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ニッカ ノーサイドの高価買取致します
ニッカ ノーサイドのご紹介
買取参考価格 | 1000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | ブレンデッドウイスキー |
タイプ | 450ml/35度 |
1989年以前に造られた2級の商品です。
1989年の酒税法改正により、1級や2級といった品質による級別は廃止となりました。
この商品は1984年9月から1993年5月まで販売されていました。
「ニッカ ノーサイド」に使われているスピリッツは、焼酎やウィスキー、ブランデー、原料用アルコール以外の蒸留酒類等のことであり、エキス分が2度未満のものの総称です。
ニューメイク・スピリッツまたはニュー・メイクとも呼ばれています。
※225ml、900ml、1920mlは買取価格が異なります。
ニッカ ノーサイドの歴史
酒税法の歴史と改正以前に造られたニッカのウイスキー
■常に税の対象となってきたのが酒
日本での酒の歴史は、稲作が根付いた弥生時代に米を原料にした日本酒造りから始まるという説が一般的です。
米と麹という酒造りに必要な2つの材料が、主食となる米作りで豊富に手に入るとなれば、米が主食の日本人にとって最も歴史の長い酒となったのも当然といえます。
日本にとどまらず、世界中で人類は酒を造り、その歴史の中で常に飲んできました。
人は酒なしでは生きられない生き物であることは、歴史が証明しているといっても過言ではなく、世界中にさまざまな材料を元に造った酒が存在しているのもその証拠です。
人は身近にたくさんあるものを使って酒を造り、常に必要なものと位置付けてきたのは、歴史を紐解いてみるとよくわかります。
そんな人々の生活になくてはならないものだったからこそ、いつの時代もどこの国でも、酒は課税対象であり続けました。
税金が課せられるとわかっていても、飲むことをやめられない人が多かったことも、酒と税が常にコインの裏表のように世界中の国々で課税対象となっていたことを裏付けています。
■日本における酒税法
日本で酒に対する課税が行われたのは室町時代になってからのことで、当時は酒を売買する酒造業者に課税が行われていました。
江戸時代には決められた者しか酒造りができない酒株という制度ができ、量も制限されていたために十分な税金を取ることができなくなります。
税収を増やしたい江戸幕府は非課税対象だった分野を課税対象にするなど、あの手この手で酒に課税したという記述が残っており、江戸時代には日本全国で盛んに酒が飲まれていたことがわかります。
その酒に税を課して税収を得ようという考え方も、現代社会と何ら変わりません。
現在は酒税法と呼ばれる税法のもと、酒に対する課税が行われていますが、酒税法改正と呼ばれることもあるのは、1962年(昭和37年)以来変わらなかった内容を抜本的に見直したことによります。
改正は1989年(平成元年)4月1日から施行され、これまでの級による酒のランクの表示が廃止されました。
中身の酒の価値が価格差にダイレクトに反映する税制に変わったことで、値段の差が品質の差になったわかりやすさを歓迎した人も多かったのです。
一方で、旧酒税法では原酒の使用割合で級別に振り分けていたのが、改正後は原酒の使用率が10%以上であれば、ウイスキーやブランデーと名乗れるようになりました。
改正前のウイスキーの場合、特級ランクには原酒が30%以上入っていなければならないと定められていたことから、かえって選ぶのが難しくなったという声もあったのです。
■反発したであろうジャパニーズウイスキーの父
ジャパニーズウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝のウイスキーづくりへのこだわりは、並大抵のものではありません。
だからこそ日本で本格的なシングルモルトウイスキーを造り出すことができたのですが、終戦後に他のウイスキーメーカーがこぞって少ない量の安い三級ウイスキーを造るのに対し、絶対に造らないと拒否し続けます。
筆頭株主らから、このままでは会社が潰れると説得されてしぶしぶ造ることにしたものの、当時の酒税法における上限5%まで入れることを徹底し、抵抗をしているところが職人・政孝らしい逸話です。
おそらく酒税法改正にも、一言モノ申したのではないでしょうか。
■政孝の抵抗が感じられる特別なウイスキー
ニッカ ノーサイドは1989年以前に造られた、当時の酒税法において2級にあたるウイスキーです。
1984年9月から1993年5月にわたって販売されていたニッカウイスキーからは、政孝の徹底抗戦の姿勢が感じられそうです。
ニッカ ノーサイドは、ニューメイク・スピリッツまたはニュー・メイクとも呼ばれるスピリッツが使われています。
ちなみにスピリッツとは焼酎やブランデー、原料用アルコール以外の蒸溜酒類等を指し、エキス分が2度未満の総称です。
2級であればウイスキーの原酒は10%以上、17%未満と定められていましたので、原酒割合が気になるニッカといえそうです。
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