menu list買取商品 - ニッカ フォーチュン80
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ニッカ フォーチュン80の高価買取致します
ニッカ フォーチュン80のご紹介
買取参考価格 | 5900円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | ブレンデッドウィスキー |
タイプ | 760ml/43度 |
高級ギフト向けに開発し、1980年10月に発売された商品です。
商品名の「80」の由来は、発売された年代1980年からとられたものです。
フォーチュンは、当時主流だった食中酒や水割りで楽しめるようなコクとマイルドな味わいが特徴的な、バランス型のウィスキーです。
香り立ちは穏やかで、べっこう飴のような甘さとモルティーな熟成香が漂います。
しっかりとしたコクのある口当たりにバニラのような甘味、後からピーティーな味わいが感じられます。
ニッカ フォーチュン80の歴史
ジャパニーズウイスキーの父が目指した本物のウイスキーの味とは
■余市と宮城峡の2つのニッカウヰスキー蒸留所
昭和9年、余市の地に竹鶴政孝が興したニッカウヰスキーでは、政孝亡きあとも変わることなく創業以来持ち続ける、本物のウイスキーづくりへのこだわりがあります。
政孝は実習で訪れたキャンベルタウンにそっくりの町・余市に余市蒸留所と、政孝の情熱を引き継ぎ、2代目マスターブレンダーである甥、のちに養子となった威(たけし)が造り上げた宮城峡蒸留所のどちらにも、本物のウイスキーづくりへのこだわりが変わらず息づいています。
ニッカウヰスキーは、現在アサヒグループの傘下でウイスキー製造を行っているため、余市蒸留所と宮城峡蒸留所ではタイプの異なるウイスキーが造られているのが特徴です。
余市と宮城峡とでは標高が異なるため、どちらもウイスキーづくりに適した環境ながらも、出来上がるウイスキーの味わいは大きく異なります。
変わらないのは、創業者である政孝自らがウイスキーづくりにおける本物へのこだわりです。
■政孝が考える本物のウイスキーとは
政孝がこれが本物のウイスキーだと考えていたのは、ウイスキーと言えばスコッチと言われるほど有名なスコットランドで造られるウイスキーでした。
大正時代、日本にもウイスキーと呼ばれるお酒がありましたが、本物のウイスキーとは似ても似つかない模造品であり、サントリー創業者である鳥井信治郎もまた、この模造品のウイスキーがウイスキーと呼ばれることに歯ぎしりして悔しがっていたと伝わっています。
政孝は日本の人たちに本物のウイスキーを味わってもらいたいという一心で、ウイスキーづくりにその生涯を捧げました。
本物のウイスキーへの強いこだわりは、模造品をウイスキーだと信じて飲んでいた当時の日本人に、本物がいかにおいしいかを伝えたかったからでしょう。
ただ、その実現のためには政孝に大きな試練が待ち構えていました。
若干24歳でツテもなく、単身スコットランドに乗り込んで造り方を学んでくるようにとの社長命令が下ったのです。
■若さと情熱が日本にウイスキーの父を生み出した
いつまでも模造品のウイスキーではいけないから、本場に行って本物のウイスキーの造り方を学んでくる気はないかと持ちかけたのは、政孝が勤めていた摂津酒造の社長・阿部喜兵衛でした。
学んでくる気はないかと尋ねる一方で、本場の技術を習得してきてほしいと続けばこれはもう社長命令以外の何物でもありません。
阿部喜兵衛はすでに、ツテもなく乗り込んで技術を習得して帰って来られるとしたら、竹鶴以外にないと決めていたのでしょう。
政孝はというと、あまりにも突然のことに声も出ないほど驚いたと言われていますが、それも当然です。
時は1919年、元号にすると大正8年のことですので、海外へ行くこと自体が大変でした。
それでも驚きから立ち直った政孝は、ウイスキーの聖地とも言えるスコットランドに留学できる喜びに胸を躍らせたと言います。
竹鶴政孝という人がいなければ、日本のウイスキーがどのような歴史をたどったかは分かりませんが、本物のウイスキーとの出会いは間違いなく遠ざかったことでしょう。
■ニッカウイスキーによる高級ギフトウイスキー
NIKKA(ニッカ) フォーチュン80が発売されたのは1980年10月のことで、高級ギフト向けに開発・発売されたウイスキーというところが最大の特徴です。
発売された1980年代にちなんで80と名がついたフォーチュンというウイスキーは、80年代当時の飲み方で人気だった水割りをはじめ、食事中でも楽しめるようにと、コクとマイルドな味わいを兼ね備えたバランスのよい味わいです。
ニッカのウイスキーと言えば、創業者である竹鶴政孝がピート香が効いたピュアモルトにこだわったこともあって、強いピート臭を連想する人も多いでしょうが、フォーチュンは食事中でも飲めるのをコンセプトにしただけあって、香り立ちは穏やかです。
べっこう飴のような甘さにモルティーな熟成香が漂い、強いピート臭はありません。
ただ、しっかりしたコクのある口当たりに感じるバニラのような甘みのあとから、やはり政孝がこだわったピーティーな味わいがやってきます。
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