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17年の熟成期間を経て誕生した味わい豊かな「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」

■プレミアが付いた贅沢なウイスキー

「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」は、アイラ島にあるポートエレン蒸留所で誕生したウイスキーです。
ポートエレン蒸留所で生み出されたウイスキーには、17年のほかにも24年や39年など数多くあるのも特徴です。
これまでにウイスキーファンを魅了する数多くのウイスキーを生み出してきましたが、現在ポートエレン蒸留所は稼働していません。
そのため、市場では販売が中止されているものも多く、手に入れることは至難の業といわれています。
「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」をはじめ、多くのポートエレンウイスキーにプレミア価格が付いており、高いものになると数十万円もの高額な価格で取引されています。
これまで市場に出回ったポートエレンウイスキーは、限定で販売されているため、出荷本数もさほど多くはありません。
そのため、「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」においても贅沢なウイスキーとなっており、今後もますます価格が高騰する一本だとファンの間ではウワサになっているのです。

■現在は廃業したポートエレン蒸留所

「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」の生まれた地であるポートエレン蒸留所は、1825年にアイラ島で創業しました。
高品質なウイスキーを造ることにこだわり、これまでにない高度な技術を駆使して製造していたのもポートエレン蒸留所ならではの歴史の一つです。
時を超えてもウイスキーファンから高い評価を集めており、ウイスキー好きであればポートエレンのこだわりのお酒はぜひとも堪能したい味わいと香りといえるでしょう。
ポートエレン蒸留所は、創業された後にこだわりのウイスキー造りに精を出してきましたが、残念ながら市場の低迷により1983年に生産を終了し、蒸留所も閉鎖されています。
現在は、閉鎖前に保管していた原酒を長期熟成した後に販売しているため、その価値は大変高く手に入れることは困難となっています。
スコットランドにあるアイラ島には数多くの蒸留所が存在します。
それぞれの蒸留所でこだわりのウイスキーを世に送り出していますが、ポートエレン蒸留所で誕生したウイスキーは贅沢な味わいと香りを楽しめると話題です。
ピートの香りを存分に楽しむことができ、味わいは大変まろやかです。
アイラ島のウイスキーの中には香りが強すぎるものもあり、ウイスキー初心者やお酒が苦手な方の中には、香りが苦手だという方も少なくありません。
しかしながらポートエレンウイスキーは、香りが強すぎずフルーティーな香りを楽しめるのも特徴です。
そのため、ウイスキー初心者にもおすすめの一品といえるのではないでしょうか。

■限定販売されている「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」

現在、幻のウイスキーともいわれている「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」は、19世紀はじめにポートエレン蒸留所を所有していたジョン・ラムゼイの確信的な技術が存分に詰まったウイスキーです。
蒸留器で得たアルコール濃度を測定するだけでなく、検査や管理を行うために窓付きの容器を開発するなど、美味しいウイスキー造りに欠かせないスピリットセーフを生み出したのもジョン・ラムゼイです。
「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」は、そんな革新的な技術を駆使して製造された贅沢なウイスキーとなっており、柔らかなピートを堪能できます。
また、味わいが良いのも特徴でなめらかな舌触りを実感しながら甘さスモーキーさまで楽しめます。
絶妙なバランスをたっぷりと感じることができるのも「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」の魅力といえるでしょう。
「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」は、1982に蒸留された歴史あるウイスキーです。
17年間にわたり熟成され、その後2000年にボトリングされ販売がスタートしました。
すでに閉鎖された幻の蒸留所で大切に保管されていた原酒を長期熟成し生まれた「ポートエレン 17年 プロヴェナンス」は、人気が高く高価な品となっていますが、ウイスキー好きの方であればぜひ試して欲しい味わいといえます。