menu list買取商品 - ニッカ 竹鶴政孝生誕100周年 秘伝
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ニッカ 竹鶴政孝生誕100周年 秘伝の高価買取致します
ニッカ 竹鶴政孝生誕100周年 秘伝のご紹介
買取参考価格 | 16000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | ブレンデッドウイスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
1944年がニッカの創業60周年にあたり、さらに竹鶴政孝の生誕100周年でもあることから、これを記念して造られた商品です。
竹鶴政孝の誕生日である6月20日に販売された限定品です。
開発はマスターブレンダーの竹鶴の後を受け継いだ、当時のブレンダーチームが行っています。
オーソドックスなブレンデッドウィスキー本来の深いコクが味わえる逸品です。
余市蒸留所を創業後に初めて世に送り出した第一号のウィスキー「ニッカウヰスキー」にちなんでボトルの下部に矢来カットを施しています。
ニッカ 竹鶴政孝生誕100周年 秘伝の歴史
政孝生誕100年とニッカ創業60年を祝うウイスキー誕生の裏には
■2つのウイスキーブランドの違い
ニッカウヰスキーと言えば、誰もが日本を代表するウイスキーメーカーだと知っていることでしょう。
サントリーと双璧をなす存在ですが、現在ニッカウヰスキーはアサヒグループの傘下でウイスキーづくりを行っています。
サントリーがさまざまなジャンルのお酒を扱い、清涼飲料水も作るといった幅広い分野で事業を行ってきたのは、サントリーの創業者である鳥井信治郎が優れた商人だったことが大きく影響していると考えられます。
日本に本物のウイスキーをもたらしたという点では、竹鶴政孝に引けを取らない鳥井信治郎ですが、竹鶴と鳥井との決定的な違いは、竹鶴がウイスキーを造る職人であったこと、鳥井はウイスキーを売る商人だったことです。
ウイスキーへの情熱は甲乙つけがたい2人が互いに違う分野で才能を発揮した結果、サントリーは独自経営でウイスキーを造るのに対し、ニッカウヰスキーはアサヒグループの傘下でウイスキーを造るという現状を作り出したと言えます。
ニッカウヰスキーに関しては、ウイスキーづくりは堅実に行わなければならない、したがって可能な限り小規模で経営をすべきという創業者の政孝の考えから、余市蒸留所創業当時はまさに小規模そのものでした。
その後もむやみやたらと事業拡大に乗り出さなかったのが、現在のニッカウヰスキーの経営状態につながったのかもしれません。
■存亡の危機を生んだリンゴジュース製造
余市にはリンゴが豊富にありましたので、リンゴジュースをつくりながらひそかにウイスキーの原酒が育つのを待つというのが、政孝の胸算用でした。
誠実な人柄と称される政孝ですが、会社への出資を募るにあたって、サントリーと鳥井には恩があるから、余市でウイスキーを造るつもりはないと出資者に説明したとされています。
実際には原酒が育つのを今か今かと待ちかねていたのですが、リンゴジュースが返品の山となったのを受けて資金繰りに行き詰まり、ついに出資者にリンゴジュースの製造販売をメインに続けるものの、実はウイスキーを造りたいと思っているとようやく本音を吐露したのです。
聡明な頭で練った策が思い通りにいかなかったために本心を言わざるを得なかった政孝ですが、あれほどの気迫と情熱で学び取り、ウイスキーを造りたい一心で余市に来たというのに、そのウイスキーづくりを隠していたのはウイスキー工場の経営が非常に困難な現実を、スコットランドで肌から感じてきたせいかもしれません。
■出資者が支援者でもあった理由
返品されたリンゴジュースの山を前に途方に暮れる政孝が、とうとう出資者たちに告げた本音でしたが、彼らは怒ることなく出資を続けました。
出資者は政孝だからこそと思って集まった、支援者でもあったのです。
彼らが一斉に資金を引き上げなかったのは、政孝がだますつもりで嘘をついたのではなく、予定が立たないための隠し事のような嘘だったと捉えたのではないでしょうか。
すぐに造ることができないウイスキーだけに、出資者であり支援者でもあった人たちが出資を続けたのは、政孝なら大丈夫と考えたのかもしれません。
後世に日本のウイスキーの父と名を残した政孝は、周囲の人々を惹きつける魅力やオーラ、パワーを持っていたと言ってよく、最後にはその人柄が上質のウイスキーを生み出したと言えます。
■2つの記念で造られた特別なニッカ
NIKKA(ニッカ) 竹鶴政孝生誕100周年 秘伝が発売されたのは1944年のことで、ニッカウヰスキーが創業して60周年にあたります。
さらに創業者・竹鶴政孝の生誕100周年でもあり、2つのお祝いを兼ねて生み出されたウイスキーです。
限定品なのはもちろんですが、政孝の誕生日の6月20日に販売されたとあって、ニッカのウイスキーが好きな人にとってはぜひとも手に入れなければ気が済まない一本となったことでしょう。
ブレンデッドウイスキーとなっており、マスターブレンダーとして活躍した政孝から引き継いだ当時のブレンダーチームが造ったのも特徴です。
ブレンデッドウイスキーが持つオーソドックスな味わいながらも、深いコクが味わえるあたりはさすがニッカ、創業者・竹鶴政孝の名を冠してのウイスキーですから逸品なのは当然です。
余市蒸留所から生まれた記念すべき第1号のニッカウヰスキーにちなみ、ボトルの下の部分には矢来カットが施されています。
細部にわたって竹鶴政孝の偉業を称えるウイスキーとなりました。
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