menu list買取商品 - ポートエレン 32年 15thリリース 1983年蒸留
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ポートエレン 32年 15thリリース 1983年蒸留の高価買取致します
ポートエレン 32年 15thリリース 1983年蒸留のご紹介
買取参考価格 | 120000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ポートエレン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アイラ島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/53.9度 |
アイラ島のポートエレン蒸溜所が閉鎖された1983年に蒸留された原酒を2015年にボトリングし、2964本のみシリアルナンバーを打ち込みリリースしたシングルモルトスコッチウイスキー、「ポートエレン 32年」です。
こちらはリミテッドエディションシリーズの15番目にリリースされた長期熟成ボトルとなっております。
シナモンやオレンジなどの凝縮した柑橘、なめし皮や潮の香りに、スモーキーでピーティな風味がアイラモルトの特性をストレートに表現した見事な仕上がり。
伝説的なボトルを輩出し、世界中のウイスキーファンを魅了してきたポートエレンの失われゆく味わいがここにあります。
ポートエレン 32年 15thリリース 1983年蒸留の歴史
今もなおウイスキーファンを魅了してやまないポートエレンの味わいが楽しめる逸品
■今はなきポートエレンの味わいが堪能できる仕上がり
「ポートエレン 32年 15thリリース 1983年蒸留」は、かつてスコットランド・アイラ島にあったポートエレン蒸留所からリリースされたアイラモルトウイスキーです。
ポートエレン蒸留所は1983年に閉鎖されましたが、この「ポートエレン 32年 15thリリース 1983年蒸留」は蒸留所が閉鎖された年に蒸留された原酒を使用しています。
ボトリング年度は2015年で、ボトリングされた数は全部で2,964本でした。
原酒の熟成に使用されたカスクタイプはヨーロピアンオークバットで、ボトリング後のすべてのボトルにシリアルナンバーが打ち込まれています。
またポートエレン蒸留所のリミテッドエディションシリーズの15番目にリリースされた長期熟成ボトルでもあり、今はなきポートエレンの味わいが凝縮された逸品に仕上がりました。
シナモンの香りとオレンジなどの柑橘系のフレッシュなアロマになめし皮や潮の香りが混ざり合い、アイラモルトウイスキーの特徴であるスモーキーでピーティーな風味が見事に調和しているのがわかります。
ポートエレン蒸留所はかつて伝説的なボトルを数多く世に輩出してきました。
今も世界中のウイスキーファンを魅了し続けているポートエレン蒸留所は、ファンの復活を願う声が後を絶ちません。
そんな中にあって「ポートエレン 32年 15thリリース 1983年蒸留」は、ポートエレン蒸留所の失われし貴重な味わいが存分に堪能できる銘酒です。
■ポートエレン蒸留所の始まりと閉鎖まで
スコットランド・アイラ島で1825年にポートエレンの町で操業を開始したポートエレン蒸留所は、当時アイラ島を所有していたウォルター・フレデリック・キャンベル氏の愛妻・エレノアの愛称だった「エレン」から名づけられた蒸留所です。
蒸留所設立は操業開始の前年である1824年で、アレクサンダー・マッカイ氏が地主であるキャンベル氏の支援を受けて設立しました。
アイラモルトらしいスモーキーなフレーバーと、華やかで繊細なアロマが活きたウイスキーがポートエレンの魅力です。
蒸留所の操業開始から10年が経とうとした1836年、ポートエレン蒸留所はジョン・ラムゼイ氏にリースされ、それと同時にラムゼイ氏はキャンベル氏のビジネス・パートナーにもなります。
これによってアイラ島とグラスゴーの間に定期航路を開設することができ、両氏はアイラモルトウイスキーの販路拡大に努めました。
アイラ島でのウイスキー生産が島の一大産業として根付いたのは、このときの航路開設が大きな礎を築いたといわれています。
その後ポートエレン蒸留所は1920年にラムゼイ氏の手から離れ、1925年にはDCL(Distillers Company Ltd=現在のディアジオ)の傘下となります。
しかしウイスキー需要の低迷を受けて、ポートエレン蒸留所は1930年に閉鎖へと追い込まれて行ったのでした。
■再稼働と閉鎖を繰り返しながら未来へとつながる期待
1930年に閉鎖したポートエレン蒸留所ですが、1967年には蒸留所の再稼働にこぎつけます。
しかしスコッチ・ウイスキーは長らく低迷期を迎えたままの状態で、ウイスキーの消費量は一向に増える気配がありませんでした。
そこでアイラ島のカリラ蒸留所も所有していたDCL社は、合理化推進のためポートエレン蒸留所の閉鎖を決めます。
ただしアイラ島にあるほかの蒸留所へのモルト供給を続けるため、モルティング施設だけは稼働していました。
1983年に再び閉鎖されたポートエレン蒸留所は、1987年には建物も解体されてしまい現在は建物の一部分だけが残っている状態です。
閉鎖前に大量の原酒を仕込んで大切に貯蔵され、オフィシャルやボトラーからわずかな量でリリースされています。
時は流れて2017年、ディアジオは2020年にポートエレン蒸留所を再稼働させると発表しました。
その後蒸留所の再稼働予定時期は2021年の予定に変更されましたが、貴重な原酒が完全になくなってしまう前にポートエレン蒸留所の再稼働が待たれます。
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