menu list買取商品 - ニッカ ブランデー V.S.O.P 白
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ニッカ ブランデー V.S.O.P 白の高価買取致します
ニッカ ブランデー V.S.O.P 白のご紹介
買取参考価格 | 1400円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー/弘前工場 |
地方 | 青森県 |
地区 | 弘前市 |
分類 | ブランデー |
タイプ | 720ml/40度 |
ニッカウヰスキーの前身となる「大日本果汁株式会社」で製造していたリンゴジュースを利用してアップルワインを醸造した後、ポットスチルの完成後はウイスキーとともにアップルワインも蒸留され、ニッカブランデーが誕生しました。
「ニッカ ブランデー V.S.O.P 白」は、リンゴブランデー原酒ならではのエレガントな香りと軽快で飲みやすい口当たりが特徴です。
リンゴの爽やかな甘みと酸味が他のブランデーとはことなる風味を感じられ、樽熟成由来のウッディーな香りを楽しむことができる逸品です。
※50mlボトルは買取価格が異なります。
ニッカ ブランデー V.S.O.P 白の歴史
もともとはリンゴジュース製造の会社だったニッカ
■ニッカと言えばウイスキーの会社
多くの人が楽しみにしているNHK朝の連続テレビ小説では、2014年に「マッサン」というドラマを放送しました。
これが大ヒットとなったのは、マッサンが実在の人物であり、妻エリーを主人公に描いた波乱万丈人生に多くの人が感動したからでしょう。
マッサンとは、ジャパニーズウイスキーの父で知られるニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝で、愛妻のリタがドラマの中ではエリーとなっていました。
このドラマの大ヒットにより、ニッカウヰスキーの売上と蒸留所見学希望者が飛躍的に増え、ニッカと言えばウイスキーメーカーというイメージがますます強くなったものの、実は最初からウイスキーメーカーとして生まれたわけではないのです。
その理由は、ウイスキーを造るにはまずは原酒を造らなければならないことにありました。
■余市で始まった政孝の夢への第一歩
余市は政孝にとって心の故郷にもなった、スコットランド・キャンベルタウンにそっくりでした。
政孝はリタに、日本のスコットランドを見つけたと興奮して告げたことからも、スコットランドでの実習が政孝にとっていかに貴重な体験だったかが分かります。
1934年(昭和9年)4月、余市でウイスキーづくりに取り掛かった政孝ですが、創業当時からニッカウヰスキーだったわけではなく、当時は大日本果汁株式会社と名乗っていました。
余市で豊富に栽培されていたリンゴに目をつけ、ウイスキーの原酒が出来上がるまではリンゴジュースの製造販売で資金を手に入れようとしたのです。
政孝は近隣のリンゴ農家に声をかけ、落ちたリンゴや傷んだリンゴまですべて買い取ります。
しかも、かなりの高値で買い取ったことから、多くのリンゴ農家が喜んで持参する有様です。
なぜ政孝がこれほどまでに多くのリンゴを買い取ったかというと、リンゴだけを使った100%リンゴジュースへのこだわりからでした。
ただ、出来上がったリンゴジュースはさっぱり売れず、大日本果汁株式会社にはリンゴジュースの返品の山ができてしまったのです。
返品の山は、政孝の職人としてのこだわりから、たとえリンゴジュースであっても妥協を許さないことと、当時の人の口に合わなかったことが原因です。
今ならそのおいしさを分かってもらえるでしょうが、時代の先を行く竹鶴政孝だっただけに周囲が追い付かず、苦労が絶えなかったと言えるでしょう。
■苦労も教訓として糧に
リンゴジュースの大失敗でウイスキー製造すら危ぶまれたものの、筆頭株主たちの理解と援助を得られたことから無事にウイスキー製造に乗り出すことができます。
大日本果汁株式会社を縮めて日果(にっか)と呼んでいたことに倣って、新しく誕生したウイスキーメーカーの名をニッカウヰスキーとしました。
ウイスキーではなくウヰスキーとしたのはこれまた政孝のこだわりで、ウイスキーづくりにおいて命とも言える水にこだわったことから、社名申請ではウ井スキーとしたのです。
ところが当時は漢字とカタカナの併用が認められなかったことから、カタカナで使われていたヰ(イ)の字を用いることで社名登録ができました。
ヰの発音が英語に近いという理由も込められていて、社名のたった1文字にも創業者・竹鶴政孝のこだわりが詰まっていることが分かります。
返品の山を築いたリンゴジュースは、今では蒸留酒としてブランデーにしており、その味わいが人気です。
当時は受け入れられなかったリンゴジュースも今ならおいしいと絶賛されるのではという予想は、ニッカウヰスキーがリンゴジュースからつくるアップルブランデーのおいしさが証明しています。
■ニッカだからこそ作れる味わい
ニッカ ブランデー V.S.O.P 白は、リンゴブランデー原酒が持つエレガントな香りに、リンゴを原料にしているために軽快で飲みやすい口当たりが魅力です。
ブランデーは果実酒のため、さまざまな果実が使われますが、ニッカならではのリンゴからは、爽やかな甘みと酸味が楽しめます。
ウイスキー同様に欠かせない熟成によって、ウッディーな香りも楽しめるのがニッカならではです。
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