menu list買取商品 - ペンダーリン ポートウッド
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ペンダーリン ポートウッドの高価買取致します
ペンダーリン ポートウッドのご紹介
買取参考価格 | 4800円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ペンダーリン蒸留所 |
地方 | ウェールズ |
分類 | シングルモルト・ウェルシュウイスキー |
タイプ | 700ml/41度 |
禁酒運動など歴史背景の影響によりウイスキーの新酒製造を停止していたペンダーリン蒸留所は、約100年ぶりとなる2004年3月1日のセント・デイヴィッドデイの記念日に、チャールズ皇太子立会いの下で復活を遂げました。
新たな歴史が幕開けたペンダーリン蒸留所は、現在に至るまで積極的なリリースを続けています。
フランス市場向けにボトリングされたこの「ペンダーリン ポートウッド(PENDERYN PORTWOOD)」は、ポートワインの熟成に用いた樽で仕上げられており、濃縮したコクのある甘さや果実の酸味が感じられる繊細で複雑ながらもまとまりがあるシングルモルトウイスキーとなっています。
人気の高まりにより、「ペンダーリン ポートウッド」はボトルデザインを変えてスタンダード品として流通するようになりました。
ペンダーリン ポートウッドの歴史
■ラピュタの舞台となった国、ウェールズについて
ウェールズ(Wales)は、イングランド、スコットランド、北アイルランドとともにグレートブリテン島を構成するカントリーのひとつで、イギリス本島南西部に位置しています。
息を飲むほどに広がる美しい景色は知る人ぞ知るイギリス旅行の観光地となっていますが、スタジオジブリ・宮崎駿監督が製作した「天空の城ラピュタ」の舞台になっている地であることはあまり知られていないようです。
映画で描かれた青い海と荒涼な大地、石造りの街並み、そしてラピュタを彷彿とさせるお城「ポウィス・カッスル&ガーデン」。
目の前にロボット兵が出てきても自然と受け入れてしまいそうな世界が現実のものとして目の前に広がる街、それがウェールズです。
ロンドンから首都カーディフまで電車で約2時間の距離にあるウェールズには、都市部では見ることができないダイナミックな大自然が楽しめるのも魅力のひとつです。
人口よりも羊の数の方が多いと言われるウェールズの独特の景観が世界中の観光客を惹きつけてて止まないのでしょう。
そんなウェールズで盛んなスポーツが近年日本でも人気急上昇した「ラグビー」です。
国内で最もポピュラーなスポーツのラグビーは、ウェールズにとって国技であり文化でもあります。
1999年ラグビーW杯のために建設された収容人数74,500人の「ミレニアム・スタジアム」は、地元サポーターのみならずラグビー王国の聖地として観光客にも人気のスポットとなっています。
ウェルシュウイスキーの代表銘柄「ペンダーリン」にも、国技ラグビーをモチーフにした「ペンダーリン ザットトライ」や「ペンダーリン グランドスラム 2019 エディション」、「ペンダーリン 125周年記念 ウェールズ ラグビーユニオン」などがラインナップされています。
■ポートワインカスクで仕上げたウイスキーの味わい
ウイスキーの味や香りを決める最も重要な要素は、樽(カスク)に詰めて行われる熟成です。
なぜウイスキーの熟成に樽が用いられるようになったのか、それは19世紀初頭にイギリスやアメリカへ輸送するためにワインやラム酒、シェリー酒の樽を使い始めたのがきっかけと言われています。
当時の生産者たちは、急増したウイスキーの消費量に合わせて一度に多くの量を貯蔵・運搬するために樽を使い始めましたが、その樽にも違いがあり、材質やもともと詰めていたお酒の種類によってウイスキーの味わいや香味が大きく変わるということに気付きます。
今ではウイスキーの造り手がオークの種類や樽のサイズ、樽の使用回数などを緻密に使い分けて理想の味わいを生み出しています。
「ペンダーリン ポートウッド(PENDERYN PORTWOOD)」は、ポルトガル北部のポルト港から出荷される「ポートワイン」の空き樽で仕上げ熟成を行ったウイスキーです。
シェリーと同様、ポートワインはブランデーなどの蒸留アルコールを添加し発酵を止めて作られる世界三大酒精強化ワインの一種で、とりわけアルコール度数が高く、濃厚な甘味が特徴のワインです。
ポートワインは主に「ルビーポートワイン」「トゥニーポートワイン」「ホワイトポートワイン」の3つの種類に分けられますが、この中でウイスキーの熟成に使われるのは一般的に「トゥニーポートワイン」となります。
ルビーポートよりも色が濃いトゥニーポートワインは、力強い味わいとフルーティーな香りが特徴で、パワフルな渋みとわずかな酸味に甘みがバランスよく合わさった味わいです。
このポートワイン樽で熟成されたウイスキーは、熟成感が強くなり粘性を帯びると言われています。
■ペンダーリンは世界唯一のウェルシュウイスキー
ワインがフランスワインやイタリアワイン、ドイツワインなどの生産国によってその土地の風土や用いられる素材が違うように、ウイスキーも有名どころではスコットランド産のピーティーでスモーキーな風味が特徴のスコッチをはじめ、穀物のみを原料とするソフトな飲み口のカナダ産カナディアンウイスキーやバーボンで有名なアメリカンウイスキーなど、世界にはさまざまな種類のウイスキーがあります。
そのひとつに世界でたったひとつの蒸留所で造られているウイスキーがあります。
それが、ペンダーリン蒸留所で生産されている「ウェルシュウイスキー(WELSH WHISKY)」です。
ペンダーリン蒸留所は、イギリス本島南西部に位置するグレートブリテン島を構成する国のひとつ、ウェールズ(Wales)のブレコン・ビーコン国立公園内にて1998年に創業を開始しました。
デビッド・ファラウェイ博士により「スコットランドにもアイルランドにもないような蒸留器」として考案された、単式蒸留器と連続式蒸留器が組み合わさった世界で唯一の蒸留器がペンダーリン蒸留所最大の特徴です。
時勢を反映して低い電力で高い度数の原酒を作り出せるよう工夫されたこの蒸留器の容量は2,500リットル。
一日に1回8%のウォッシュが注ぎ込まれ、250リットルのニュースピリッツを2回生産しています。
気化したアルコールはそのまま上部に設置されている連続式蒸留コラムに入り、7枚のプレートを通してスピリットセイフに入っていくシステムになっていますが、この時のアルコール度数は92%、その後加水して62.3%で樽詰めされます。
熟成には、アメリカ・ケンタッキー州フランクフォートで1773年に創業した由緒ある最古の蒸留所、バッファロートレース蒸留所(BUFFALO TRACE DISTILLERY)から輸入したバーボンカスクを使用。
その後は、マデイラ樽やシェリー樽、ポートワイン樽の空き樽でフィニッシュをかけます。
スコッチでもアイリッシュでもない、唯一無二の味わいを持つ「ウェルシュウイスキー」は今世界から多くの関心と評価を集めるトレンドなウイスキーと言えるでしょう。
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