menu list買取商品 - ニッカ G&G アメリカンフットボール カバー付ボトル
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ニッカ G&G アメリカンフットボール カバー付ボトルの高価買取致します
ニッカ G&G アメリカンフットボール カバー付ボトルのご紹介
買取参考価格 | 12000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | ブレンデッドウイスキー |
タイプ | 760ml/43度 |
竹鶴ブレンドの終売品「ニッカ GOLD & GOLD 黒ビン」ボトルに、アメリカンフットボールのカバーが付属したブレンデッドウイスキーです。
頭部・胸部で部分ごとに取り外し可能なボトルカバーは、黒色バージョンも存在しています。
オールドボトルでレアなカバー付きボトルのため、オークションでも滅多にお目にかかれないボトルとなっており、買取価格相場の高騰が見込めるウイスキーとなっております。
ニッカ G&G アメリカンフットボール カバー付ボトルの歴史
気迫と情熱で日本に国産ウイスキーをもたらした男
■日本がウイスキーの5大産地である理由
日本のお酒といえば、ジャパニーズ・サケと呼ばれ、今ではSAKEで世界中に通用するようになった清酒です。
そんな清酒の時代に、洋酒に魅せられた一人の青年がいました。
ニッカウヰスキーの創業者であり、日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝です。
ウイスキーの5大産地のうち、日本を除く国々はアイルランドにスコットランド、さらにアメリカとカナダであることからもわかるように、東洋とは遥か遠くの国々で好まれてきたお酒であることがわかります。
そんなウイスキーの名産地として日本が名を連ねているのは、ひとえに竹鶴政孝の功績と言っても過言ではないのです。
■ウイスキー造りへと続く道のり
もともと政孝は酒造会社の分家に生まれたことから、大阪高等工業学校、現在の大阪大学工学部の醸造科で酒造りを学んでいます。
勉強熱心で頭のよかった政孝ですが、分家の生まれでありながら家業を継ぐべき二人の兄が家業を継ぐことを敬遠したことからの進学でした。
当然、誰もが実家の竹鶴酒造で酒造りをするものと思っていましたが、政孝は洋酒に強い関心を持ち、学校の先輩で洋酒業界の雄であった摂津酒造に押し掛けるように入社します。
学校を卒業する前に入社したというのですから、すでに政孝の洋酒への興味はかなりのものがあったのでしょう。
政孝は醸造科で勉強したことから、摂津酒造の洋酒部門に配属されたのちは、専門書を手に研究室にこもる、いわゆる技術者でした。
当時の洋酒はもっぱら葡萄酒でしたが、アルコール殺菌がしっかり行われていなかった葡萄酒が店先で破裂するという事故が多発したのに対し、政孝が造った赤玉ポートワインだけは1つも破裂しなかったのです。
その理由は徹底した殺菌により酵母が発生増殖しなかったためで、この一件から竹鶴政孝の名は瞬く間に広まっていきました。
■葡萄酒からウイスキーへ
19世紀にアメリカへウイスキーが伝わってから、日本にもウイスキーなるものが出回り始めますが、それはとてもウイスキーとは呼べないものでした。
これからはウイスキーだと考えた摂津酒造の阿部喜兵衛社長は、政孝をスコットランドへ送り込みます。
1918年、言葉もわからず、何のコネも持たずにウイスキーの産地であったスコットランドに到着した政孝は、グラスゴー大学で学ぶ傍ら、持ち前の行動力と情熱で蒸留所を見て回り、エルギンのロングモーン蒸留所に頼み込んで実習させてもらうこともありました。
最終的に落ち着いた実習先はキャンベルタウンのヘーゼルバーン蒸留所で、ここで政孝は単式蒸留機・ポットスチルの内部構造を徹底的に調べつくしたのです。
とはいえ、誰かが教えてくれたわけではなく、職人でさえ嫌がるポットスチル内の清掃を自ら買って出て、下着姿で中へ飛び込み、掃除をしながら細部にわたってその構造をたった一人で調べつくしたのですから、その気迫たるやまさに鬼気迫るものがあったのでしょう。
■竹鶴ノートに見る政孝という人
政孝の気迫と情熱は一人の職人の心を動かし、それまで無視していた遠い異国から来た風変わりな青年に、スコッチウイスキーの造り方を伝授してくれます。
この頭脳明晰な青年に情熱と気迫が備わっていたことが、日本に上質のウイスキーを造り出したと言えるでしょう。
この時の政孝の記録は、2冊のノートに克明に記されていて、竹鶴ノートと呼ばれています。
細部まで細かく描かれたポットスチルの絵と、美しく几帳面な文字で整然と書かれたノートからは、スコッチウイスキーの造り方だけでなく、竹鶴政孝という人物までがわかる貴重なノートです。
これこそがニッカウヰスキーの、そして日本で造る本場スコッチウイスキーの原点であることは、疑いようがありません。
■実はユニークな商品も造っているニッカウヰスキー
ニッカウヰスキーというと、正統派なボトルに入った王道ウイスキーというイメージが強いものの、実はユニークなものも造っています。
NIKKA(ニッカ) G&G アメフトカバーボトルは、ニッカ G&G 黒瓶にアメリカンフットボールのカバーを付けた斬新なボトルデザインとなっていて、カバーは、頭部・胸部で部分的な取り外しすら可能です。
アメリカンフットボールのカバーは赤と黒があり、遊び心が感じられる貴重なウイスキーとなっています。
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