menu list買取商品 - ニッカ ピュアモルト ホワイト
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
ニッカ ピュアモルト ホワイトの高価買取致します
ニッカ ピュアモルト ホワイトのご紹介
買取参考価格 | 6000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | アサヒビール株式会社/ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所 |
地方 | 北海道 |
地区 | 余市郡 |
分類 | ピュアモルト |
タイプ | 500ml/43度 |
余市蒸留所のヘビーピートタイプのモルト原酒を主体に造られたウィスキーです。
このシリーズは「レッド」、「ブラック」、「ホワイト」の3種類が存在し、その内の一つになります。
海草やヨードのような強いピート香が特徴的なコクのある柔らかな味わいが口の中に広がります。
ウィスキー用語で「ピート香」は、モルトウィスキーの原料である麦芽を乾燥させる際ピートを燃やすことから呼ばれています。
そのピートは、植物が積み重なり、長い年月をかけ炭化した泥炭のことです。
ピートをたいて大麦を乾燥させることで、その香りが大麦麦芽に移ります。
これにより生まれた香りのことを「ピート香」や「スモーキーフレーバー」と言われています。
ニッカ ピュアモルト ホワイトの歴史
こだわりの人だったジャパニーズウイスキーの父
■マッサンは実在の人物
NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」は、日本で本物のウイスキーを造りたいと夢見る青年と、その熱意に惹かれた一人のスコットランド人女性との愛と苦労を描いたドラマとして大ヒットしました。
作中でエリーは青年のことをマッサンと呼び、ドラマのタイトルにも用いられていますが、ジャパニーズウイスキーの父として知られる竹鶴政孝その人が、実際にマッサンと呼ばれていたのです。
1894年(明治27年)生まれの竹鶴政孝は、明治、大正、昭和の3つの時代を、ウイスキーづくりへの熱い想いを抱いて生きていきました。
作中でエリーと呼ばれた妻の名はリタで、スコットランドへ単身ウイスキーづくりを学びに行った際に出会います。
単身渡英した政孝も勇気ある人ですが、その政孝について見知らぬ異国の土地で暮らす決意をしたリタもまた、並外れた勇気の持ち主だったといえます。
リタに先立たれた政孝が、子供のように泣きじゃくりながら「おばあちゃんが死んじゃった」と家の中を歩き回っていたという孫の言葉からもわかるように、政孝とリタが互いに信頼し、愛し合っていたことを物語る出来事です。
■こだわりが強すぎる性格
大きなことを成し遂げられる人物というのは、よくも悪くもこだわりを持っています。
政孝はかなりこだわりが強く、しばしばその人生を語るにあたって強すぎるこだわりが見えてくるのが特徴です。
日本で本物のウイスキーを造りたいと願っていたのは、竹鶴政孝だけではありません。
サントリー創業者である鳥井信治郎もまた、商人というこだわりから本格的なウイスキーを造りたいと願っていました。
スコッチウイスキーの権威であるムーア博士にスコッチウイスキーの造り方を聞きに行き、すでに学んで帰ってきた青年がいると教えられた鳥井は政孝の元へ赴き、サントリーの前身である寿屋洋酒店でウイスキーを造るように誘います。
サントリーが発売した国産ウイスキー第一号の指揮を執ったのは、日本のウイスキーの父である竹鶴政孝だったのです。
出来上がったウイスキーは散々な味で、まったく売れませんでした。
原材料にとことんこだわって上質なものを求める政孝に対し、遠くから仕入れたのでは原価が上がって儲けにならないと退ける鳥井の間で折り合いがつかず、結局中途半端なものしか出来上がらなかったからです。
鳥井は商人として、政孝はウイスキーづくりの職人として、どちらもこだわりが強すぎたことを考えると、別々にウイスキーづくりに取り組んだのは、現在の2つのウイスキーメーカーの人気を見てもよい選択だったといえます。
■軌道に乗るまでの困ったこだわり
余市をウイスキーづくりの場所と決めた政孝でしたが、最初は大日本果汁株式会社としてリンゴジュースの製造販売をしていました。
原酒が出来上がるまでウイスキーづくりのことは株主たちには黙っていようという目論見だったのですが、ここでも政孝のこだわりが災いします。
今ではおなじみの白濁した100%リンゴだけのジュースですが、当時は好まれませんでした。
ピュアモルトにこだわる政孝が100%リンゴだけのジュースにこだわったことで、大日本果汁には返品されたリンゴジュースが山積みになったのです。
支援者からの援助と、ようやく打ち明けたウイスキーづくりに対する理解によって救われた政孝は、無事に大日本果汁株式会社からニッカウイスキーへと変わり、優れたウイスキーを次々と世に送り出しますが、当時の周囲の人たちは大弱りだったことでしょう。
■政孝こだわりのピュアモルト
NIKKA(ニッカ) ピュアモルト ホワイトは、ピュアモルトウイスキーづくりにこだわった政孝が、キャンベルタウンに似た場所を探し求めた余市蒸溜所で造られているウイスキーです。
モルト原酒にはベビーなピートを主に使っており、レッドとブラック、ホワイトの3つの種類があるシリーズです。
ホワイトは海草やヨードで形容される強いピート香の強さが際立つ仕上がりですが、飲んでみるとコクのあるやわらかな味わいを堪能できます。
モルトを泥炭で燻すという作業工程は、ピュアモルトウイスキーならではですが、好き嫌いが分かれるところです。
クセのある味わいといわれることも多いものの、政孝がこだわったピュアモルトの味わいを知るにはおすすめのニッカウイスキーといえます。
- 買取商品検索