menu list買取商品 - ニッカ カフェモルト
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ニッカ カフェモルトの高価買取致します
ニッカ カフェモルトのご紹介
買取参考価格 | 3800円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 700ml/45度 |
ニッカウヰスキーの伝統的なカフェスチル(カフェ式連続蒸留機)で造られたモルトウィスキーです。
この機械で造られるウィスキーは、主にトウモロコシを原料にするのが一般的ですが、ニッカは大麦麦芽を原料にカフェスチルで蒸留しました。
カフェスチルだからこそ味わえる、モルトの甘さと芳ばしさが楽しめます。
ほんのり香るバニラと軽快なモルト香、口当たりが軽く、スムースでクリーミーな甘さが口いっぱいに広がります。
ニッカ カフェモルトの歴史
竹鶴政孝のこだわりから生まれたニッカカフェモルト
■ニッカウヰスキーならではの味が楽しめる逸品
NIKKA(ニッカ) カフェモルトは、ニッカウヰスキーの伝統的製造方法であるカフェ式連続蒸留機(カフェスチル)で造られるモルトウイスキーとなっています。
カフェ式であるがゆえに感じることができるモルトの甘さとかぐわしい香りが、NIKKA(ニッカ) カフェモルトの最大の魅力と言えます。
カフェ式連続蒸留機で造るウイスキーは一般的にトウモロコシを主原料としていますが、ニッカウヰスキーでは大麦麦芽を原料に使用して蒸留しているのが特徴です。
バニラ香がほんのりと香りモルトが放つ軽快で芳醇な香り、さらに口あたりと喉越しのよさはウイスキー初心者にも美味しくいただける仕上がりとなっています。
口いっぱいに広がるやわらかな甘みがウイスキーの味をさらに引き立てており、これぞまさにニッカウヰスキーというべき逸品です。
■本格的なブレンデッドウイスキーを造るという夢
ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝は、本格的なブレンデッドウイスキーを自らの手で造りたいという夢を持っていました。
そのためにはカフェ式連続式蒸留機を導入する必要があったのですが、1963年、ついに念願かなってニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所にカフェ式連続式蒸留機が導入されました。
今もなお宮城峡蒸留所にあるカフェ式連続式蒸留機は、現在の主流である連続式蒸留機よりも旧式であるため、蒸留効率が劣るという一面があります。
ですが連続式蒸留機で造るウイスキーはアルコールの精製度を高めることができる反面、香りや味の成分まで取り除いてしまうという欠点があります。
その一方、カフェ式連続式蒸留機によって造り出されるウイスキーには、原料の香りや成分が蒸留液に残るという利点が備わっているのが特徴です。
まさにこれこそが竹鶴政孝が求めた「本物の美味しいウイスキー」であり、彼がこだわり続けた夢のブレンデッドウイスキーそのものなのです。
■政孝とリタの出会い
広島の竹鶴酒造で生まれたニッカウヰスキー創業者の政孝は、学業成績も優秀で大阪高等工業学校(後の旧制大阪工業大学、現在の大阪大学工学部)の醸造科を卒業する頃にはすでに洋酒に対する興味を抱いていました。
卒業後に就職した摂津酒造が本格的なウイスキー造りに取り掛かることになったため、政孝は技術習得にスコットランドへ行くことになります。
本場でスコッチウイスキー造りの製造やブレンド技術を学ぶ傍ら、彼にとってもう1つの大切な出会いが訪れます。
それが彼の妻となるジェシー・ロベルタ・カウン、通称リタと呼ばれる女性との出会いでした。
政孝より2歳年下のリタにはその当時婚約をしていた男性がいたのですが、第一次世界大戦で帰らぬ人となってしまいました。
失意の中にいたリタを慰めようと妹のエラが呼んできたのが政孝で、政孝と同じグラスゴー大学の学生だったリタの妹のエラは、弟のラムゼイに柔道を教えるために政孝をカウン家に連れてきました。
当時のスコットランドではシャーロックホームズが大人気で、彼の得意技が柔術をモデルとしたものであったことから、柔道は東洋の神秘的な格闘技として憧れを持たれていました。
政孝は柔道の腕にも長けていたため、弟に柔道を教える先生として白羽の矢が立ったのです。
そこで初めてリタに会った政孝はすぐに彼女に心を奪われました。
いわゆる一目惚れというもので、日本から鼓を持って来ていた政孝は、ピアノが趣味であるリタと一緒に演奏することもあったと言われています。
こうして親交を深めていった二人はやがてお互いに惹かれ合っていくことになります。
■運命を予感させたクリスマスプディング
すっかりカウン家の大切な客人としてもてなしを受けるようになった政孝に、1919年(大正18年)のクリスマスで食べたクリスマスプディングで運命を予感させる出来事が起こります。
スコットランドではクリスマスプディングの中に入っている銀貨を独身の男性が、指ぬきを独身の女性が引き当てるとその二人は結婚すると言われています。
そして驚くべきことに政孝が銀貨を、リタが指ぬきを引き当ててしまったのです。
急速に二人の仲が近づいていく中、政孝は日本でのウイスキー造りをあきらめてスコットランドに残るとリタにプロポーズをします。
しかし政孝のウイスキー造りにかける情熱を知っていたリタは彼がスコットランドに残ることに反対し、一緒に夢を追いかけるべく自らが日本へ行く決心をします。
言葉も通じない異国の地へ嫁ぐことは大変な不安があったに違いありませんが、リタの政孝を愛する気持ちがどれほど強かったかを物語っています。
周囲に反対されため教会での結婚式も叶わず、登記所で登記官と二人の証人の前で宣誓するだけの簡素な略式結婚を経て、二人は日本に帰国することになりました。
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