menu list買取商品 - ニッカ G&G 黒ビン 初期ボトル
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ニッカ G&G 黒ビン 初期ボトルの高価買取致します
ニッカ G&G 黒ビン 初期ボトルのご紹介
買取参考価格 | 5000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | ブレンデッドウィスキー |
タイプ | 760ml/43度 |
1975年に発売された「G&G 黒ビン」の初期ボトルです。
1978年に終売した後、黒ラベルデザインのボトルに変更されました。
また、白ラベルの「G&G」の部分が黄色のものも存在しており、そちらは黒ビン発売時の1975年から1977年にかけての2年間の間に造られた商品だと言われています。
スムースな口当たりと樹脂を思わせる甘味が特徴のブレンデッドウィスキーです。
※1520mlは買取価格が異なります。
ニッカ G&G 黒ビン 初期ボトルの歴史
ニッカファンにとっては特別なウイスキー
■スコッチウイスキーの味わい
スコッチウイスキーとは、スコットランドで生まれたウイスキーのことを言いますが、今では世界5大産地のウイスキーの1つであり、同じく世界5大ウイスキーに名を連ねるジャパニーズウイスキーに大きな影響を与えています。
スコッチウイスキーの味わいとは、独特のピート臭と呼ばれるスモーキーな香りが最大の特徴です。
さらにスコッチウイスキーの代名詞ともいえるモルトウイスキーは、原材料に大麦麦芽だけを使用しており、麦芽を乾燥させるためにピートと呼ばれる泥炭を焼きます。
いわゆるスモークさせた状態となるため、麦芽にはこの泥炭のピート臭が付くわけです。
このピート臭に関しては、人によって好き嫌いが分かれるところですが、スコッチウイスキーの最高峰は、まさにこのスモーキーなピート臭を持つモルトウイスキーと言えます。
■本場のスコッチウイスキーにこだわったジャパニーズウイスキーの父
ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝は、現在の大阪大学工学部醸造科で酒造りを学んだ、いわゆる技術者です。
大変頭がよく、聡明な上に、日本人に本物のウイスキーを知ってもらいたいという熱い情熱を持っていました。
竹鶴政孝の考える本物のウイスキーとは、今からおよそ100年前に単身乗り込んでいったスコットランドで、体を張って学び取ってきた技術によって造るウイスキーです。
つまり、独特のピート臭が特徴の、モルトだけを使って造るスコッチウイスキーでした。
政孝がスコットランドに留学したのは元号でいえば大正時代にあたり、この時代に海外へ行って勉強してくることがいかに大変だったかは想像に余ります。
しかも、ウイスキー造りを学ぶために入ったグラスゴー大学では、座学においては学べるものの、実際に蒸留所でウイスキー造りができなかったことから、政孝は焦燥の念に駆られます。
けれど、ジャパニーズウイスキーの父と呼ばれるだけの人物はやはり違います。
自らスコットランド中の蒸留所に実習させてほしいという手紙を送り、成功したのです。
さらに、実習先の職工たちに無視され続け、ウイスキー造りの工程のそばには近寄らせてももらえません。
そこで、政孝はポットスチルの清掃という誰もが嫌がる仕事を率先して引き受け、夜遅くまで熱心に仕事に励みます。
そんな政孝の姿勢に心を打たれた年老いた職人が、彼に手ほどきをしてくれたのです。
政孝のひたむきな情熱と鬼気迫る思いが、人種を越えて人の心を打ったと言えるでしょう。
■ニッカウヰスキーが好まれる理由
ニッカのウイスキーとは竹鶴政孝の奮闘の歴史であり、それがニッカウヰスキーが好まれる一番の理由と言ってよいかもしれません。
本物のウイスキーであることに徹底的にこだわった竹鶴政孝が造り上げたニッカウヰスキーは、政孝がこだわり抜いたモルトウイスキーとともに、今ではグレーンウイスキーや、アップルブランデー、リンゴのお酒なども造っています。
蒸留所が軌道に乗るまでに多くの辛酸をなめた大日本果汁株式会社時代のことも大切に守り、それぞれの分野でニッカウヰスキーにしか造ることのできない商品を造り続けているわけです。
竹鶴政孝のゆるぎない信念とウイスキー造りにかけた情熱こそが、長い年月が流れた今の時代に、ニッカウヰスキーにしか飲まないというファンを多く持っている理由でしょう。
■余市蒸留所ならではの味わいが感じられる初期のウイスキー
NIKKA(ニッカ) G&G 黒瓶 初期ボトルは、余市蒸留所で造られ、1975年に発売されたものです。
G&Gは正式にはゴールド&ゴールドと呼び、その後、いくつか異なるウイスキーをシリーズ化して発売しています。
1978年に黒ラベルデザインのボトルに変更されたことによって、黒瓶初期ボトルは姿を消すことになりました。
スムーズな口あたりと樹脂を思わせる甘みは、シロップやバニラウエハースへと変わり、後半は徐々にピーティーな淡い麦芽風味へと変わっていきます。
ほのかなスモーキー感にほろ苦いピートの味わいが重なり、飲みやすい味わいに仕上がっているのが特徴です。
余市蒸留所で造ったことがしっかりと感じられるこのG&Gは、ニッカウヰスキーの中でも特に多くのファンに愛されたウイスキーで、その終了を惜しむ声はいまだに聞かれるほど愛されました。
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