menu list買取商品 - ニッカ カフェグレーン 12年 仙台宮城狭蒸留所限定
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ニッカ カフェグレーン 12年 仙台宮城狭蒸留所限定の高価買取致します
ニッカ カフェグレーン 12年 仙台宮城狭蒸留所限定のご紹介
買取参考価格 | 12500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 宮城峡蒸溜所 |
地方 | 宮城県 |
地区 | 仙台市青葉区 |
分類 | グレーンウイスキー |
タイプ | 500ml/57度 |
ニッカ自慢のカフェ式連続蒸留機で蒸留し、樽出しで造られたグレーンウイスキーです。
仙台宮城峡蒸溜所限定で180mlと500mlの2種が販売されていましたが、今はいずれも終売となっているとても希少価値の高い品です。
バニラのようなコクのある甘さと、焦がした古樽香、甘酸っぱいベリーの酸味ある味わいが特徴です。
※180mlボトル、500mlボトルは買取価格が異なります。
ニッカ カフェグレーン 12年 仙台宮城狭蒸留所限定の歴史
二人の偉大な存在が生み出したジャパニーズ品質のウイスキー
■ジャパニーズウイスキーの父の存在
現在、世界でウイスキーには5つの名産地があります。
一般的には5大産地と呼ばれており、アイルランド、スコットランド、そしてアメリカにカナダ、さらに日本です。
日本のお酒といえば、今や世界中にSAKEで通用するほどよく知られ、好まれるようになった清酒が思い浮かびますが、ウイスキーにおいてもその品質はずば抜けて高く、洋酒の文化を持つ世界の中で5大産地の1つになっているのには、ある人物の存在があります。
その人物とは、ジャパニーズウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝で、現在のニッカウヰスキーの創業者です。
日本の高品質のウイスキーを造り上げたパイオニアとしてテレビドラマにもなったことから、一躍その名を知られるようになった竹鶴政孝ですが、もう一人、日本のウイスキーを高品質たらしめた人物が存在します。
寿屋として創業を始めた現サントリーの創業者・鳥井信治郎です。
■竹鶴政孝の熱意
日本のウイスキーがジャパニーズウイスキーとして世界中から愛されているのは、この二人の存在にあるといっても過言ではありません。
鳥井信治郎の方が竹鶴政孝よりも年上で、鳥井信治郎は大阪で米穀商の父のもとに生まれたことから、根っからの商人(あきんど)として洋酒を手掛けていきます。
一方の竹鶴政孝は竹鶴酒造という酒造りを営む家の分家に生まれていますので、日本酒造りをしたとしても、おそらく成功したことでしょう。
実際、政孝は高等学校の醸造科で酒造りを学んでいます。
けれど、この勉学は政孝に洋酒への興味を駆り立てました。
1918年、政孝24歳の時、勤めていた摂津酒造の社長から本物のスコッチウイスキーの造り方を学んでくるようにと命じられ、単身、スコットランドへ渡ります。
何のコネもツテもなくやってきた若い日本人男性に、蒸留所の人たちは見向きもしませんでしたが、それでも政孝はあきらめることなく、蒸留機の掃除を買って出、自らノートを取ります。
その熱心な姿に、一人の職人が声をかけ、導いてくれます。
政孝の姿勢は、言葉もろくに通じない国からやってきた異国の風変わりな男を避けようとする人たちの中に、その心を動かす力と熱意があったのです。
■竹鶴政孝と鳥井信治郎
スコットランドでウイスキーの造り方を学んだ竹鶴政孝は、1920年に日本に戻り、摂津酒造で生産を試みるも、第一次世界大戦後の不況により資金が調達できず、断念します。
そこへ声をかけたのが、同じく日本でウイスキーを造ろうと考えていた鳥井信治郎でした。
鳥井はスコッチウイスキーの権威であるムーア博士にスコッチウイスキーの造り方を尋ねに行ったところ、もう日本には造り方を知っている青年がいるではないかと言われ、大変驚いたと言われています。
もちろん竹鶴政孝のことで、鳥井信治郎はすぐに行動を起こします。
寿屋改め寿屋洋酒店に竹鶴政孝を招き、国産ウイスキー造りを任せたのです。
しかしながら、竹鶴政孝の職人気質は、あきんどとしてそろばんを弾く鳥井信治郎と予算の面で折り合いが付かず、国産第一号のウイスキーはできたものの、その出来栄えはさんざんなものでした。
とはいえ、この二人が出会っていなければ、サントリーが独自に高品質のウイスキーを造り出すのはまだまだ後のことだったでしょう。
そして、竹鶴政孝のニッカウヰスキーの誕生も遅れたであろうことは間違いなく、ジャパニーズウイスキーの父の陰には、もう一人の偉大な存在があったと言えます。
■ニッカ自慢の蒸留機で造るから美味しい
竹鶴政孝が目指したのは、モルトが効いたスコッチウイスキー特有のシングルモルトウイスキーでした。
モルトウイスキーは麦芽だけを使って造るウイスキーですが、原材料費が高く付くため、より安価な材料費で造るという目的から、トウモロコシを使ったグレーンウイスキーが存在します。
通常、モルトウイスキーに比べて味が劣るグレーンウイスキーですが、ニッカには自慢のカフェ式連続蒸留機があり、ニッカの職人によって造られる樽出しグレーンウイスキーの味は、モルトウイスキーに劣らぬ秀逸なものとなっています。
ニッカカフェグレーン12年は、樽出し原酒を使い、ほぼ加水調整していないことからアルコール度数は62度とかなり高めです。
仙台宮城峡蒸留所限定で販売されていましたが、現在は造っていないため、希少価値の高いウイスキーとなっています。
バニラの甘い香りと焦がした古樽のような香りを楽しみながら、甘酸っぱいベリーの酸味とまろやかなバニラの甘みを舌で味わえる、ニッカだからこそ造れる極上のグレーンウイスキーです。
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