menu list買取商品 - 鶴 白瓶 ニッカ
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鶴 白瓶 ニッカの高価買取致します
鶴 白瓶 ニッカのご紹介
買取参考価格 | 6300円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | ブレンデッドウィスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
ニッカウヰスキーが誇る「鶴」は、創業者である竹鶴政孝氏の人生における集大成と言っても過言ではない、ブレンデッドウイスキーの最高傑作といわれています。
「鶴」の完成から3年後にこの世を去った竹鶴政孝氏。
日本人に媚びない本物のウイスキー造りを目指した竹鶴政孝氏の遺作でもある「鶴」は、繊細で清らかながらも、潔く力強い信念がこもった味わいとなっています。
日本のシンボル的存在でもある「鶴」が彫られた通称「白瓶」と呼ばれる真っ白な陶器ボトルは、日本を代表する陶磁器ブランド「ノリタケ」が手掛けており、すでに終売品でもある銘柄のため買取価格相場は日毎に高騰しております。
鶴 白瓶 ニッカの歴史
竹鶴政孝が造り上げたニッカウヰスキーという会社
■ 竹鶴政孝が目指したのはウイスキーづくりだけではなかった
ジャパニーズウイスキーの父で知られる竹鶴政孝は、その聡明さゆえに本物のウイスキーの造り方を、本場のスコットランドで体を張って学び取って帰ることができたのですが、ウイスキーづくりの技術とともにスコットランドで学んできたことがほかにもありました。
ツテも知り合いもない中、入学した2つの大学では日本で学んだこと以上の知識を習得することはできませんでした。
政孝は図書館でひたすら関係図書を読み漁りますが、その様子を見た教授が勧めてくれた1冊の本は、政孝にとってウイスキーづくりのバイブルとなったのです。
帰国後も手放すことなく大切にしていたことからも、政孝が求めていたことが書かれていた貴重な書籍でした。
とはいえ、座学だけではウイスキーを造れるようにはならないと考えた政孝は、多くの蒸留所の門を叩き、実習をさせてほしいと言って回ります。
この体当たり精神と気迫は驚くべきものですが、たいていは門前払いでした。
政孝のすごいところは、たとえ実習を断られても行く先々で蒸留所の様子をつぶさに観察したことです。
ほとんどが小規模の蒸留所で、ウイスキー工場を運営していくことの難しさもまた、政孝は学んでいたのです。
■ ニッカウヰスキーの社風
紆余曲折を経て、1940年(昭和15年)ついにニッカウヰスキーの社名のもと、第一号となるウイスキーの販売にこぎつけた政孝は、ウイスキー製造者だけでなく実業家としての責任も背負っていました。
ニッカウヰスキーの前身の大日本果汁株式会社で体験した大量の返品リンゴジュースによる資金繰り悪化という危機を繰り返さないためにも、実業家として会社の経営にしっかり取り組んだのです。
その根底にあったのがスコットランドの小規模蒸留所の姿で、安定した経営をするためには過剰投資は慎むのがよいと判断し、本来は2基あることでスムーズなウイスキーづくりができるポットスチルをあえて1基しか置かず、その代わり自らが率先して従業員を率いて、過酷な条件下でウイスキーを造り続けました。
■ 従業員を大切にした竹鶴政孝
本物のウイスキーづくりにこだわる創業者が選んだ作業工程は、従業員にとってかなり改変な仕事でしたが、政孝本人が加わっているのですから頑張らないわけにはいきません。
一方で政孝は、社員だけでなくその家族も含めて、さまざまなレクリエーションやスポーツ活動を盛んに行いました。
これがよく働き、よく遊ぶというニッカウヰスキーの社風の一つになったのは、政孝自身が仕事を頑張るには家族とともに過ごす時間が大事だと痛感していたからでしょう。
この政孝自身の考えは、大正中期にあってにわかには信じることができないほど革新的な言葉で記されています。
退出時間が来たら遠慮なく家に帰り、家族と楽しい夕べを過ごすことが人として踏むべき道だと言うのです。
実際にはもっと具体的に仕事の仕方に触れ、さらに仕事が終わったらどのように過ごすのが人生を有意義なものにし、人として踏むべき道ではないかと問いかける文章となっていますが、それにしても退出時間が来たらとっとと帰ってよろしいという創業者は、当時の日本には数えるほどしかいなかったのではないでしょうか。
ジャパニーズウイスキーの父は、ウイスキーづくりだけでなく実業家としても稀有な人材だったのです。
■ ジャパニーズウイスキーの父が手掛けた最高峰
「NIKKA(ニッカ) 鶴 白瓶」は、ウイスキーにこだわり続けた政孝自ら手掛けたニッカウヰスキーの最高峰と言える逸品です。
初代マスターブレンダーとして活躍した政孝がウイスキーに注いだ情熱の集大成として造られたのが「鶴」でした。
鶴の17年表記は、2代目マスターブレンダーである養子の竹鶴威(たけし)によってリニューアルされたもので、ニッカウヰスキーファンならどちらも飲みたくなることでしょう。
日本が誇る陶器のトップブランド、ノリタケが作ったボトルを用いており、その美しいボトルもまた最高峰品質のウイスキーに華を添えています。
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