menu list買取商品 - アラン オレンジ・アラン バーボンバレル 1998
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アラン オレンジ・アラン バーボンバレル 1998の高価買取致します
アラン オレンジ・アラン バーボンバレル 1998のご紹介
買取参考価格 | 15000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/55度 |
「カラーズ・オブ・アラン」は、ウイスキーの色や味わいから連想させる「カラー」に焦点を当てたシリーズです。
シリーズ第1弾の「オレンジ・アラン」は、バーボンバレルの14年熟成で、シングルカスク、カスクストレングス、ノンカラーリングのボトリングです。
色はオレンジがかったアンバーで、トップはアランらしい蜂蜜、シトラスで、時間と共にジャファケーキ、フレッシュなイチジク、バナナ、ブラジルナッツ、そしてミネラルと塩。
口当たりはねっとりと甘く、蜂蜜、チャツネ、金柑、煮た果実を想像させます。
オレンジピールのスパイスへとどんどん広がり、舌の上にホワイトペッパーを残しながら消えていき、他を凌駕するコクのある旨味と年数以上の複雑さは圧巻です。
アラン オレンジ・アラン バーボンバレル 1998の歴史
ウイスキーは熟成の期間に歴史を生み出すお酒
■熟成させるお酒
日本酒は米を原料にし、米麹を加えて発酵させ、発酵を終えた時点で飲むお酒です。
その点でいえば、ワインも同じですが、ワインは樽に入れて熟成させることで知られています。
それに対して日本酒を樽に入れて熟成させることはありません。
日本で熟成させると美味しいお酒を挙げるなら、沖縄の泡盛でしょう。
とはいえ、泡盛は焼酎に分類される蒸留酒ですので、日本酒とは根本的に異なります。
泡盛は長く熟成させた古酒(クース)と呼ばれるものの方が値段が高く、味わいも豊かで美味しいとされるのが特徴です。
ただ、樽に入れて熟成させるのではなく、甕や瓶を用います。
日本では樽を使って熟成させるという方法は、歴史を振り返ってみてもほとんどありません。
島国であることから、容器も西洋式の樽ではなく、日本独自のものを使い、造っていたからでしょう。
樽を使って熟成させるお酒としては、ブランデーやウイスキーがよく知られています。
どちらも蒸留酒ですので、蒸溜を終えた時点では無色透明ですが、樽に入れて熟成させることにより独特の琥珀色へと変化していきます。
お酒の種類にもよりますが、数年から数十年にわたって熟成させることも珍しくありません。
■熟成されるほど高価になる理由
熟成を樽で行うお酒に共通しているのが、熟成が進んだものほど高価であるということです。
これには「天使の取り分」や「天使の分け前」と呼ばれるものに理由があります。
樽での熟成の場合、液体は通さないものの気体はスカスカと通ってしまうことから、蒸発してしまった気体の分だけお酒の量が目減りします。
この蒸発してしまう分のお酒のことを、「天使の取り分」と呼んでいるわけです。
ワインやブランデーの樽による熟成期間は、それぞれの銘柄によって異なりますが、長くて数年といった期間が圧倒的多数です。
これで熟成しますし、熟成させすぎると逆に味が落ちる場合もあります。
それに対してウイスキーは、30年といった長い熟成期間になるものもあり、当然のことながら天使の取り分は増え、結果的に商品になる量は減り、その分だけ値段が高くなるという仕組みです。
何十年と樽で熟成されたウイスキーを飲む場合は、天使と一緒に飲むから高いのだという考え方をするのがいいかもしれません。
■熟成期間に歴史を重ねてみよう
最近、自分の生まれた年にできたものを購入するというのが流行っています。
自分史を振り返るためのお酒としては、熟成期間の長いウイスキーは最適です。
晴れてお酒が飲める20歳の年に造られた30年もののウイスキーを探し、50歳で飲んだとしたら、天使の取り分が発生し続けた30年の間の自分史を振り返ることができるのではないでしょうか。
30年もの間、樽で熟成されてきたウイスキーはおそらく高価でしょうが、自分自身の歩んできた歴史を振り返りながら飲むには、これほどピッタリのお酒はありません。
30年の間には様々なことが変わります。
20歳になり、お酒を飲んでいい年齢になった時、最初に何を飲んだかを思い出すことや50歳になるまでの間、どんなお酒を飲み、どのように好みが変わっていったかを思い出すのもまた一興です。
30年もののウイスキーは非常に珍しく、入手するのは困難なため、特別な時にこそ最適と言えます。
■歴史の浅い蒸溜所
アラン島に160年ぶりにできたアラン蒸溜所は、できてまだ20数年にしかならない歴史の浅い蒸溜所です。
シングルモルトのスコッチウイスキーにこだわって造る本格派スコッチウイスキーが評判を呼んでいますが、歴史を振り返るにはまだもう少し年数が必要です。
「アラン オレンジ・アラン バーボンバレル1998年」は、バーボンバレル14年熟成です。
「アラン オレンジ・アラン バーボンバレル1998年」は、アランのカラーシリーズ第一弾で、カラーからウイスキーの味わいや香りを楽しんでもらおうという趣旨で生まれました。
その名の通り、オレンジがかったアンバーなカラーは、気持ちをウキウキさせてくれます。
アランが節目となる熟成の歴史を迎える時に適したウイスキーを造るまでは、カラーでアランウイスキーを楽しむのがおすすめです。
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