気を高めたのが、現在はおじさんの年齢に近づいてきた木村拓哉さんや岡田准一さんらによるテレビコマーシャルで、若いのに一人静かに飲む姿が格好いいとして、マネをする若者が続出しました。
メディアによる宣伝広告が当たり前になった世代の若者だったからこその、ウイスキー人気と言えそうです。
■2000年以降はハイボール
高度経済成長期の若者は水割りが、1980年から1990年にかけての若者にはロックでウイスキーを飲むのが人気とあって、時代によって飲み方も変わってきたことが分かります。
2000年以降に爆発的な人気を博したのが、ソーダで割るウイスキー、いわゆるハイボールです。
ウイスキーがお好きでしょという名曲を用いて新たな飲み方を提供したウイスキーは、今や老若男女問わずハイボールブームに沸いています。
ハイボールブームの仕掛け人はサントリーとされていますが、2014年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」が、ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝と妻リタの波乱万丈の人生を描いて大ヒットしたことから、ニッカウヰスキーへの注目度も倍増し、新たなウイスキーブームに沸いていると言えるでしょう。
■若者向けのニッカ
NIKKA(ニッカ) ブラック50デラックスは、1979年に発売されたブラック50をリニューアルしたウイスキーです。
リニューアルの背景には、1978年に行われた酒税法改正が絡んでいます。
改正によって、1級ウイスキーの原酒混和率上限が23%から30%にまで引き上げられたことを受けて、原酒混和率を高めたうえで デラックスとして発売したというわけです。
もともとニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝自身、原酒割合の限度いっぱいまで入れてウイスキーを造るというこだわりを持っていた人ですので、ニッカとしてはよりよいものが造れると感じたのではないでしょうか。
その味は少し独特で、苦味があるのが特徴です。
販売のターゲットを若者に絞ったことから、80年代に大流行したソウルミュージックでCMを作ったり、人気シンガーのロッド・スチュワートをイメージキャラクターに用いたりと、若者層にアピールした若者向けのニッカとなっています。
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